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と🔗⭐🔉
と
(1)五十音図タ行第五段の仮名。歯茎破裂音の無声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「と」は「止」の草体。片仮名「ト」は「止」の初二画。
〔奈良時代までは,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕
と🔗⭐🔉
と
将棋で,「と金」の略。
と🔗⭐🔉
と
〔「と(外)」と同源か。多く「…とに」の形で用いる〕
時。あいだ。うち。「君呼び返せ夜のふけぬ―に/万葉 1822」「はや帰りませ恋ひ死なぬ―に/万葉 3747」
と【ト】🔗⭐🔉
と [1] 【ト】
洋楽の音名。欧語音名 G に当てた日本音名。基準音イより短七度高い音。
と【人】🔗⭐🔉
と 【人】
「ひと」の省略形。「おとと(弟)」「はやと(隼人)」「ぬすっと(盗人)」「すけっと(助人)」などの「と」がこれにあたる。
と【十】🔗⭐🔉
と [1] 【十】
数のとお。じゅう。多く名詞の上に付いて,接頭語的に用いる。「―文(モン)」「―月」
と【戸】🔗⭐🔉
と [0] 【戸】
〔「門(ト)」と同源〕
窓や出入り口,門・戸棚などに取り付け,開閉して内部と外部とを仕切ったり,出入り口を閉ざしたりするための建具の総称。「雨―」「―をあける」
と【外】🔗⭐🔉
と 【外】
(1)そと。ほか。「家の―」「―に出でぬ/竹取」
(2)便所。厠(カワヤ)。「―エマイル/日葡」
と【利・鋭】🔗⭐🔉
と 【利・鋭】
〔形容詞「とし(利)」の語幹から〕
するどいこと。すばやいこと。多く「利目(トメ)」「利心(トゴコロ)」など複合した形でみられる。
と【所・処】🔗⭐🔉
と 【所・処】
ところ。「隈所(クマト)」など複合した形でみられる。「ふしど(臥所)」「ねど(寝所)」のように「ど」ともなる。
と【門・戸】🔗⭐🔉
と 【門・戸】
(1)家の出入り口。戸口。かど。もん。「後つ―より逃げ出でて/古事記(中訓)」
(2)海峡などの,両岸がせばまった水流の出入りする所。水門(ミト)。瀬戸。「天離る鄙(ヒナ)の長道ゆ恋ひ来れば明石の―より大和島見ゆ/万葉 255」
と【音】🔗⭐🔉
と 【音】
〔「おと」の「お」が脱落した形〕
おと。ひびき。こえ。「風の―の遠き我妹が着せし衣/万葉 3453」
と【砥】🔗⭐🔉
と [1] 【砥】
砥石(トイシ)。
と【跡】🔗⭐🔉
と 【跡】
あと。「跡絶(トダ)える」「跡見(トミ)」など複合した形でみられる。
と【斗】🔗⭐🔉
と [1] 【斗】
(1)尺貫法の容積の単位。一斗は一〇升,約18.039リットル。
→升
(2)和船の積載量または材木の実体積の単位。石(コク)の一〇分の一,一立方尺(約0.0278立方メートル)。
(3)二十八宿の一。北方の星宿。射手(イテ)座の南斗六星にあたる。ひきつぼし。
(4)日本建築の柱などの上に設ける四角い材。ます。ますがた。
と【徒】🔗⭐🔉
と [1] 【徒】
仲間。同類の人たち。やから。「無頼の―」「忘恩の―」「学問の―」
と【途】🔗⭐🔉
と [1] 【途】
〔古くは「ど」とも〕
みち。旅の道すじ。
と【堵】🔗⭐🔉
と [1] 【堵】
かき。かきね。
と🔗⭐🔉
と (接続)
〔接続助詞「と」から〕
「すると{(1)}」に同じ。「皆で話をしていた。―,突然悲鳴が聞こえた」
と🔗⭐🔉
と
■一■ (格助)
(1)動作・作用の相手・共同者を表す。「先生―話す」「友人―会社をつくる」
(2)比較の基準を表す。「考え方が君―違う」「以前―同じ要領です」
(3)動作・作用などの帰結・結果を表す。「学生―なる」「名を一郎―改める」
(4)動作・作用・状態の内容を表す。「開催地は東京―決まった」「出かけよう―したら雨になった」「インフレは必至―考えられる」「師―仰ぐ人」
(5)動作・状態の様子を表す。「きっぱり―あきらめる」「ぐらぐら―揺れる」「あふれた水が道路を川―流れる」「貴公子然―すます」「意外―いい出来だ」
(6)量的な限度を表す。少ない量をあげて,打ち消しの形をとる。「この食料では三日―もつまい」「五分―待てない」
(7)心理的な状態を指し示す。「と思って」の意。「早く行こう―先を急ぐ」
(8)引用語句であることを表す。「『性は善なり』―孟子にもあるよ」
(9)(「とする」「として」の形で)状態を形容する。「はっ―して目がさめた」「じっ―している」
(10)「…と…」の形で,同一の動詞を重ね意味を強める。現代語では限られた言い方としてしか用いられない。「あり―あらゆる人」「生き―し生ける者」
(11)「…となく…となく」の形で慣用的に用いる。「夜―なく昼―なく」
■二■ (並立助)
体言またはそれに準ずる語に付いて,二つまたはそれ以上のものを並べあげるのに用いる。「君―ぼく―は親友だ」「犬―猫を飼う」
■三■ (接助)
活用語の終止形に接続する。
(1)二つの動作・作用が同時に行われることを表す。「家にはいる―,プーンといいにおいがしてきた」「庭に出る―,犬がとんできた」
(2)同じ主体の動作・作用が引き続いて起こることを表す。「電車を降りる―,ホームをかけだした」「机に本を置く―,すぐ出て行った」
(3)次に起こる動作・作用のきっかけを表す。「話が始まる―,あたりは静かになった」「山を見る―,友人のことが思い出される」
(4)ある条件が備わると,いつも同じことが起こるということを表す。「夏休みになる―,海は海水浴客でにぎわう」「猫がいなくなる―,鼠がふえる」
(5)前後の関係が,いわば順当に起こりうるような場合の前件を表す。「姿を見られる―面倒だから,隠れよう」「お酒は適量に飲む―いい」
(6)次の発言の前置きを表す。「はっきり言う―,それは不可能だ」「この場合です―,お値段が高くなります」
(7)(「う・よう」「まい」などの語に続いて)予想に反する事態が起こることを表す。この逆接の条件を表す用法は現代語ではごく限られた言い方にしか用いられない。「行こう―行くまい―ぼくの勝手だ」「なにをしよう―,いいじゃないか」
〔(1)格助詞および並立助詞の「と」は上代からの語。「梯立ての倉梯山は嶮しけど妹―登れば嶮しくもあらず/古事記(下)」「うちなびく春の柳―我がやどの梅の花―をいかにか別かむ/万葉 826」(2)接続助詞の「と」は中古以降の語。中古には,仮定の逆接条件を表した。「嵐のみ吹くめるやどに花すすき穂に出でたり―かひやなからむ/蜻蛉(上)」中世後期から近世へかけて,順接条件を表すものが見られるようになり,現代に及ぶ。「私の留守になる―,酒ばかり飲うで/狂言・吃(虎寛本)」「てんがうも事による,重ねてしやる―かか様にいふぞや/浄瑠璃・阿波の鳴門」〕
と🔗⭐🔉
と (係助)
〔上代東国方言〕
係助詞「ぞ」に同じ。「伊香保ろに天雲い継ぎかぬまづく人―おたはふいざ寝しめとら/万葉 3409」「荒し男のいをさ手挟み向かひ立ちかなるましづみ出でて―我(ア)が来る/万葉 4430」
と-あたり【戸当(た)り】🔗⭐🔉
と-あたり [2] 【戸当(た)り】
(1)扉を閉じた時,扉が行き過ぎないように方立(ホウダテ)または枠に取り付けた突出部。
(2)戸を開いた時,戸が壁などに当たらないようにする金具。ドアストッパー。
と-あって🔗⭐🔉
と-あって (連語)
…というわけで。…なので。「今日は休日―大変な人出だ」
と-あみ【投網】🔗⭐🔉
と-あみ [0] 【投網】
被(カブ)せ網の一種。水面に投げ広げて,魚を捕らえる網。円錐形で,上部に長い手綱を結び,網裾(アミスソ)におもりを付けたもの。比較的浅い所にいる魚を捕らえるのに用いる。なげあみ。唐網。「―を打つ」
投網
[図]

と-あら-ば🔗⭐🔉
と-あら-ば (連語)
「とあれば」に同じ。「お呼び―」
と-ある🔗⭐🔉
と-ある [2] (連体)
偶然目についたり行き当たったりした場所であることを示す。その辺の。ある。「下町の―店に立ち寄る」「―山寺に行きついた」
と-あれ-ば🔗⭐🔉
と-あれ-ば (連語)
もしそうであるならば。とあらば。「お呼び―いつでもうかがいます」
とい【問(い)】🔗⭐🔉
とい トヒ [0] 【問(い)】
(1)問うこと。尋ねること。質問。「―を発する」「客の―に応答する」
(2)問題。設問。「次の―に答えよ」
(3)「問丸(トイマル)」に同じ。
とい【樋】🔗⭐🔉
とい トヒ [1] 【樋】
(1)屋根に落ちた雨水を集めて地上に流す装置。軒樋・谷樋・竪樋などがあり,建物の内側に設けるものは内樋という。とよ。とゆ。ひ。
(2)湯水を導き送るために取り付けた筒。ひ。
と-い【徒為】🔗⭐🔉
と-い ―
[1] 【徒為】
むだなこと。無益なしわざ。

と-い【都尉】🔗⭐🔉
と-い ―
[1] 【都尉】
左右馬寮(メリヨウ)の允(ジヨウ)の唐名。

とい【刀伊】🔗⭐🔉
とい 【刀伊】
〔朝鮮語で「夷狄」の意〕
中国大陸,沿海州地方から黒竜江省にかけて占居していた女真族。1019年,壱岐・対馬に入寇し博多湾まで襲来したが,大宰権帥藤原隆家と大宰府軍の活躍によって撃退された。
とい【土肥】🔗⭐🔉
とい トヒ 【土肥】
静岡県,伊豆半島西海岸にある町。もと金山の町。温泉と美しい海岸で知られる。
とい-あげ【弔い上げ・問(い)上げ】🔗⭐🔉
とい-あげ トヒ― [0] 【弔い上げ・問(い)上げ】
「弔(トムラ)い上げ」に同じ。
とい-あわ・す【問い合(わ)す】🔗⭐🔉
とい-あわ・す トヒアハス [4][0] 【問い合(わ)す】
■一■ (動サ五[四])
「問い合わせる」に同じ。「何度―・しても確答が得られない」
■二■ (動サ下二)
⇒といあわせる
とい-あわせ【問い合(わ)せ】🔗⭐🔉
とい-あわせ トヒアハセ [0] 【問い合(わ)せ】
問い合わせること。尋ねて確かめること。「電話での―に応じる」
とい-あわ・せる【問い合(わ)せる】🔗⭐🔉
とい-あわ・せる トヒアハセル [5][0] 【問い合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 とひあは・す
よくわからない点を手紙・電話などで聞いて確かめる。照会する。「正確な日時を電話で―・せる」
と-いい【と言い】🔗⭐🔉
と-いい ―イヒ 【と言い】 (連語)
〔格助詞「と」に動詞「言う」の連用形「いい」の付いたもの〕
(1)(「…といい…といい」の形で)二つ以上の事柄をあげて,それらについて述べる場合に用いる。(ア)…の点も…の点も。…にしても…にしても。「色―香り―,申し分ない」(イ)…であり,また…でもあり。「バビロニヤワモトヨリ大国―,智略―,国ノ勢モ他ニ異(コト)ニアッテ/天草本伊曾保」
(2)「…であって,その上」の意を表す。近世での用法。「此数馬殿といふ人は器量―,詩歌は人に勝(スグ)れた人と聞いたに/歌舞伎・好色伝授」
と-いう【と言う】🔗⭐🔉
と-いう ―イフ 【と言う】 (連語)
〔格助詞「と」に動詞「言う」の連体形の付いたもの〕
(1)二つの体言または体言に相当する語句の間に用いる。(ア)「そう呼ばれている」「…という名の」の意を表す。「日本―国」「田中―人」「秩父の荒川村―所」(イ)(数量を表す語の下に付いて)それだけの数に達する。「何百―粒子」(ウ)とりたてて言う意を表す。「いざ―時」「君―命の恩人」
(2)同一の体言または体言に相当する語句の間に用いる。(ア)それに属するもの全部の意を表す。「人―人は,みな,…」(イ)強調の意を表す。「今度―今度は…」
→言う
と-いう-こと-は【と言うことは】🔗⭐🔉
と-いう-こと-は ―イフ― 【と言うことは】 (連語)
(副詞句のように用いて)結局は。つまりは。「まだぐずぐず言っている。―嫌だということなんだね」
と-いう-と【と言うと】🔗⭐🔉
と-いう-と ―イフ― 【と言うと】 (連語)
(1)(接続助詞的に用いて)ある事物を提示し,それに伴って後件が必ず起こるということを述べるのに用いる。「このところずっと,休日―,必ず雨が降る」
(2)(接続詞的に用いて)前文に伴って,必然的に後件が成立することを述べるのに用いる。「―,僕ばかりが悪者のように聞こえるが」
と-いう-とも【と雖も】🔗⭐🔉
と-いう-とも ―イフ― 【と雖も】 (連語)
〔格助詞「と」に,動詞「言ふ」の終止形「いふ」+接続助詞「とも」の付いたもの。漢文の「雖」の字の訓読から生じた語。平安初期の訓点語からみられる〕
逆接の仮定条件を表す。たとえ…とも。とも。「勅定たり―,いかでか先例をば背くべき/保元(中)」
と-いう-の-は【と言うのは】🔗⭐🔉
と-いう-の-は ―イフ― 【と言うのは】 (連語)
(1)(接続詞的に用いて)原因・理由の説明を導く語。そのわけは。なぜならば。「私は答えに困った。―,そんな事を考えたこともなかったから」
(2)(接続助詞的に用いて)主語を示す。「話―,そのことですか」
と-いう-の-も【と言うのも】🔗⭐🔉
と-いう-の-も ―イフ― 【と言うのも】 (連語)
(接続詞的に用いて)原因・理由の説明を導く語。そうなったわけは。「彼が勝った。―,ファイトがあったからだ」
と-いえ-ど【と言えど】🔗⭐🔉
と-いえ-ど ―イヘ― 【と言えど】 (連語)
(接続詞的に用いて)
〔格助詞「と」に,動詞「言ふ」の已然形「言へ」+接続助詞「ど」の付いたもの〕
接続助詞的に用いて,「とはいうものの」「であっても」などの意を表す。…といえども。「有権者―,権利の乱用はゆるされない」「天地は広し―我(ア)がためは狭(サ)くやなりぬる/万葉 892」
〔現代語では,やや固い感じの言い方として,主として文章語に用いられる〕
と-いえ-ども【と雖も】🔗⭐🔉
と-いえ-ども ―イヘ― 【と雖も】 (連語)
〔格助詞「と」に,動詞「言ふ」の已然形「言へ」+接続助詞「ども」の付いたもの。漢文の「雖」の字の訓読から生じた語〕
…とはいうものの。…であっても。「日曜日―休まずに働く」「一粒の米―むだにはできぬ」
〔中古初期からみられる。古くは確定条件を表す場合に用いられたが,近世以降,仮定条件を表す場合にも用いられるようになった。現代語では,やや固い感じの言い方として,主として文章語に用いられる〕
と-いえ-ば【と言えば】🔗⭐🔉
と-いえ-ば ―イヘ― 【と言えば】 (連語)
(1)その時の話題から思い付いて,その話題に関する別の話をはさむ時に用いる。そのことについては。そう言えば。「そうそう,野球―,きのうの試合はどうだった」
(2)ある事物を提示し,それについて述べる時に用いる。(ア)(事物の代表をあげて)それについて言うと。…なら。「山―富士,相撲―谷風梶之助」(イ)(事物を総括する時に用いて)…なら。と言うと。と聞くと。「酒―目がない方でして」「便利―確かに便利だ」
とい-かえ・す【問(い)返す】🔗⭐🔉
とい-かえ・す トヒカヘス [3] 【問(い)返す】 (動サ五[四])
(1)一度尋ねたことをもう一度問う。聞き直す。「わからない点を二度も―・した」
(2)相手の質問に答えないで,こちらから聞き返す。「思いがけない返事に―・す」
とい-かけ【問(い)掛け】🔗⭐🔉
とい-かけ トヒ― [0] 【問(い)掛け】
問いかけること。質問。
とい-か・ける【問(い)掛ける】🔗⭐🔉
とい-か・ける トヒ― [4][0] 【問(い)掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 とひか・く
(1)質問をしかける。尋ねる。「見知らぬ人に―・けられた」
(2)尋ね始める。「―・けて急に口をつぐむ」
と-いき【吐息】🔗⭐🔉
と-いき [0] 【吐息】
落胆したり,ほっとしたりした時に思わずもらす息。ためいき。「―をもらす」「青息―」
とい-きり【問(い)切り】🔗⭐🔉
とい-きり トヒ― [0] 【問(い)切り】
最終の年忌。17年目.33年目.49年目など地方によって異なる。以後,死者は御先祖様としてまつられる。弔(トムラ)い上げ。
とい-ぐすり【問ひ薬】🔗⭐🔉
とい-ぐすり トヒ― 【問ひ薬】
(1)治療の方法を探るため,試みに飲ませる薬。「煎じやう常とはかはる―/浮世草子・永代蔵 3」
(2)(転じて)相手の気をひいてみること。鎌(カマ)をかけること。また,その言葉。「女郎の好く―を申せど/浮世草子・一代女 1」
とい-さ・く【問ひ放く】🔗⭐🔉
とい-さ・く トヒ― 【問ひ放く】 (動カ下二)
遠くから言葉をかける。「言はむすべせむすべ知らに石(イワ)木をも―・け知らず/万葉 794」
と-いし【砥石】🔗⭐🔉
と-いし [0] 【砥石】
石材などを磨いたり,刃物をとぐための石。荒砥(アラト)・中砥・仕上げ砥の別があり,荒砥には砂岩,中砥には粘板岩・石英粗面岩,仕上げ砥にはケイ質粘板岩などが多く使われる。
といし-ぐるま【砥石車】🔗⭐🔉
といし-ぐるま [4] 【砥石車】
円盤形の砥石で,回転させて工作物の研削に用いるもの。回転砥。
とい-しき【問職】🔗⭐🔉
とい-しき トヒ― [0] 【問職】
荘園の所職の一。荘園領主のもとへ年貢・公事を運送する任に当たったもの。鎌倉以降,いくつかの荘園の問職を兼ね,問丸(トイマル)に発展してゆく者もあった。
→問丸
とい-じょう【問状】🔗⭐🔉
とい-じょう トヒジヤウ [0] 【問状】
⇒もんじょう(問状)
と-いた【戸板】🔗⭐🔉
と-いた [0] 【戸板】
(1)雨戸として用いられる板。はずして人や物を運ぶ時に使う語。「負傷者を―で運ぶ」
(2)「戸板平目(ビラメ)」に同じ。
といた-がえし【戸板返し】🔗⭐🔉
といた-がえし ―ガヘシ [4] 【戸板返し】
(1)歌舞伎の仕掛け物の一。一枚の戸板の表裏に別々の衣装を取りつけておき,顔にあたる部分にあけた穴から俳優が顔のみを見せて早変わりするもの。四世鶴屋南北作「東海道四谷怪談」の隠亡堀(オンボウボリ)の場で用いられたものが最初という。
(2)(転じて)人の態度などが急変すること。
といた-びらめ【戸板平目】🔗⭐🔉
といた-びらめ [4] 【戸板平目】
ヒラメの特に大きなもの。といた。
とい-だけ【樋竹】🔗⭐🔉
とい-だけ トヒ― [2] 【樋竹】
樋としてかけ渡す竹。竹製の樋。
とい-ただ・す【問い質す】🔗⭐🔉
とい-ただ・す トヒ― [4] 【問い質す】 (動サ五[四])
(1)はっきりわからない点を尋ねて明らかにする。「念のため―・す」
(2)真実を答えさせようと,きびしく追及する。「資金の出所を―・す」
[可能] といただせる
と-いち【ト一】🔗⭐🔉
と-いち 【ト一】 (名・形動)
〔「上」の字を分解して読んだ語〕
上等である・こと(さま)。特に,上等な遊女や美女。「狆(チン)におれが馴染を見せたい,ほんまの―ぢや/洒落本・意妓の口」
と-いち【十一】🔗⭐🔉
と-いち [0] 【十一】
(1)一〇日で一割も取る高利の金融。「―金融」
(2)花札で,一〇点札一枚とかす札ばかりの手役。
トイツ【対子】🔗⭐🔉
トイツ [1][0] 【対子】
〔中国語〕
麻雀用語。同一の牌(パイ)が二つそろっている牌の組み合わせ。
と-いっ-た【と言った】🔗⭐🔉
と-いっ-た 【と言った】 (連語)
(1)例としてとりあげる場合に用いる。…というような。「休みをとって旅行に行く―余裕はない」「これ―不満もない」
(2)二つ以上の事柄を例として対等に並べる場合に用いる。…など。…のような。「彼には絵画や音楽―芸術的な才能がある」
と-いっ-て【と言って】🔗⭐🔉
と-いっ-て 【と言って】 (連語)
(接続詞的に用いて)だけれども。とはいうものの。「話せば簡単だ。―誰にも実行できることではない」
と-いって-も【と言っても】🔗⭐🔉
と-いって-も 【と言っても】 (連語)
前に述べたことにやや対立したり矛盾したりする意を表す。接続詞的にも用いる。「安い―一万円はする」「社長―名ばかりで…」
とい-つ・める【問(い)詰める】🔗⭐🔉
とい-つ・める トヒ― [4][0] 【問(い)詰める】 (動マ下一)[文]マ下二 とひつ・む
真実を言うまで厳しく問いただす。詰問する。「どこへ行っていたのかと―・める」
とい-とむらい【問ひ弔ひ】🔗⭐🔉
とい-とむらい トヒトムラヒ 【問ひ弔ひ】
追善を営むこと。冥福を祈ること。「七日
の―/滑稽本・根無草後編」


と-いな🔗⭐🔉
と-いな (連語)
〔格助詞「と」に終助詞「い」「な」の付いたもの。近世上方語〕
ということですよ。多く女性が用いた。といなあ。といの。「切られてお果てなされた―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
と-いなあ🔗⭐🔉
と-いなあ (連語)
〔近世上方語〕
「といな(連語)」に同じ。「精出して信心すれば,御利生がある―/歌舞伎・韓人漢文」
と-いな-や【と否や】🔗⭐🔉
と-いな-や 【と否や】 (連語)
〔接続助詞「と」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの〕
活用語の連体形に接続して,同時にまたは引き続いて事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。やいなや。「大晦日の朝めし過る―羽織・脇ざしさして/浮世草子・胸算用 2」
と-いの🔗⭐🔉
と-いの (連語)
〔格助詞「と」に終助詞「い」「の」の付いたもの。近世上方語〕
ということですよ。多く女性が用いた。といのう。といな。「足もとから鳥の立つ様に俄に町へ届けた―/浄瑠璃・大経師(上)」
と-いのう🔗⭐🔉
と-いのう (連語)
〔近世上方語〕
「といの(連語)」に同じ。「あれが武士の嗜みぢや―/歌舞伎・幼稚子敵討」
とい-まる【問丸】🔗⭐🔉
とい-まる トヒ― [0] 【問丸】
中世における運送・廻漕を業とする人々の総称。都市・市場・港湾など貢納物・商品が集散する要地に居住して物資の管理・発送,取引の仲介,宿所の経営などを広く行なった。問屋(トイヤ)。津屋(ツヤ)。
とい-みさき【都井岬】🔗⭐🔉
とい-みさき ト
― 【都井岬】
宮崎県の最南端,志布志湾東端にある岬。ソテツの自生地,岬馬や野猿の生息地。

と【途につく】(和英)🔗⭐🔉
と【途につく】
leave.→英和
〜にある be on one's way.
と【都】(和英)🔗⭐🔉
と【都】
the Metropolis.〜の metropolitan.→英和
‖都知事 the Metropolitan Governor.都庁 the Metropolitan Government (Office: 建物).
とあみ【投網】(和英)🔗⭐🔉
とあみ【投網】
a cast(ing) net.
といあわせ【問合せの手紙】(和英)🔗⭐🔉
といあわせ【問合せの手紙】
a letter of inquiry.〜先 a reference (身元などの).→英和
といかえす【問い返す】(和英)🔗⭐🔉
といかえす【問い返す】
ask again[back (反問)].
といき【吐息】(和英)🔗⭐🔉
といき【吐息】
⇒溜息.
といし【砥石】(和英)🔗⭐🔉
といた【戸板】(和英)🔗⭐🔉
といつめる【問い詰める】(和英)🔗⭐🔉
といつめる【問い詰める】
pressfor an answer.→英和
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