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しら-なみ【白波・白浪】🔗⭐🔉
しら-なみ [0] 【白波・白浪】
(1)波頭がくだけて白く見える波。「―が立つ」
(2)〔中国で,黄巾の賊張角の残党が西河の白波谷にこもり白波(ハクハ)賊と呼ばれ,その訓読から〕
盗賊のこと。「―五人男」
しらなみ-の【白波の】🔗⭐🔉
しらなみ-の 【白波の】 (枕詞)
(1)白波の寄せる浜の意から「浜松」にかかる。「―浜松が枝の手向けくさ/万葉 34」
(2)白波の鮮明な印象と音の類似から,「いちしろし」にかかる。「―いちしろく出でぬ人の知るべく/万葉 3023」
(3)白波の寄る,立つ,打ち寄せる,荒らしなどの意から,それらと同音の「よる」「たつ」「うつ」や,それらを含む語にかかる。「―立田の川の井堰とぞ見る/後拾遺(夏)」「―打ち騒がれて立ちしかば/後撰(雑二)」
しらなみ-もの【白浪物】🔗⭐🔉
しらなみ-もの [0] 【白浪物】
盗賊を主人公とする歌舞伎・講釈などの称。歌舞伎の河竹黙阿弥,講釈の二代目松林(シヨウリン)伯円はその代表的作者。「三人吉三」「白浪五人男」「鼠小僧」など。
しらなみごにんおとこ【白浪五人男】🔗⭐🔉
しらなみごにんおとこ ―ゴニンヲトコ 【白浪五人男】
歌舞伎「青砥稿花紅彩画(アオトゾウシハナノニシキエ)」の通称。別名題「弁天娘女男白浪(ベンテンムスメメオノシラナミ)」など。世話物。河竹黙阿弥作。1862年江戸市村座初演。日本駄右衛門・南郷力丸・忠信利平・赤星重三・弁天小僧の五人の盗賊が活躍する白浪物。浜松屋の場,稲瀬川の場などが有名。
しらなみごにんおんな【白浪五人女】🔗⭐🔉
しらなみごにんおんな ―ゴニンヲンナ 【白浪五人女】
歌舞伎「処女評判善悪鏡(ムスメヒヨウバンゼンアクカガミ)」の通称。世話物。河竹黙阿弥作。1865年江戸市村座初演。大岡政談物の講釈「雲霧五人男」を女に書きかえたもの。
しらなみ【白波】(和英)🔗⭐🔉
しらなみ【白波】
(1) white-crested[foaming]waves;whitecaps.(2) a thief (賊).→英和
大辞林に「シラナミ」で始まるの検索結果 1-6。