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に-おう【仁王・二王】🔗🔉

に-おう ―ワウ [2][1] 【仁王・二王】 寺門あるいは須弥壇前面の両側に安置した一対の仏教護持の神像。忿怒(フンヌ)の相で,一体は口を開き,一体は口を閉じ両者で阿吽(アウン)の相をなす。その本来の性格については,金剛力士とするものなど諸説ある。 仁王 [図]

におう-だち【仁王立ち】🔗🔉

におう-だち ―ワウ― [0] 【仁王立ち】 仁王像のようにどっしりと立っていること。「―になって立つ」

におう-もん【仁王門】🔗🔉

におう-もん ―ワウ― [2] 【仁王門】 仁王の像を左右に安置してある寺院の門。

におう-りき【仁王力】🔗🔉

におう-りき ―ワウ― [2][0] 【仁王力】 仁王のように強い力。金剛力。

に-おう【仁王】🔗🔉

に-おう ニワウ 【仁王】 狂言の一。負けのこんだ博打(バクチ)打ちが,仁王になりすまし,大勢の人から賽銭を得るが,参詣人に体をくすぐられ,化けの皮がはがれる。

にん-のう【仁王】🔗🔉

にん-のう ―ワウ [0] 【仁王】 (1)仁徳のある王。 (2)「人皇(ニンノウ)」に同じ。

にんのう-え【仁王会】🔗🔉

にんのう-え ―ワウ [3] 【仁王会】 宮中の大極殿・紫宸殿(シシンデン)・清涼殿などで,仁王経を講じ,鎮護国家を祈った行事。毎年3月と七月の春秋二季の恒例のものと,臨時のものがあった。660年に始まる。

にんのう-ぎょう【仁王経】🔗🔉

にんのう-ぎょう ―ワウギヤウ 【仁王経】 仏教経典。仁王般若経。 (1)二巻。鳩摩羅什(クマラジユウ)訳。護国経典の一つで,般若を受持すべきことを説く。正式名は「仁王般若波羅蜜経」 (2)二巻。不空訳。{(1)}の異訳で,東密で主として用いる。正式名は「仁王護国般若波羅蜜多経」。仁王護国経。新訳仁王経。

にんのう-こう【仁王講】🔗🔉

にんのう-こう ―ワウカウ [0] 【仁王講】 仁王般若経を読誦する法会。

におう【仁王】(和英)🔗🔉

におう【仁王】 the two Deva Kings.仁王門 the Deva gate (of a temple).

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