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おろし【下ろし・卸し】🔗🔉

おろし [3] 【下ろし・卸し】 〔動詞「おろす(降・下)」の連用形から〕 (1)おろすこと。多く他の名詞に付いて用いる。「雪―」「積み―」「上げ―」 (2)(多く「卸し」と書く)(ア)(大根・わさびなどを)すりくずすこと。また,すりくずした物。「大根―」(イ)「おろし金(ガネ)」の略。 (3)(「卸し」とも書く)魚の身を背骨に沿ってたてに切り取ること。「アジの三枚―」 (4) [1] 品物を新しく使い始めること。「仕立て―の洋服」 (5)邦楽用語。(ア)能の囃子(ハヤシ)の手組の一。頭組から地へ移るために打つ打楽器の手組。(イ)能の舞事で,笛が地のなかで特殊な譜を吹く部分。(ウ)長唄囃子の一。登場人物が駆け出す場合や,立ち回りの見得のきまりなどに用いる。 (6)神仏に供えてあったのを下げたもの。また,貴人の食物の残りや,使っていた物のおさがり。「大饗の―をば,其殿の侍共なん食(クライ)ける/今昔 26」

おろし-あえ【卸し和え】🔗🔉

おろし-あえ ―アヘ [0] 【卸し和え】 魚介やきのこなどを調味し,大根おろしであえたもの。

おろし-あみ【卸(し)網】🔗🔉

おろし-あみ [3] 【卸(し)網】 かぶせ網の一。数隻の船で水面に網を広げ,一斉に沈ませて投網を引く要領で魚をとるもの。

おろし-がね【卸し金・下ろし金】🔗🔉

おろし-がね [0][3] 【卸し金・下ろし金】 大根・わさび・しょうが・山芋などをすりおろすための道具。表面に多数の鋭い突起を立てたもの。

おろし-そば【卸し蕎麦】🔗🔉

おろし-そば [4] 【卸し蕎麦】 そばつゆに大根おろしを加えて食べるそば。辛い大根ほどよく合うとされる。福井の越前そばなど。

おろし-だいこん【卸し大根】🔗🔉

おろし-だいこん [4] 【卸し大根】 大根をおろし金にかけてすりおろしたもの。大根おろし。

おろし【卸(し)】🔗🔉

おろし [3][1] 【卸(し)】 〔「おろし(下)」と同源〕 問屋が商品を小売業者に売り渡すこと。おろしうり。

おろし-うり【卸売】🔗🔉

おろし-うり [0][3] 【卸売】 卸売業者が生産者や輸入業者から大量に仕入れた商品を小売業者に売り渡すこと。

おろし-うり-かかく【卸売価格】🔗🔉

おろし-うり-かかく [6] 【卸売価格】 卸売業者が商品を小売業者に販売する価格。

おろし-うり-ぎょうしゃ【卸売業者】🔗🔉

おろし-うり-ぎょうしゃ ―ゲフシヤ [6] 【卸売業者】 卸売市場で,生産者またはその代理人である出荷者から生鮮食料品などの販売委託を受け,仲卸(ナカオロシ)業者や売買参加者に販売する者。農林水産大臣の許可を受ける。卸売会社。荷受け。 →仲卸業者

おろし-うり-しじょう【卸売市場】🔗🔉

おろし-うり-しじょう ―シヂヤウ [6] 【卸売市場】 (1)小売商・卸売商・企業を需要者として,供給者である生産者との間に成立する市場。 (2)卸売が行われる場所。

おろし-うり-ぶっかしすう【卸売物価指数】🔗🔉

おろし-うり-ぶっかしすう [10][9] 【卸売物価指数】 〔wholesale price index〕 卸売価格から算定した卸売物価の水準を示す指数。日本では日銀が作成しているものが代表的。景気変動を最も敏感に反映するといわれ,景気の指標とされる。WPI 。 →消費者物価指数

おろし-しょう【卸商】🔗🔉

おろし-しょう ―シヤウ [3] 【卸商】 卸売を専業とする商人。

おろし-どんや【卸問屋】🔗🔉

おろし-どんや [4] 【卸問屋】 卸売をする問屋。

おろし-ね【卸値】🔗🔉

おろし-ね [3][0] 【卸値】 卸売の段階での値段。

おろ・す【卸す】🔗🔉

おろ・す [2] 【卸す】 (動サ五[四]) 〔「下ろす」と同源〕 問屋が商品を小売業者に売り渡す。おろし売りをする。「衣料品を―・す」 [可能] おろせる

しゃ-が【卸下】🔗🔉

しゃ-が [1] 【卸下】 〔「しゃか」とも〕 (軍隊で)輸送した積み荷をおろすこと。

おろし【卸で売る(買う)】(和英)🔗🔉

おろし【卸で売る(買う)】 sell (buy) at wholesale.‖卸売業 the wholesale business.卸商(値) a wholesale dealer (price).

おろす【卸す】(和英)🔗🔉

おろす【卸す】 sell (at) wholesale.

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