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たいわん【台湾】🔗🔉

たいわん 【台湾】 中国,福建省の東方に位置する大島。台湾本島とその属島からなる。米・サトウキビ・茶・バナナなどを産する。製糖・製紙・機械・セメント・造船などの工業が発達。先住民は高山族であるが,住民の大部分は漢民族。1683年から中国領土。日清戦争後日本の植民地になり,1945年中国に返還されたが,49年から国共内戦に敗れた中国国民党がここに移っている。首都,台北。面積3万6千平方キロメートル。人口二〇七五万(1992)。

たいわん-かいきょう【台湾海峡】🔗🔉

たいわん-かいきょう ―ケフ 【台湾海峡】 中国大陸と台湾との間にある海峡。東シナ海と南シナ海を結ぶ。幅約200キロメートル。

たいわん-ぎんこう【台湾銀行】🔗🔉

たいわん-ぎんこう ―カウ 【台湾銀行】 日本統治下の台湾の中央発券銀行。1899年(明治32)開業。日本の台湾支配,中国・東南アジアへの資本輸出に重要な役割を果たした。戦後閉鎖。

たいわん-ざる【台湾猿】🔗🔉

たいわん-ざる [5] 【台湾猿】 オナガザル科の哺乳類。体色は灰色がかった褐色。頭胴長50センチメートルほど。山地や海岸近くの岩地にすみ,果実・種子などや貝・カタツムリなどを食べる。台湾に分布。

たいわん-じか【台湾鹿】🔗🔉

たいわん-じか [3] 【台湾鹿】 ニホンジカの一亜種。肩高90センチメートルほど。体毛は夏は淡褐色,冬は橙褐色で,一年を通じて白斑をもつ。台湾の山地に分布。ハナジカ。

たいわん-しゅっぺい【台湾出兵】🔗🔉

たいわん-しゅっぺい 【台湾出兵】 1874年(明治7),三年前の台湾原住民による琉球島民殺害を理由として,日本が台湾に派兵した事件。清国から償金を得て和約。征台の役。台湾征討。

たいわん-しょご【台湾諸語】🔗🔉

たいわん-しょご [5] 【台湾諸語】 台湾原住民の諸言語。かつては高砂語(タカサゴゴ)などといわれていたが,互いに通じないほど異なる諸言語が行われているため,現在はその名称をとらない。オーストロネシア語族のうちの一。アタヤル語・アミ語・ツォウ語などが含まれる。

たいわん-そうとく【台湾総督】🔗🔉

たいわん-そうとく [5] 【台湾総督】 台湾総督府の最高行政長官。

たいわん-そうとくふ【台湾総督府】🔗🔉

たいわん-そうとくふ [8][7] 【台湾総督府】 日本統治下の台湾の植民地行政官庁。1895年(明治28)台北に設置。初め民政・軍政の全権を有したが,のち文官を総督とし,別に台湾軍司令部を置いた。1945年(昭和20)廃止。

たいわん-ちゃ【台湾茶】🔗🔉

たいわん-ちゃ [3] 【台湾茶】 台湾で産出される製茶。ウーロン茶が最も有名。

たいわん-どじょう【台湾泥鰌】🔗🔉

たいわん-どじょう ―ドヂヤウ [5] 【台湾泥鰌】 スズキ目の淡水魚。全長60センチメートルに及ぶ。体は円筒形で,やや側扁する。カムルチーとともに雷魚とも呼ばれるが,体側の暗色斑紋が細かい。中国南部と台湾・フィリピンの原産であるが,日本には台湾から移入され,兵庫県の一部に分布している。ライヒー。 →カムルチー

たいわん-とら【台湾虎】🔗🔉

たいわん-とら [3] 【台湾虎】 ⇒雲豹(ウンピヨウ)

たいわん-ひのき【台湾檜】🔗🔉

たいわん-ひのき [5] 【台湾檜】 ヒノキ科の常緑高木。台湾原産。ヒノキに似て,ときに同種とも考えられる。高さ40メートル,径3メートルに達する。建材・器具材に用いる。紅檜(ベニヒ)。

たいわん-ひょう【台湾豹】🔗🔉

たいわん-ひょう ―ヘウ [5] 【台湾豹】 ⇒雲豹(ウンピヨウ)

たいわん-ぼうず【台湾坊主】🔗🔉

たいわん-ぼうず ―バウ― [5] 【台湾坊主】 (1)円形脱毛症の俗名。 (2)冬,台湾北方の東シナ海に発生する低気圧の俗名。

たいわん-みんしゅこく【台湾民主国】🔗🔉

たいわん-みんしゅこく 【台湾民主国】 1895年(明治28)下関条約による台湾の日本割譲に反対した台湾官民が,清朝の高官唐景を擁して独立を宣言し建てた国家。日本軍により鎮圧された。

たいわん-りす【台湾栗鼠】🔗🔉

たいわん-りす [5] 【台湾栗鼠】 リス科の哺乳類。頭胴長25センチメートル,尾長20センチメートルほど。肢足が短く,耳が丸い。背面は暗赤褐色,腹面は灰褐色。台湾・マレー半島などに分布するが,日本にも持ち込まれ定着している。

たいわん【台湾】(和英)🔗🔉

たいわん【台湾】 Taiwan.〜の(人) (a) Taiwanese.

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