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たいわん【台湾】🔗🔉

たいわん【台湾】 中国の福建省と台湾海峡を隔てて南東にある島。台湾本島、澎湖(ほうこ)列島その他の島々からなる。高山族が住むが明末清初から漢民族が来住、中国領となった。日清戦争後の一八九五年から日本領となり、一九四五年に中国に復帰。四九年に中華民国蒋介石(しようかいせき)政権がここに移り台北を臨時首都とした。面積約三万六〇〇〇平方キロメートル。

たいわん‐かいきょう【台湾海峡】‐カイケフ🔗🔉

たいわん‐かいきょう【台湾海峡】‐カイケフ 中国大陸と台湾島との間にある海峡。東西の幅一三〇〜二六〇キロ。好漁場。

たいわん‐ぎんこう【台湾銀行】‐ギンカウ🔗🔉

たいわん‐ぎんこう【台湾銀行】‐ギンカウ 日本統治下の台湾における中央銀行。明治三二年(一八九九)設立され、第二次大戦後に閉鎖。

たいわん‐ざる【台湾猿】🔗🔉

たいわん‐ざる【台湾猿】 オナガザル科の哺乳類。台湾特産で、山地に大群で暮らす。大きさ・体色はニホンザルに似るが、尾は長い。台湾おながざる。

たいわん‐しゅっぺい【台湾出兵】🔗🔉

たいわん‐しゅっぺい【台湾出兵】 台湾に漂着した琉球漁民の殺害を理由に、明治七年(一八七四)日本政府が西郷従道(さいごうつぐみち)の率いる征討軍を派遣し、清国から償金を出させた事件。征台の役。明治二八年(一八九五)日清戦争の結果日本領となった台湾で、一部反乱が収まらず、北白川宮能久(よしひさ)親王の率いる近衛師団が出兵した事件。

たいわん‐しょご【台湾諸語】🔗🔉

たいわん‐しょご【台湾諸語】 台湾原住民の諸言語。マレー‐ポリネシア語族のインドネシア語派に属する。アタヤル語・アミ語・パイワン語・ブヌン語などが含まれる。

たいわん‐そうとく【台湾総督】🔗🔉

たいわん‐そうとく【台湾総督】 台湾総督府の最高行政長官。

たいわん‐そうとくふ【台湾総督府】🔗🔉

たいわん‐そうとくふ【台湾総督府】 日本の台湾統治のための中央行政官庁。明治二八年(一八九五)台北市に設置。昭和二〇年(一九四五)廃止。

たいわん‐ちゃ【台湾茶】🔗🔉

たいわん‐ちゃ【台湾茶】 台湾産の茶。ウーロン茶やジャスミン・ランなどの花茶が有名。

たいわん‐ていきあつ【台湾低気圧】🔗🔉

たいわん‐ていきあつ【台湾低気圧】 冬から春にかけて台湾近海に発生する温帯低気圧。急速に発達しながら本州南岸を北東に進み太平洋側に雨や雪を降らせる。東シナ海低気圧。

たいわん‐どじょう【台湾泥=鰌】‐どぢやう🔗🔉

たいわん‐どじょう【台湾泥鰌】‐どぢやう スズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚。全長約六〇センチ。形態・生態ともカムルチーに似ていて、ともに雷魚(らいぎよ)とよばれるが、体側の斑紋が小さい。中国南部・台湾の原産で、日本には台湾から渡来、関西地方で野生化した。ライヒー。

たいわん‐パナマ【台湾パナマ】🔗🔉

たいわん‐パナマ【台湾パナマ】 台湾・沖縄などで産する、アダンの葉の繊維で作った夏帽子。パナマに似ているが、薄茶色で安価。台湾帽。

たいわん‐ひのき【台湾×檜】🔗🔉

たいわん‐ひのき【台湾×檜】 ヒノキ科の常緑高木。台湾に産し、ヒノキによく似るが、小さい。

たいわん‐ぼうず【台湾坊主】‐バウズ🔗🔉

たいわん‐ぼうず【台湾坊主】‐バウズ 禿頭病(とくとうびよう)の俗称。台湾低気圧の俗称。

たいわん‐やまねこ【台湾山猫】🔗🔉

たいわん‐やまねこ【台湾山猫】 ベンガルヤマネコの別名。

たいわん‐りす【台湾×栗×鼠】🔗🔉

たいわん‐りす【台湾××鼠】 リス科の哺乳類。中形で、背側が淡緑褐色、腹側が灰褐色。四肢が短く、耳が短く丸い。主に樹上で暮らす。台湾の原産。伊豆大島をはじめ日本各地で野生化。

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