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わ-か【和歌・倭歌】🔗⭐🔉
わ-か [1] 【和歌・倭歌】
(1)漢詩に対して,奈良時代までに発生した日本固有の詩歌の称。長歌・短歌・旋頭(セドウ)歌・片歌などの総称。後世,他の形式がすたれ,もっぱら短歌をさすようになった。やまとうた。
(2)〔万葉集の題詞から〕
和(コタ)える歌。唱和した歌。かえしうた。
(3)(普通「ワカ」と書く)能で,多く舞の直後に来る謡物。短歌の形式をなす。
わか=を揚(ア)・ぐ🔗⭐🔉
――を揚(ア)・ぐ
(高音で)祝いの歌をうたう。「めでたい―・げて,舞くだりにいたせ/狂言・三人夫」
わかくほん【和歌九品】🔗⭐🔉
わかくほん 【和歌九品】
〔「わかくぼん」とも〕
平安中期の歌論書。一巻。藤原公任著。1009年以後に成立。和歌を九品等に分け,例歌を二首ずつ挙げて批評する。余情を最も重んじている。
わか-さんじん【和歌三神】🔗⭐🔉
わか-さんじん [1]-[0][3] 【和歌三神】
和歌の守護神と仰がれる三柱の神。普通,住吉明神・玉津島明神・柿本人麻呂をいうが,住吉明神・玉津島明神・天満天神,または柿本人麻呂・山部赤人・衣通姫(ソトオリヒメ)とするなど,諸説がある。
わか-ししき【和歌四式】🔗⭐🔉
わか-ししき 【和歌四式】
奈良・平安時代の四つの歌学書「歌経標式」「喜撰式」「孫姫(ヒコヒメ)式」の和歌三式と「石見女(イワミノジヨ)式」の総称。四家式。
わか-してんのう【和歌四天王】🔗⭐🔉
わか-してんのう ―シテンワウ [1]-[4][6] 【和歌四天王】
和歌に優れた四人。
(1)鎌倉末から南北朝時代にかけての二条派の歌僧,頓阿・慶運・浄弁・吉田兼好の称。為世門の四天王。
(2)江戸後期,京都にいた四人の歌人。澄月(1714-1798)・慈延(1748-1805)・小沢蘆庵・伴蒿蹊(バンコウケイ)の称。平安の四天王。
わかどうもうしょう【和歌童蒙抄】🔗⭐🔉
わかどうもうしょう ―セウ 【和歌童蒙抄】
歌学書。一〇巻。藤原範兼著。一二世紀中頃の成立。万葉集をはじめ諸歌集の歌語を分類注釈した九巻と,雑体・歌の病・歌合判を論じた一巻とから成る。六条家の歌学に影響を与えた。
わか-どころ【和歌所】🔗⭐🔉
わか-どころ 【和歌所】
宮中で,和歌の講義・勅撰和歌集の編纂(ヘンサン)をつかさどった役所。951年,村上天皇が梨壺に設置したのにはじまるが,常設の機関ではない。明治になって,御歌所として復活。
わか-の-うら【和歌浦】🔗⭐🔉
わか-の-うら 【和歌浦】
和歌山市南部の海岸景勝地。和歌川河口を占め,片男波(カタオナミ)の砂嘴(サシ)に囲まれる。東照宮・天満宮・玉津島神社などがあり,北西に新和歌浦・奥和歌浦が連なる。((歌枕))「―に潮満ち来れば潟(カタ)をなみ葦辺(アシヘ)をさして鶴(タズ)鳴き渡る/万葉 919」
わか-ばやし【若囃子・和歌囃子】🔗⭐🔉
わか-ばやし [3] 【若囃子・和歌囃子】
囃子の一種。享保年間(1716-1736),武蔵国葛西金町香取明神の神主の能勢環(ノセタマキ)が村内の若者らに教え,祭礼に出したことに始まるという。騒々しいので「ばか囃子」と俗称。葛西(カサイ)囃子。
わかやえがき【和歌八重垣】🔗⭐🔉
わかやえがき ワカヤヘガキ 【和歌八重垣】
歌学書。七巻。有賀長伯(アルガチヨウハク)著。1700年刊。和歌を詠む心得や,学び方,会席の作法,禁制用捨の説明など,初心者のための啓蒙書。
わかやま【和歌山】🔗⭐🔉
わかやま 【和歌山】
(1)近畿地方南西部の県。かつての紀伊国の大部分を占める。西は紀伊水道,南は太平洋に面する。紀伊山地が大部分を占め,北部に和泉山脈,北西部に和歌山平野がある。県庁所在地,和歌山市。
(2)和歌山県北西部の市。県庁所在地。紀
川下流域を占める。近世,紀州徳川氏五五万石の城下町。吉野杉の集散地で,製材・木工業が盛ん。臨海部は重化学工業地帯。紀三井寺・和歌浦がある。
川下流域を占める。近世,紀州徳川氏五五万石の城下町。吉野杉の集散地で,製材・木工業が盛ん。臨海部は重化学工業地帯。紀三井寺・和歌浦がある。
わかやま-けんりついかだいがく【和歌山県立医科大学】🔗⭐🔉
わかやま-けんりついかだいがく ―イクワダイガク 【和歌山県立医科大学】
公立大学の一。創立は1874年(明治7)の和歌山医学校にさかのぼり,1945年(昭和20)設立の県立医学専門学校を母体として,48年設立。52年新制大学となる。本部は和歌山市。
わかやま-せん【和歌山線】🔗⭐🔉
わかやま-せん 【和歌山線】
JR 西日本の鉄道線。奈良県王寺(オウジ)・高田・五条・和歌山間,87.9キロメートル。奈良盆地と紀
川流域を結ぶ。
川流域を結ぶ。
わかやま-だいがく【和歌山大学】🔗⭐🔉
わかやま-だいがく 【和歌山大学】
国立大学の一。1922年(大正11)創立の和歌山高商(のち和歌山経専)と和歌山師範・同青年師範が合併し,49年(昭和24)新制大学となる。本部は和歌山市。
わか【和歌(をよむ)】(和英)🔗⭐🔉
わか【和歌(をよむ)】
(compose) a tanka[a 31-syllable Japanese poem].
大辞林に「和歌」で始まるの検索結果 1-16。