複数辞典一括検索+

あま-じ【天路・天道】🔗🔉

あま-じ ―ヂ 【天路・天道】 (1)天へ行く路(ミチ)。天への通路。「ひさかたの―は遠し/万葉 801」 (2)天上にある道。「夕星(ユウツヅ)も通ふ―を何時までか/万葉 2010」 (3)仏教で,六道の一。天上の世界。天道。「直に率(イ)行きて―知らしめ/万葉 906」

てん-とう【天道】🔗🔉

てん-とう ―タウ [1] 【天道】 (1)太陽。日輪。「お―さま」 (2)天の神。宇宙の万物を支配する神。てんどう。 →てんどう(天道)

てんとう-しん【天道神】🔗🔉

てんとう-しん ―タウ― [3] 【天道神】 〔「てんどうじん」とも〕 陰陽道で,方角神の一。正月は南,二月は西南と月ごとに移る。その月その方角に向かって事を起こせば万事に吉とする。

てんとう-ばな【天道花】🔗🔉

てんとう-ばな ―タウ― [3] 【天道花】 四月八日の灌仏会に長い竹の先につけて庭先に立てるウツギ・ベニツツジ・シャクナゲなどの束。近畿・中国・四国地方で行い,花の種類は地方によって異なる。たかばな。八日花。

てんとう-ぼし【天道干し】🔗🔉

てんとう-ぼし ―タウ― [0][6] 【天道干し】 (1)日光にさらして干すこと。てんとぼし。 (2)大道店(ダイドウミセ)。露店。「―へぶらさげる様な古革羽織でも/洒落本・辰巳婦言」

てんとう-まかせ【天道任せ】🔗🔉

てんとう-まかせ ―タウ― [5] 【天道任せ】 自然のなりゆきにまかせること。

てん-どう【天道】🔗🔉

てん-どう ―ダウ [0][1] 【天道】 〔「てんとう」とも〕 (1)天の道理。天理。天の道。 ⇔地道 (2)天地を支配する神。天帝。天。「其時に―の許し有りて/今昔 24」 (3)天体の運行する道。天の運行。「人間の算術を以て―の行度を知る/中右記」 (4)太陽。「あくる日は―を黄色に拝む位なれど/滑稽本・世の中貧福論」 (5)〔仏〕 六道の一つ。天人の住む世界。欲界・色界・無色界の天をいう。天趣。天界。 →天

てんどう=人を殺さず🔗🔉

――人を殺さず 天は人を見捨てることはない。

てんとう-むし【天道虫・瓢虫・紅娘】🔗🔉

てんとう-むし テンタウ― [3] 【天道虫・瓢虫・紅娘】 (1)甲虫目テントウムシ科に属する昆虫の総称。小形の甲虫で,体長7ミリメートル前後で半球形。黄または赤の地に黒色斑紋を有するものが多い。カイガラムシ・アブラムシなどの害虫やカビを食って益虫とされるもの,農作物を食害して害虫とされるものがある。日本には約一五〇種が産する。てんとむし。[季]夏。《羽出すと思へば飛びぬ―/虚子》 (2)ナミテントウの別称。

てんどう【天道】(和英)🔗🔉

てんどう【天道】 (the way of) Heaven;Providence.

てんとうむし【天道虫】(和英)🔗🔉

てんとうむし【天道虫】 <米>a ladybug;<英>a ladybird.

大辞林天道で始まるの検索結果 1-11