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かな・でる【奏でる】🔗⭐🔉
かな・でる [3] 【奏でる】 (動ダ下一)[文]ダ下二 かな・づ
(1)音楽を奏する。楽器,特に弦楽器を鳴らす。「琴を―・でる」「セレナーデを―・でる」
(2)手足を動かして舞う。「手を挙げ膝を打ち舞ひ―・で歌ひ参来つ/古事記(下)」
(3)鞭(ムチ)などを振る。「馬をいさめて,手,鞭を―・づ/海道記」
そう【奏】🔗⭐🔉
そう [1] 【奏】
天皇・上皇に申し上げること。また,その文書・書式。「早うさるべき様に―を奉らせよ/落窪 4」
そう-えん【奏演】🔗⭐🔉
そう-えん [0] 【奏演】
音楽と舞踊・演劇など,別種の時間芸術の結合ないし総合されたもの(パフォーミング-アーツ)を演ずること。
そう-か【奏可】🔗⭐🔉
そう-か [1] 【奏可】
君主が上奏を裁可すること。
そう-が【奏賀】🔗⭐🔉
そう-が [1] 【奏賀】
平安時代,元日の朝賀の儀式で皇太子または諸臣の代表者が賀詞を奏上すること。また,その役。
そう-がく【奏楽】🔗⭐🔉
そう-がく [0] 【奏楽】 (名)スル
(1)音楽を演奏すること。また,演奏されている音楽。
(2)下座(ゲザ)音楽の一。雅楽を模したもので,王代物の御殿や寺院の場などで奏する。
そう-けい【奏慶】🔗⭐🔉
そう-けい [0] 【奏慶】
(1)慶賀を奏上すること。
(2)「慶(ヨロコ)び申し」に同じ。
そう-こう【奏功】🔗⭐🔉
そう-こう [0] 【奏功】 (名)スル
目的どおりになしとげよい結果を得ること。功を奏すること。「調停工作が―する」
そう-こう【奏効】🔗⭐🔉
そう-こう ―カウ [0] 【奏効】 (名)スル
効き目が現れること。効果があること。「改革が―する」
そう-し【奏詞】🔗⭐🔉
そう-し [1] 【奏詞】
天皇に奏上する言葉。
そう-じ【奏事】🔗⭐🔉
そう-じ [1] 【奏事】
(1)天皇に奏上すること。また,奏上した事柄。
(2)律令制で,奏上文書の形式の一。中程度の事柄に関するもの。奏事式。
(3)鎌倉時代の訴訟手続きの一。判決などの誤りに対する最終的な救済方法。
そうじ-はじめ【奏事始め】🔗⭐🔉
そうじ-はじめ [4] 【奏事始め】
皇室行事の一。正月四日,掌典長が天皇に神宮および皇室祭祀などについて報告するもの。
そう-しゃ【奏者】🔗⭐🔉
そう-しゃ [1] 【奏者】
(1)楽器を演奏する人。演奏者。「フルートの―」
(2)天皇・上皇に奏上する人。また,奏上の取り次ぎをする人。申次衆(モウシツギシユウ)。
(3)武家で,取り次ぎをする役。また,その人。
そうしゃ-どころ【奏者所】🔗⭐🔉
そうしゃ-どころ [4] 【奏者所】
武家屋敷などで取次役の詰め所。
そうしゃ-ばん【奏者番】🔗⭐🔉
そうしゃ-ばん [0][3] 【奏者番】
(1)武家で,取り次ぎに当たる役。申し次ぎ。
(2)江戸幕府の職名。年始・五節句などに将軍に謁する大名の取り次ぎをしたり,御三家や大名の上使をつとめた。一万石以上の家格の者を任命した。奏者役。
そう-じゅ【奏授】🔗⭐🔉
そう-しょ【奏書】🔗⭐🔉
そう-しょ [0][1] 【奏書】
天子に上奏する文書。
そう-しょう【奏請】🔗⭐🔉
そう-しょう ―シヤウ [0] 【奏請】
⇒そうせい(奏請)
そう-じょう【奏上】🔗⭐🔉
そう-じょう ―ジヤウ [0] 【奏上】 (名)スル
天皇に申し上げること。申奏。進奏。上奏。「総理大臣から事件の概要を―する」
そう-じょう【奏杖】🔗⭐🔉
そう-じょう ―ヂヤウ [0] 【奏杖】
高貴な人に文書を渡すとき挟んで差し出す杖(ツエ)。ふづえ。
そう-じょう【奏状】🔗⭐🔉
そう-じょう ―ジヤウ [0] 【奏状】
奏を記した文書。太政官(ダイジヨウカン)から奉るものには,事柄の大小に応じて,書式に論奏・奏事・便奏の三段階があった。
そう-しん【奏進】🔗⭐🔉
そう-しん [0] 【奏進】 (名)スル
(1)天子に申し上げること。奏申。
(2)天子に献上すること。「武家より貢馬(クメ)十疋,沙金三千両之を―す/太平記 30」
そう-ずい【奏瑞】🔗⭐🔉
そう-ずい [0] 【奏瑞】
諸国から瑞祥を奏上すること。特に,中古,元旦の朝賀の折,奏賀に続いて,諸国から白狐(ビヤツコ)・白雉(ハクチ)などの瑞祥を奏上したこと。
そう・する【奏する】🔗⭐🔉
そう・する [3] 【奏する】 (動サ変)[文]サ変 そう・す
(1)天皇・上皇などに申し上げる。奏上する。
→啓する
(2)楽器を演奏する。「器楽を―・する」
(3)成果を得る。「功を―・する」
[可能] そうせる
そう-せい【奏請】🔗⭐🔉
そう-せい [0] 【奏請】 (名)スル
天皇に申し上げて,その決定を求めること。そうしょう。「裁可を―する」
そう-せん【奏宣】🔗⭐🔉
そう-せん [0] 【奏宣】 (名)スル
天子に申し上げること。
そう-せん【奏薦】🔗⭐🔉
そう-せん [0] 【奏薦】 (名)スル
旧制で,大臣が,官吏の任官・昇格などについて,天皇に推薦を行うこと。
そう-たつ【奏達】🔗⭐🔉
そう-たつ [0] 【奏達】 (名)スル
〔「そうだつ」とも〕
奏上して天皇のお耳に入れること。
そう-だん【奏弾】🔗⭐🔉
そう-だん 【奏弾】 (名)スル
律令制で,弾正台が官吏の不正をあばき,重大なものについては奏上すること。
そう-にん【奏任】🔗⭐🔉
そうにん-かん【奏任官】🔗⭐🔉
そうにん-かん ―クワン [3] 【奏任官】
戦前の官制で,三等以下九等までの高等官。
そう-ぶん【奏文】🔗⭐🔉
そう-ぶん [0] 【奏文】
天皇に申し上げる文。上奏文。
そう-ぶん【奏聞】🔗⭐🔉
そう-ぶん 【奏聞】
「そうもん(奏聞)」に同じ。「かるが故に,これを―に達す/仮名草子・伊曾保物語」
そう-ほう【奏法】🔗⭐🔉
そう-ほう ―ハフ [0][1] 【奏法】
楽器の演奏の仕方。
そうめい-きょく【奏鳴曲】🔗⭐🔉
そうめい-きょく [3] 【奏鳴曲】
ソナタ。
そう-もん【奏聞】🔗⭐🔉
そう-もん [0] 【奏聞】 (名)スル
天皇に申し上げること。そうぶん。「ありのままに―す/平家 6」
そう-らん【奏覧】🔗⭐🔉
そう-らん [0] 【奏覧】 (名)スル
天皇に御覧に入れること。
そうがく【奏楽】(和英)🔗⭐🔉
そうがく【奏楽】
music;→英和
a musical performance.
そうする【奏する】(和英)🔗⭐🔉
そうする【奏する】
⇒演奏,奏功.
そうめいきょく【奏鳴曲】(和英)🔗⭐🔉
そうめいきょく【奏鳴曲】
asonata.→英和
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