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こう-しょく【好色】🔗⭐🔉
こう-しょく カウ― [0] 【好色】 (名・形動)[文]ナリ
(1)異性に対してともすればみだらな気持ちを抱くこと。「―な目つき」「―漢」
(2)美しい容色。また,美女。「女御・更衣,又は遊女・―・美男/風姿花伝」
(3)遊女。「古へ虎といひける―の住みける所となん/廻国雑記」
[派生] ――さ(名)
こうしょく-か【好色家】🔗⭐🔉
こうしょく-か カウ― [0] 【好色家】
いろごのみの人。好色な人。
こうしょく-ぼん【好色本】🔗⭐🔉
こうしょく-ぼん カウ― [0] 【好色本】
遊里などの好色生活を題材とする浮世草子の称。元禄期(1688-1704)を中心に行われ,男女愛欲の相を通して人生の哀歓を描く。西鶴の「好色一代男」,西沢一風の「新色五巻書」,江島其磧の「傾城禁短気」など。好色物。
こうしょく-もの【好色物】🔗⭐🔉
こうしょく-もの カウ― [0] 【好色物】
「好色本(コウシヨクボン)」に同じ。
こうしょくいちだいおとこ【好色一代男】🔗⭐🔉
こうしょくいちだいおとこ カウシヨクイチダイヲトコ 【好色一代男】
浮世草子。八巻。井原西鶴作。1682年刊。主人公世之介の好色遍歴を五四の短編により一代記の形にまとめたもの。好色本の初め。文学史上,浮世草子の第一作とする。
こうしょくいちだいおんな【好色一代女】🔗⭐🔉
こうしょくいちだいおんな カウシヨクイチダイヲンナ 【好色一代女】
浮世草子。六巻。井原西鶴作。1686年刊。元禄期の女性の愛欲生活の種々相を,一代記の形をかりて,淪落(リンラク)し後世を願う老女の懺悔(ザンゲ)話の形式で描いたもの。
こうしょくごにんおんな【好色五人女】🔗⭐🔉
こうしょくごにんおんな カウシヨクゴニンヲンナ 【好色五人女】
浮世草子。五巻。井原西鶴作。1686年刊。お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・八百屋お七・おまん源五兵衛の実話に基づく恋愛小説集。色欲ゆえに身を滅ぼした女性の悲劇を描く。
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