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こう‐しょく【好色】カウ‥🔗🔉

こう‐しょく好色カウ‥ ①美しい容色。また、美女。謡曲、花筐「李夫人は―の、花のよそほひ衰へて」 ②女色を好むこと。また、色好みの男。風姿花伝「―・博奕・大酒、三重戒」 ③色好みの女。また、遊女。廻国雑記「虎といひける―の住みける所となん」 ⇒こうしょく‐か【好色家】 ⇒こうしょく‐かん【好色漢】 ⇒こうしょく‐ぼん【好色本】 ⇒こうしょく‐もの【好色物】

こうしょくいちだいおとこ【好色一代男】カウ‥ヲトコ🔗🔉

こうしょくいちだいおとこ好色一代男カウ‥ヲトコ 浮世草子。井原西鶴作。8巻8冊。1682年(天和2)刊。浮世草子の最初で、好色本の始祖。主人公世之介1代の色欲生活に関する短い説話を連ね、大坂・江戸・京都などの女色・男色の種々相を活写。 →文献資料[好色一代男]

こうしょくいちだいおんな【好色一代女】カウ‥ヲンナ🔗🔉

こうしょくいちだいおんな好色一代女カウ‥ヲンナ 浮世草子。井原西鶴作。6巻6冊。1686年(貞享3)刊。女主人公の長い生涯の中に女性の淪落の経緯を叙したもの。 →文献資料[好色一代女]

こうしょく‐か【好色家】カウ‥🔗🔉

こうしょく‐か好色家カウ‥ いろごのみの人。 ⇒こう‐しょく【好色】

こうしょく‐かん【好色漢】カウ‥🔗🔉

こうしょく‐かん好色漢カウ‥ いろごのみの男。 ⇒こう‐しょく【好色】

こうしょくごにんおんな【好色五人女】カウ‥ヲンナ🔗🔉

こうしょくごにんおんな好色五人女カウ‥ヲンナ 浮世草子。井原西鶴作。5巻5冊。1686年(貞享3)刊。お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・お七吉三・おまん源五兵衛の愛欲生活を描いた小説集。 →文献資料[好色五人女]

こうしょくにだいおとこ【好色二代男】カウ‥ヲトコ🔗🔉

こうしょくにだいおとこ好色二代男カウ‥ヲトコ 「諸艶大鑑しょえんおおかがみ」の別称。

こうしょく‐ぼん【好色本】カウ‥🔗🔉

こうしょく‐ぼん好色本カウ‥ 色欲生活を題材として書いた本。元禄(1688〜1704)時代を中心に行われた浮世草子の一種。作者には井原西鶴・西沢一風・江島其磧らがあり、西鶴の「好色一代男」「好色一代女」などはその代表作。好色物。 ⇒こう‐しょく【好色】

こうしょく‐もの【好色物】カウ‥🔗🔉

こうしょく‐もの好色物カウ‥ (→)好色本に同じ。 ⇒こう‐しょく【好色】 ○行色を壮にするこうしょくをさかんにする 旅立ちに際して、送別の宴を開くなどして激励する。 ⇒こう‐しょく【行色】

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