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たい-しょう【対称】🔗⭐🔉
たい-しょう [0] 【対称】
(1)互いに対応してつりあうこと。相称。
(2)〔文法〕「二人称」に同じ。
(3)〔数〕
〔symmetry〕
(ア)(点対称)二点 P,Q が点 O に関して対称とは,この二点を結ぶ線分 PQ が O によって二等分されること。すなわち,P,Q は O を通る一つの直線上にあって,O に関して反対側で,O から等距離にあること。点 O を対称の中心という。(イ)(線対称)二点 P,Q が直線
に関して対称とは,線分 PQ が
によって垂直に二等分されること。
を対称軸という。(ウ)(面対称)空間の二点 P,Q が平面αに関して対称とは,線分 PQ がαによって垂直に二等分されること。αを対称面という。(エ)(対称な図形)二点 P,Q が点 O に関して対称な時,Q を O に関する P の対称点といい,図形 F の点の,O に関する対称点全体のつくる図形を,O に関して F と対称な図形という。特に,図形 F の任意の点の,O に関する対称点がまた F の点である時,図形 F は点 O に関し対称であるという。線対称,面対称についても同様の言い方をする。平面図形の場合には,点 O に関して対称とは,O を中心として一八〇度回転すれば重なることであり,直線
に関して対称とは,
を折り目として折り返した時,重なることである。
(4)結晶で,ある直線上の一点,または一つの平面を隔てて回転・反射・逆転・回転反射などの操作を施しても,前と同じ面・頂点,稜などに一致すること。





たいしょう-しき【対称式】🔗⭐🔉
たいしょう-しき [3] 【対称式】
式の中の任意の二つの文字を入れ替えても,その値が変わらない整式。例えば 
+
+
, 
+
+
など。












たいしょう-ずけい【対称図形】🔗⭐🔉
たいしょう-ずけい ―ヅ― [5] 【対称図形】
図形自身が点対称,あるいは線対称,あるいは面対称のもの。例えば平行四辺形(点対称),等脚台形(線対称),球(面対称)など。
たいしょう-せい【対称性】🔗⭐🔉
たいしょう-せい [0] 【対称性】
〔物〕 物理系に座標変換などの変換を行うとき,系を支配する基本法則の形が変わらなければ,系はその変換に対して,対称性あるいは不変性をもつという。対称性は物理量の保存則と強く結びついており,例えば,運動量,エネルギーの保存則は,それぞれ座標系の平行移動,時間のずらしに対する対称性に基づく。
たいしょう-だいめいし【対称代名詞】🔗⭐🔉
たいしょう-だいめいし [7] 【対称代名詞】
代名詞の一。話し手が聞き手を指し示すのに用いるもの。「あなた」「きみ」「なんじ」の類。二人称代名詞。
たいしょう-てき【対称的】🔗⭐🔉
たいしょう-てき [0] 【対称的】 (形動)
物の形や配列に対称がとれているさま。
たいしょう-りつ【対称律】🔗⭐🔉
たいしょう-りつ [3] 【対称律】
=
ならば
=
という性質。
が
とある関係にあるならば,
も
とその関係にあるということ。








たいしょう【対称】(和英)🔗⭐🔉
たいしょう【対称】
symmetry.→英和
〜的 symmetrical.
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