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あつみ-しんのう【敦実親王】🔗🔉

あつみ-しんのう ―シンワウ 【敦実親王】 (893-967) 宇多天皇の皇子。母は藤原高藤の娘胤子。宇多源氏の祖。出家して法名を覚真,また仁和寺宮と称された。和琴(ワゴン)・琵琶(ビワ)の名手として有名。 →宇多源氏

あつもり【敦盛】🔗🔉

あつもり 【敦盛】 (1)人名。平敦盛(タイラノアツモリ)。 (2)能の曲名。二番目物。世阿弥作。熊谷直実(クマガイナオザネ)が出家して,手にかけた平敦盛の菩提(ボダイ)を弔うため一谷におもむき回向していると,敦盛の亡霊が夢に現れ,一門の没落を嘆きわが身の最期を語り,供養を謝して去る。 (3)幸若舞(コウワカマイ)の一。熊谷直実が平敦盛を討ち,出家に至るまでを脚色したもの。能の「敦盛」とともに浄瑠璃・歌舞伎の素材となった。 (4)「熱盛り」に同じ。平敦盛の名にかけてしゃれたもの。

あつもり-そう【敦盛草】🔗🔉

あつもり-そう ―サウ [0] 【敦盛草】 ラン科の多年草。山地に自生。高さ30〜50センチメートルで,広楕円形の葉を数個互生する。初夏,茎頂に径5センチメートルほどの紅紫色の花を一個開く。花の唇弁は袋状にふくれ和名はこれを平敦盛の背負った母衣(ホロ)に見立てたもの。 敦盛草 [図]

たい【敦】🔗🔉

たい [1] 【敦】 中国古代の黍稷(シヨシヨク)を盛るのに用いた器。蓋(フタ)をすると,球形に近い形をしている。春秋戦国時代の青銅製の礼器がよく知られる。

つるが【敦賀】🔗🔉

つるが 【敦賀】 福井県中部の市。敦賀湾奥に臨む港湾都市。古来,大陸交通の要港。また中世・近世を通じて,日本海諸国の物資の中継港として繁栄。

つるが-わん【敦賀湾】🔗🔉

つるが-わん 【敦賀湾】 福井県中部,若狭湾の東にある支湾。湾奥に気比松原・敦賀港・金崎宮があり,若狭湾国定公園に属する。

とん-こう【敦厚】🔗🔉

とん-こう [0] 【敦厚】 (名・形動)[文]ナリ 誠実で情にあつい・こと(さま)。「作る所の句も亦優柔―にして/獺祭書屋俳話(子規)」

とんこう【敦煌】🔗🔉

とんこう トンクワウ 【敦煌】 中国甘粛省北西部のオアシス都市。紀元前二世紀に漢の武帝が敦煌郡を置いてから西域交通路の基地として栄えた。約五〇〇の石窟寺院の群集する千仏洞は,石仏・壁画の仏教芸術の世界的遺跡。1900年王円(エンロク)が発見した一〇世紀以前の写本類は,一九〇七,八年,スタイン・ペリオらによって世界に紹介された。現在,敦煌文物研究所がある。トゥンホアン。 敦煌(莫高窟) [カラー図版]

あつもりそう【敦盛草】(和英)🔗🔉

あつもりそう【敦盛草】 《植》a lady's slipper.

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