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こん-ぽん【根本】🔗⭐🔉
こん-ぽん [0][3] 【根本】
〔古くは「こんぼん」〕
■一■ (名)
(1)物事を成り立たせる基盤となっている事柄。「常識を―からくつがえす」
(2)物事の始まった最初。おこり。また,本家。元祖。「世の乱れそめける―は/平家 1」
■二■ (副)
もともと。もとから。本来。「恩愛のしたしきいもせの中も思へば―土なりけり/仮名草子・伊曾保物語」
こんぽん-あく【根本悪】🔗⭐🔉
こんぽん-あく [3] 【根本悪】
〔(ドイツ) Radikalb
se〕
カントの用語。道徳法則に違反する格率を採用しようとする,人間本性に生得的な悪への性向。自由意志の主体としての人間性に必然的に伴うもので,これを道徳法則によって善へと克服することに宗教が構想される。
se〕
カントの用語。道徳法則に違反する格率を採用しようとする,人間本性に生得的な悪への性向。自由意志の主体としての人間性に必然的に伴うもので,これを道徳法則によって善へと克服することに宗教が構想される。
こんぽん-きはん【根本規範】🔗⭐🔉
こんぽん-きはん [5] 【根本規範】
法規範の究極的な根拠として想定される規範。ケルゼンの純粋法学で提唱された概念。
こんぽん-しだし【根本仕出し】🔗⭐🔉
こんぽん-しだし 【根本仕出し】
新発明・新趣向の創案者。「―の家と看板冷(ヒイ)やり氷室山(ヒムロヤマ)/浄瑠璃・会稽山」
こんぽん-しゅぎ-しゃ【根本主義者】🔗⭐🔉
こんぽん-しゅぎ-しゃ [6] 【根本主義者】
〔fundamentalist〕
聖書の無謬性を主張し,天地創造やキリストの処女降誕・復活・再臨などの教理を根本原理として文字どおり信じるプロテスタント-キリスト教徒。1920年代以降,アメリカを中心に広がる。原理主義者。ファンダメンタリスト。
こんぽん-しりょう【根本史料】🔗⭐🔉
こんぽん-しりょう ―レウ [5] 【根本史料】
歴史の研究で一番確実なよりどころとなる材料。文書や遺物など。
こんぽん-せいしん【根本精神】🔗⭐🔉
こんぽん-せいしん [5] 【根本精神】
根本となる精神。おおもとになる考え。「憲法の―」
こんぽん-てき【根本的】🔗⭐🔉
こんぽん-てき [0] 【根本的】 (形動)
事柄の根本にかかわるさま。「―な問題」「―に変革する」
こんぽん-ぶっきょう【根本仏教】🔗⭐🔉
こんぽん-ぶっきょう ―ケウ [5] 【根本仏教】
(1)原始仏教。
(2)釈迦自身の教え,あるいはその直弟子たちの時代までの仏教。
こんぽん-ちゅうどう【根本中堂】🔗⭐🔉
こんぽん-ちゅうどう ―チユウダウ 【根本中堂】
比叡山東塔にあり,延暦寺の中心となる建物。788年最澄の開創。現在の堂宇は寛永年間(1624-1644)の再建。一乗止観院。
ね-ほん【根本】🔗⭐🔉
ね-ほん 【根本】
(1)江戸時代,歌舞伎正本の京坂における称。
(2)「絵入り根本」に同じ。
ね-もと【根元・根本】🔗⭐🔉
ね-もと [3] 【根元・根本】
(1)植物の根のあたり。「松が―から折れる」
(2)柱や立っている物の,付け根の部分。「電信柱の―が腐る」
(3)物事のもと。基本。[ヘボン(二版)]
ねもと【根本】🔗⭐🔉
ねもと 【根本】
姓氏の一。
ねもと-つうめい【根本通明】🔗⭐🔉
ねもと-つうめい 【根本通明】
(1822-1906) 幕末・明治時代の漢学者。出羽国の人。号は羽嶽・健斎。訓詁の学を修めて一家を成した。著「周易復古筮法」「論語講義」など。
大辞林に「根本」で始まるの検索結果 1-15。