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あふち【楝・樗】🔗🔉

あふち 【楝・樗】 ⇒おうち(楝)

おうち【楝・樗】🔗🔉

おうち アフチ 【楝・樗】 (1)栴檀(センダン){(1)}の古名。 〔花は [季]夏,実は [季]秋〕 「木のさまにくげなれど―の花いとをかし/枕草子 37」 (2)襲(カサネ)の色目の名。表は薄紫,裏は青。また,表は紫,裏は薄紫。四,五月に用いる。

かり-うち【樗蒲】🔗🔉

かり-うち [0] 【樗蒲】 博打(バクチ)の一。かりと呼ばれる楕円形の平たい四枚の木片を采(サイ)とし,その一面を白,他面を黒く塗り,二つの采の黒面に牛,他の二つの采の白面に雉(キジ)を描き,投げて出た面の組み合わせで勝負を決するもの。中国から伝来。ちょぼ。[和名抄]

しんじゅ-さん【神樹蚕・樗蚕】🔗🔉

しんじゅ-さん [3] 【神樹蚕・樗蚕】 ヤママユガ科の大形のガ。開張約13センチメートル。黒褐色で前後のはねの中央に白い三日月形の斑紋がある。幼虫はシンジュ・ニガキ・キハダなどの葉を食う。日本をはじめアジア各地に分布。

ちょぎゅう【樗牛】🔗🔉

ちょぎゅう チヨギウ 【樗牛】 ⇒高山(タカヤマ)樗牛

ちょ-さい【樗才】🔗🔉

ちょ-さい [0] 【樗才】 「樗材」に同じ。

ちょ-ざい【樗材】🔗🔉

ちょ-ざい [0] 【樗材】 〔荘子(逍遥遊)〕 役に立たない材木。転じて,役に立たない人。また,自分をへりくだっていう語。樗才。

ちょ-さん【樗散】🔗🔉

ちょ-さん [0] 【樗散】 〔「樗櫟(チヨレキ)散木」の略〕 役に立たないこと。無能なこと。樗材。樗才。

ちょ-ぼ【樗蒲】🔗🔉

ちょ-ぼ [1] 【樗蒲】 (1)博打(バクチ)。また,「樗蒲一{(1)}」に同じ。 (2)「かりうち(樗蒲)」に同じ。 (3)(賽(サイ)の目の合計が二一になるところから)白魚二一匹ずつをひとまとめにして数える言葉。のちには二〇匹をもいう。「三―ばかり白魚をすくつて来よう/歌舞伎・勧善懲悪孝子誉」

ちょぼ-いち【樗蒲一】🔗🔉

ちょぼ-いち [0][2] 【樗蒲一】 (1)賽(サイ)を一個使う賭博。目を一つ予測して賭け,当たれば四倍の賭け金が戻り,はずれれば胴親に賭け金をとられるもの。 (2)賽を使う賭博の総称。また,賭け。 (3)でたらめ。いんちき。ぺてん。 (4)割に合わない目にあうこと。とんま。「犬め,乞食め,―め/洒落本・愚人贅漢居続借金」

ちょ-ぼく【樗木】🔗🔉

ちょ-ぼく [0] 【樗木】 (1)ニワウルシの木。 (2)役に立たない木。無用なもの。

ちょら【樗良】🔗🔉

ちょら 【樗良】 ⇒三浦(ミウラ)樗良

ちょ-れき【樗櫟・樗櫪】🔗🔉

ちょ-れき [0] 【樗櫟・樗櫪】 〔樗(=ニワウルシ)も櫟(=クヌギ)もともに材木としては役に立たないことから〕 役に立たないもの。また,自分をへりくだっていう語。樗散。「我もとより不才の―,今は猶老い朽ちて/鶉衣」

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