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けし-むらさき【滅紫】🔗🔉

けし-むらさき [4] 【滅紫】 染め色の一。くすんだ紫色。めっし。

ほろび【滅び】🔗🔉

ほろび [0] 【滅び】 ほろびること。滅亡。衰亡。

ほろ・びる【滅びる・亡びる】🔗🔉

ほろ・びる [3][0] 【滅びる・亡びる】 (動バ上一)[文]バ上二 ほろ・ぶ (1)存在していたものがなくなる。絶える。「国が―・びる」「一族が―・びる」 (2)死ぬ。「其人の―・びたらば其国はあきなむ/平家 1」 (3)おちぶれる。「いとこと様に―・びて侍るなれば/枕草子 185」 〔「滅ぼす」に対する自動詞〕

ほろ・ぶ【滅ぶ・亡ぶ】🔗🔉

ほろ・ぶ [2][0] 【滅ぶ・亡ぶ】 ■一■ (動バ五[四]) 「滅びる」に同じ。「マンモスは氷河期に―・んだ」 ■二■ (動バ上二) ⇒ほろびる

ほろぼ・す【滅ぼす】🔗🔉

ほろぼ・す [3] 【滅ぼす】 (動サ五[四]) (1)根絶やしにする。滅亡させる。「敵を―・す」「身を―・す」 (2)跡形もなく崩す。「道の長手を繰り畳ね焼き―・さむ天の火もがも/万葉 3724」 〔「滅びる」に対する他動詞〕 [可能] ほろぼせる

め-い・る【滅入る】🔗🔉

め-い・る [2] 【滅入る】 (動ラ五[四]) (1)元気がなくなる。気分が沈む。「気が―・る」 (2)めりこむ。「見しうちに―・りて柱もゆがみ壁もこぼれ/浮世草子・武家義理物語 4」

めちゃ【滅茶・目茶】🔗🔉

めちゃ [1] 【滅茶・目茶】 (名・形動) 〔「むちゃ」の転か。「滅茶」「目茶」は当て字〕 (1)「めちゃくちゃ{(1)}」に同じ。「―な考え」「とんでもない―をいう」 (2)「めちゃくちゃ{(2)}」に同じ。「―に寒い」 (3)「めちゃくちゃ{(3)}」に同じ。「髪が―になった」

めちゃ-くちゃ【滅茶苦茶】🔗🔉

めちゃ-くちゃ [0] 【滅茶苦茶】 (名・形動) 〔「めちゃ」を強めた語。「滅茶苦茶」は当て字〕 (1)まるで道理に合わないさま。筋道の通らないさま。めちゃめちゃ。「―な話」 (2)程度のはなはだしいさま。めちゃめちゃ。「町は―に破壊された」 (3)非常に混乱したさま。めちゃめちゃ。「話し合いが―になる」

めちゃ-めちゃ【滅茶滅茶】🔗🔉

めちゃ-めちゃ [0] 【滅茶滅茶】 (名・形動) (1)「めちゃくちゃ{(1)}」に同じ。「やることが―だ」 (2)「めちゃくちゃ{(2)}」に同じ。「―にこわれる」 (3)「めちゃくちゃ{(3)}」に同じ。「部屋の中は―だ」

めつ【滅】🔗🔉

めつ 【滅】 (1)ほろびること。なくなること。「一切の法は久しからずして皆,―有り/今昔 3」 (2)涅槃(ネハン)のこと。釈迦や高僧の死。

めっ-き【鍍金・滅金】🔗🔉

めっ-き [0] 【鍍金・滅金】 (名)スル 〔「めつきん(滅金)」の転〕 (1)金属または非金属の固体表面に金属の薄膜を強固に密着させること。また,それを施したもの。装飾・防蝕・表面硬化のため行う。電気めっき・真空蒸着など。 (2)金をめっきすること。 (3)表面だけを飾り,中身を偽ること。

めっき-しゃっき【滅鬼積鬼】🔗🔉

めっき-しゃっき ―シヤクキ [4] 【滅鬼積鬼】 (1)地獄の鬼の名。阿防(アボウ)をいう。 (2)きびしく責めて問うこと。「今夜は後家に逢うて―/浄瑠璃・新版歌祭文」

めっ-きゃく【滅却】🔗🔉

めっ-きゃく [0] 【滅却】 (名)スル ほろぼしなくすこと。また,ほろびること。「其人民の権利を―し/民約論(徳)」

めっ-きん【滅菌】🔗🔉

めっ-きん [0] 【滅菌】 (名)スル 熱・薬品・加圧・放射線などによって細菌を死滅させること。殺菌。「―消毒」

めつ-きん【滅金】🔗🔉

めつ-きん 【滅金】 〔「めっきん」とも〕 金と水銀との合金でめっきの材料として用いるもの。「承徳三年正月一日塗了/神宮雑例集」

めつ-ご【滅後】🔗🔉

めつ-ご [1] 【滅後】 (1)滅亡したあと。 (2)入滅のあと。釈迦の死後。「―二千年」

めつ-ご【滅期】🔗🔉

めつ-ご [1] 【滅期】 入滅の時期。死ぬ時期。

めつ-ざい【滅罪】🔗🔉

めつ-ざい [0] 【滅罪】 〔仏〕 読経・勤行・布施・懺悔などによって自己のなした罪悪を消滅させること。

めつざい-しょうぜん【滅罪生善】🔗🔉

めつざい-しょうぜん ―シヤウ― [0] 【滅罪生善】 現世の罪障を消滅し,死後に善報のもととなるものをつくること。

めっ-し【滅私】🔗🔉

めっ-し [1] 【滅私】 私利・私情を捨てること。

めっし-ほうこう【滅私奉公】🔗🔉

めっし-ほうこう [1]-[1] 【滅私奉公】 私心を捨てて公のために尽くすこと。

めっ-し【滅紫】🔗🔉

めっ-し [1] 【滅紫】 くすんだ紫色。けしむらさき。

めっ-しき【滅色】🔗🔉

めっ-しき 【滅色】 衰え色あせること。「今はいつしかひきかへて,五衰―の秋なれや/謡曲・俊寛」

めっ-しつ【滅失】🔗🔉

めっ-しつ [0] 【滅失】 (名)スル (1)ほろびてなくなること。「効用が―する」 (2)〔法〕 火事・地震・取り壊しなど外的な力により,建物がなくなること。また,消滅したり所在がわからなくなって物がなくなってしまうこと。

めつ-じん【滅尽】🔗🔉

めつ-じん [0] 【滅尽】 (名)スル ほろび尽きること。ほろぼし尽くすこと。「遂に人類―するに至るべし/民約論(徳)」

めっ・する【滅する】🔗🔉

めっ・する [0] 【滅する】 (動サ変)[文]サ変 めつ・す (1)ほろびる。死ぬ。「生あるものは必ず―・する」 (2)ほろぼす。「仏法を―・して/今昔 9」 (3)なくなる。消える。「ちくせうの業(ゴウ)が―・して/安愚楽鍋(魯文)」 (4)なくす。消す。「私心を―・する」

めつ-ぜつ【滅絶】🔗🔉

めつ-ぜつ [0] 【滅絶】 (名)スル ほろび絶えること。ほろぼし絶やすこと。絶滅。「政体を一朝にして奸党の為めに―せられ/経国美談(竜渓)」

めっ-そう【滅相】🔗🔉

めっ-そう ―サウ [3] 【滅相】 ■一■ (名) [0] 〔仏〕 (1)有為四相の一。現在が滅して過去にはいる相。 →四相(1) (2)真如が不変で,寂滅であること。 ■二■ (形動)[文]ナリ 〔■一■(1)の意から〕 とんでもないさま。程度のはなはだしいさま。「あな―なり物体なし/慨世士伝(逍遥)」 ■三■ (副) {■二■}に同じ。「ほんにこの頃ぢやあ,―口が達者になつたよ/人情本・娘節用」

めっそう=もな・い🔗🔉

――もな・い とんでもない。あるべきことではない。

めった【滅多】🔗🔉

めった [1] 【滅多】 (形動)[文]ナリ 〔「めた」「めたと」と同源。「滅多」は当て字〕 (1)思慮のないさま。いいかげんなさま。下に打ち消しの語を伴って用いる。「―なことは言えない」 (2)しきりにするさま。やたらに行うさま。「むやみ―になぐりつくる/当世書生気質(逍遥)」 →めったに

めった-うち【滅多打ち】🔗🔉

めった-うち [0] 【滅多打ち】 むやみに打つこと。むちゃくちゃに打つこと。「エースを―にする」

めった-ぎり【滅多斬り】🔗🔉

めった-ぎり [0] 【滅多斬り】 所かまわず斬りつけること。めちゃめちゃに切ること。

めった-づき【滅多突き】🔗🔉

めった-づき [0] 【滅多突き】 むやみに突くこと。

めった-に【滅多に】🔗🔉

めった-に 【滅多に】 (副) (下に打ち消しの語を伴って) (1)まれにしかないさま。ほとんど。「映画館には―行かない」「負けじ魂から―には屈服せず/浮雲(四迷)」 (2)思慮なく行うさま。うかつに。「気むずかしくて―話しかけられない」

めった-むしょう【滅多無性】🔗🔉

めった-むしょう ―シヤウ 【滅多無性】 (副) (多く「に」を伴って)むやみやたらに。めちゃくちゃ。「―に走つても/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

めった-やたら【滅多矢鱈】🔗🔉

めった-やたら [1][0] 【滅多矢鱈】 (副) (多く「に」を伴って)むやみに。「―になぐりつける」「―に手に入らない」

めっ-たい【滅諦】🔗🔉

めっ-たい [0] 【滅諦】 〔仏〕 四諦の一。苦の滅ぼされた涅槃(ネハン)の世界が理想の世界であるという真理。

めつ-ど【滅度】🔗🔉

めつ-ど [1] 【滅度】 〔仏〕 〔梵 nirva〕 (1)煩悩(ボンノウ)をすべて消滅させ,完全な悟りの状態を実現すること。涅槃(ネハン)。 (2)仏・菩薩,または高僧などが死ぬこと。

めつ-どう【滅道】🔗🔉

めつ-どう ―ダウ [0] 【滅道】 〔仏〕 滅諦(メツタイ)と道諦(ドウタイ)。執着を断った悟りの世界と,それに達するための正しい修行。

めつ-にち【滅日】🔗🔉

めつ-にち [0] 【滅日】 ⇒滅門日(メツモンニチ)

めつ-ぼう【滅亡】🔗🔉

めつ-ぼう ―バウ [0] 【滅亡】 (名)スル ほろびること。ほろびてなくなること。「インカ帝国は―した」

めっ-ぽう【滅法】🔗🔉

めっ-ぽう ―ポフ [3] 【滅法】 ■一■ (名) 〔仏〕 一切の相を寂滅し,因縁によって生じたのではない不変の真如。無為法。 ■二■ (名・形動)[文]ナリ 〔■一■の意から〕 (1)道理に合わないこと。むちゃなこと。また,そのさま。「―ナ奴/ヘボン」 (2)程度がはなはだしい・こと(さま)。大層。「十年の間稼いだら―に金が貯まらうと思ふが/塩原多助一代記(円朝)」 ■三■ (副) {■二■(2)}に同じ。「―暑い」「―強い」

めっぽう-かい【滅法界】🔗🔉

めっぽう-かい ―ポフ― [3] 【滅法界】 (名・形動)[文]ナリ 「滅法{■二■(2)}」に同じ。「―なりと驚く程の価(アタヒ)も高きかはりに/蜃中楼(柳浪)」

めつ-もん【滅門】🔗🔉

めつ-もん [0] 【滅門】 「滅門日(メツモンニチ)」に同じ。

めつもん-にち【滅門日】🔗🔉

めつもん-にち [3] 【滅門日】 陰陽道(オンヨウドウ)で,万事に凶の日。人の生まれ年によって定まるという。滅門。滅日。

めつ-れつ【滅裂】🔗🔉

めつ-れつ [0] 【滅裂】 (名・形動)[文]ナリ 形が整わないこと。混乱していること。また,そのさま。「支離―な説明」

ほろびる【滅びる】(和英)🔗🔉

ほろびる【滅びる】 fall;→英和 be ruined;perish.→英和

ほろぼす【滅ぼす】(和英)🔗🔉

ほろぼす【滅ぼす】 ruin;→英和 destroy.→英和 身を〜 ruin oneself.

めいる【滅入る】(和英)🔗🔉

めいる【滅入る】 feel[be]depressed (気が).

めっそう【滅相もない】(和英)🔗🔉

めっそう【滅相もない】 extraordinary;→英和 absurd.→英和

めった【滅多な事をしてはいけない】(和英)🔗🔉

めった【滅多な事をしてはいけない】 You must be careful.〜に…しない[まれに]seldom;→英和 rarely;[殆ど]scarcely.→英和 〜切りにする cut[chop]to pieces.

めつぼう【滅亡】(和英)🔗🔉

めつぼう【滅亡】 a fall;→英和 ruin;→英和 destruction;→英和 annihilation (絶滅).〜する be ruined[destroyed];perish.→英和

めっぽう【滅法】(和英)🔗🔉

めっぽう【滅法】 ⇒べら棒.

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