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すい【燧】🔗🔉

すい [1] 【燧】 火打ち道具。ひうち。

すい=を鑽(キ)・る🔗🔉

――を鑽(キ)・る 火打ち道具を打ち合わせて火を発する。

すいじん【燧人】🔗🔉

すいじん 【燧人】 中国の古伝説上の帝王。一説では三皇の一。木をすり合わせて火を起こし,調理することを人に教えたと伝える。燧人氏。

すい-せき【燧石】🔗🔉

すい-せき [1] 【燧石】 「火打ち石」に同じ。

すい-ほう【燧烽】🔗🔉

すい-ほう [0] 【燧烽】 のろし。烽火。

ひ-うち【火打ち・燧】🔗🔉

ひ-うち [3] 【火打ち・燧】 (1)火打ち石と火打ち金を使って火を打ち出すこと。また,その道具。火打ち石。 (2)和裁で,下着や夜着の袖下と脇の角に付ける三角形の襠(マチ)。また,ぶっさき羽織の背の割れ目につける三角布。 (3)土台や梁(ハリ)など,材木が水平に直交している部分のゆがみをなくすために斜めに架ける補強材。火打ち材。

ひうち-いし【火打ち石・燧石】🔗🔉

ひうち-いし [3] 【火打ち石・燧石】 玉髄に似た石英の一種。ほぼ純粋のケイ質岩。色は黄・褐・紅色などで,質はすこぶる硬い。火打ち金と打ち合わせると火を発し,古来火付け道具として用いた。ひうちかど。

ひうち-がね【火打ち金・燧鉄】🔗🔉

ひうち-がね [3] 【火打ち金・燧鉄】 火打ち石と打ち合わせて火を出すのに用いた三角形の鋼鉄片。火口金(ホクチガネ)。

ひうち-がま【火打ち鎌・燧鎌】🔗🔉

ひうち-がま 【火打ち鎌・燧鎌】 「火打ち金」に同じ。主に江戸で用いた語。「いびつなる面桶(メンツ)にはさむ―(惟然)/続猿蓑」

ひうち-どうぐ【火打ち道具・燧道具】🔗🔉

ひうち-どうぐ ―ダウ― [4] 【火打ち道具・燧道具】 火をおこすのに用いた道具。火打ち石・火打ち金・火口(ホクチ)など。

ひうち-ばこ【火打ち箱・燧箱】🔗🔉

ひうち-ばこ [3] 【火打ち箱・燧箱】 (1)火打ち道具を入れておく箱。 (2)狭苦しい家をあざけっていう語。「家貧しくて身代は,薄き紙子の―/浄瑠璃・反魂香」

ひうち-ぶくろ【火打ち袋・燧袋】🔗🔉

ひうち-ぶくろ [4] 【火打ち袋・燧袋】 火打ち道具を入れて持ち運ぶための袋。 火打ち袋 [図]

ひうち-が-たけ【燧ヶ岳】🔗🔉

ひうち-が-たけ 【燧ヶ岳】 福島県南西端にある火山。海抜2356メートル。南西中腹に尾瀬沼・尾瀬ヶ原が広がる。

ひうち-なだ【燧灘】🔗🔉

ひうち-なだ 【燧灘】 瀬戸内海中央部の海域。愛媛県の新居浜・伊予三島市などの北の海域で,北部は備後(ビンゴ)灘,西は来島(クルシマ)海峡で安芸灘となる。

ひ-きり【火鑽り・火切り・燧】🔗🔉

ひ-きり [3] 【火鑽り・火切り・燧】 よく乾燥したタブやスギなどを台木(火鑽り臼(ウス))とし,木の棒(火鑽り杵(ギネ))をあてて激しくもみ合わせ火をおこすこと。また,その道具。

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