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かい-がけ【皆掛(け)】🔗⭐🔉
かい-がけ [0] 【皆掛(け)】
品物の重さを,容器ごと一緒にはかること。みながけ。上目(ウワメ)。[ヘボン(三版)]
かい-き【皆既】🔗⭐🔉
かい-き [0][1] 【皆既】
〔「既」は尽きるの意〕
「皆既食(カイキシヨク)」に同じ。
かいき-げっしょく【皆既月食・皆既月蝕】🔗⭐🔉
かいき-げっしょく [4] 【皆既月食・皆既月蝕】
月の全部が地球の本影の中に入ってしまう現象。
かいき-しょく【皆既食・皆既蝕】🔗⭐🔉
かいき-しょく [3] 【皆既食・皆既蝕】
皆既日食または皆既月食のこと。皆既。
⇔部分食
かいき-にっしょく【皆既日食・皆既日蝕】🔗⭐🔉
かいき-にっしょく [4] 【皆既日食・皆既日蝕】
太陽が月によって完全におおいかくされる現象。太陽周辺のコロナが肉眼でも認められる。
かい-きん【皆勤】🔗⭐🔉
かい-きん [0] 【皆勤】 (名)スル
一定の期間,一日も休まず出勤・出席すること。「―賞」「三年間―した」
かい-ぐ【皆具】🔗⭐🔉
かい-ぐ [1] 【皆具】
それぞれ一式全部そろっていること。装束・武具・馬具などについていう。ひとそろい。
かいけ-おんせん【皆生温泉】🔗⭐🔉
かいけ-おんせん ―ヲンセン 【皆生温泉】
鳥取県米子(ヨナゴ)市北部の海岸にある温泉。食塩泉。
かい-さい【皆済】🔗⭐🔉
かい-さい [0] 【皆済】 (名)スル
借金や納入すべき金品を,全部返したり納入すること。また,近世,年貢(ネング)を完納すること。完済。「良人の旧債を―致したい/一隅より(晶子)」
かいさい-もくろく【皆済目録】🔗⭐🔉
かいさい-もくろく [5] 【皆済目録】
⇒年貢皆済目録(ネングカイサイモクロク)
かい-しき【掻敷・皆敷・苴】🔗⭐🔉
かい-しき [0] 【掻敷・皆敷・苴】
器に盛る食べ物の下に敷く木の葉。多く,ナンテン・カシワ・ユズリハなど常緑樹の葉を用いた。のちには紙も用いた。
かい-しき【皆式・皆色】🔗⭐🔉
かい-しき 【皆式・皆色】 (副)
〔近世語〕
すべて。まったく。かいもく。「酒は―請けねども/浮世草子・一代女 2」
かい-しゅ【皆朱】🔗⭐🔉
かい-しゅ [0] 【皆朱】
朱や辰砂(シンシヤ)を用いて,全部朱色に塗ること。また,その漆塗り物。「―の折敷(オシキ)」
かい-ぜ【皆是】🔗⭐🔉
かい-ぜ 【皆是】 (副)
〔「これみな」を音読した語〕
みな。すべて。「これすなはち―我有なり/正法眼蔵」
かい-せい【皆済】🔗⭐🔉
かい-せい [0] 【皆済】
「かいさい(皆済)」に同じ。
かい-でん【皆伝】🔗⭐🔉
かい-でん [0] 【皆伝】 (名)スル
武道や芸事などで,師からその道の奥義をすべて伝えられること。奥許し。「免許―」
かい-ねり【掻練・皆練】🔗⭐🔉
かい-ねり 【掻練・皆練】
〔「かきねり」の転〕
(1)砧(キヌタ)で打って柔らかくした絹。また,練り糸で織った絹。紅色のものを指すことが多い。練り絹。
(2)襲(カサネ)の色目の名。表裏ともに濃紅の打ったもの。四季通用。
かい-ねんきん【皆年金】🔗⭐🔉
かい-ねんきん [3] 【皆年金】
⇒国民(コクミン)皆年金
かい-のう【皆納】🔗⭐🔉
かい-のう ―ナフ [0] 【皆納】 (名)スル
租税などを全部納め終わること。完納。皆済。
かい-へい【皆兵】🔗⭐🔉
かい-へい [0] 【皆兵】
全国民が兵役に服する義務をもつこと。「国民―」
かい-ほけん【皆保険】🔗⭐🔉
かい-ほけん [3] 【皆保険】
⇒国民(コクミン)皆保険
かい-む【皆無】🔗⭐🔉
かい-む [1] 【皆無】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
少しもないこと。何もないこと。また,そのさま。「再発の恐れは―だ」
■二■ (副)
(1)(下に打ち消しの表現を伴って)全く。さっぱり。「日本の事情は―解らない/浮雲(四迷)」
(2)残らず。全部。「其内に―銭がなくなつたによつて/洒落本・遊子方言」
かい-めん【皆免】🔗⭐🔉
かい-めん 【皆免】
ある期間内の貸借・質入れなどの契約に関する権利・義務を破棄させる制令を出すこと。徳政。「天下徳政になして―の時/浮世草子・新可笑記 3」
かい-もく【皆目】🔗⭐🔉
かい-もく [0] 【皆目】 (副)
(下に打ち消しの語を伴って)まったく。全然。「―わからない」「―見当がつかない」
かいりょう-まんぞく【皆令満足】🔗⭐🔉
かいりょう-まんぞく カイリヤウ― [5] 【皆令満足】
仏が慈悲心で衆生の願いをすべて満足させること。薬師経の言葉。
かい-ろう【皆労】🔗⭐🔉
かい-ろう ―ラウ [0] 【皆労】
すべての人が働くこと。「国民―」
みな【皆】🔗⭐🔉
みな [2] 【皆】
■一■ (名)
(1)全部。すべて。みんな。副詞的にも用いる。「―なくなる」
(2)そこにいる人全部。みんな。「―が賛成する」「―で出かける」
■二■ (代)
二人称。大勢の相手をさし示す語。みんな。「―どう思う」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕
みな=に
する🔗⭐🔉
――に
する
全部なくならせる。尽くす。「若衆を―
しやつた。もとのやうに入れて返しや/浄瑠璃・孕常盤」
する
全部なくならせる。尽くす。「若衆を―
しやつた。もとのやうに入れて返しや/浄瑠璃・孕常盤」
みな=にな・す🔗⭐🔉
――にな・す
使い果たす。全部使ってしまう。「隠居の親仁のとつて置銀を―・す事/浮世草子・一代男 2」
みな=にな・る🔗⭐🔉
――にな・る
全部なくなる。尽きる。「その銭(アシ)―・りにけり/徒然 60」
みな-が-みな【皆が皆】🔗⭐🔉
みな-が-みな 【皆が皆】 (連語)
残らず全部。ことごとく。みんながみんな。「―同意するとは限らない」
みな-がら【皆がら】🔗⭐🔉
みな-がら 【皆がら】 (副)
すべて。全部。「紫のひともとゆゑにむさし野の草は―あはれとぞみる/古今(雑上)」
みながわ【皆川】🔗⭐🔉
みながわ ミナガハ 【皆川】
姓氏の一。
みながわ-きえん【皆川淇園】🔗⭐🔉
みながわ-きえん ミナガハキ
ン 【皆川淇園】
(1734-1807) 江戸中・後期の儒学者。京都の人。名は愿,字(アザナ)は伯恭。富士谷成章(ナリアキラ)の兄。従来の経学にあきたらず,字義を音韻によって究め,「名」によって「物」をみようとする「開物学」を唱えた。また,書画・詩をよくした。著「問学挙要」「名疇」など。
ン 【皆川淇園】
(1734-1807) 江戸中・後期の儒学者。京都の人。名は愿,字(アザナ)は伯恭。富士谷成章(ナリアキラ)の兄。従来の経学にあきたらず,字義を音韻によって究め,「名」によって「物」をみようとする「開物学」を唱えた。また,書画・詩をよくした。著「問学挙要」「名疇」など。
みな-ごろし【皆殺し】🔗⭐🔉
みな-ごろし [0] 【皆殺し】
一人も残さず全部殺すこと。
みな-さま【皆様】🔗⭐🔉
みな-さま [2] 【皆様】
■一■ (名)
すべての人々を敬っていう語。「ご列席の―のご賛同を得たい」
■二■ (代)
二人称。複数の相手に対し,敬意を表す語。「―,お元気ですか」
〔「みなさん」より丁寧な言い方〕
みな-さん【皆さん】🔗⭐🔉
みな-さん [2] 【皆さん】
■一■ (名)
「皆様(ミナサマ){■一■}」に同じ。「―にお知らせします」
■二■ (代)
「皆様{■二■}」に同じ。「―,お早うございます」
〔「みなさま」よりやや丁寧度が低い〕
みな-ながら【皆乍ら】🔗⭐🔉
みな-ながら 【皆乍ら】 (副)
ことごとく。全部。みながら。「ある人―すずろにゑつぼに入りにけり/宇治拾遺 14」
みなの【皆野】🔗⭐🔉
みなの 【皆野】
埼玉県西部,秩父郡の町。秩父盆地の入り口にあたる。かつては秩父銘仙の産地。
みな-の-しゅう【皆の衆】🔗⭐🔉
みな-の-しゅう [2] 【皆の衆】
すべての人。多くの方々。みなさんがた。「―とくとごろうじろ」
みな-の-もの【皆の者】🔗⭐🔉
みな-の-もの [2] 【皆の者】
「皆(ミナ)」の尊大で古めかしい言い方。「よいか,―,油断いたすな」
みな-ひと【皆人】🔗⭐🔉
みな-ひと 【皆人】
すべての人。全員。「―の得がてにすとふ安見児得たり/万葉 95」
みな-みな【皆皆】🔗⭐🔉
みな-みな [2] 【皆皆】
「皆」を強めた語。
みなみな-さま【皆皆様】🔗⭐🔉
みなみな-さま [2] 【皆皆様】
■一■ (名)
「皆様{■一■}」を強めた言い方。「御来場の―」
■二■ (代)
「皆様{■二■}」を強めた言い方。「―,右手をごらん下さい」
みな-わた【背腸・皆腸】🔗⭐🔉
みな-わた 【背腸・皆腸】
魚の中骨の内側にある灰黒色の軟らかな髄。塩辛などに作る。せわた。[和名抄]
みんな【皆】🔗⭐🔉
みんな [3] 【皆】
〔「みな(皆)」の撥音添加〕
■一■ (名)
「みな{■一■}」に同じ。副詞的にも用いる。「―が賛成した」「彼の作品は―読んだ」
■二■ (代)
「みな{■二■}」に同じ。「―,頑張ろうではないか」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕
かいきしょく【皆既食】(和英)🔗⭐🔉
かいきしょく【皆既食】
a totaleclipse.
かいきん【皆勤する】(和英)🔗⭐🔉
かいきん【皆勤する】
attend regularly (without missing a day).‖皆勤者 one who has not missed a day.皆勤賞 a prize for perfect attendance.
かいさい【皆済】(和英)🔗⭐🔉
かいむ【皆無】(和英)🔗⭐🔉
かいむ【皆無】
none[nothing]at all;nil.→英和
かいもく【皆目】(和英)🔗⭐🔉
かいもく【皆目】
entirely;→英和
at all.
みな【皆】(和英)🔗⭐🔉
みなごろし【皆殺し】(和英)🔗⭐🔉
みなごろし【皆殺し】
(a) massacre;→英和
a wholesale murder;annihilation.
大辞林に「皆」で始まるの検索結果 1-54。