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え-しん【穢身】🔗⭐🔉
え-しん
― [0][1] 【穢身】
〔仏〕 けがれた身。凡夫の身。
― [0][1] 【穢身】
〔仏〕 けがれた身。凡夫の身。
え-ど【穢土】🔗⭐🔉
え-ど
― [1] 【穢土】
(1)〔仏〕
〔汚れた国土の意〕
煩悩(ボンノウ)のある世界。凡夫の住むこの世。現世。
⇔浄土
「厭離(オンリ)―」
(2)大便。糞。「四条の北なる小路に―をまる/宇治拾遺 2」
― [1] 【穢土】
(1)〔仏〕
〔汚れた国土の意〕
煩悩(ボンノウ)のある世界。凡夫の住むこの世。現世。
⇔浄土
「厭離(オンリ)―」
(2)大便。糞。「四条の北なる小路に―をまる/宇治拾遺 2」
きたな・い【汚い・穢い】🔗⭐🔉
きたな・い [3] 【汚い・穢い】 (形)[文]ク きたな・し
(1)よごれていて不快な感じを与える。「―・い手」「―・い部屋」
(2)粗暴・ぞんざいで不快な感じを与える。きちんとしていなくて乱雑だ。「字が―・い」「机の上が―・い」
(3)下品である。野卑である。「―・い言葉でののしる」
(4)物に執着する気持ちが強い。欲が深い。けちである。「意地が―・い」「金に―・い」
(5)公明正大でない。あくどくて醜悪だ。「―・いやり方」
(6)いさぎよくない。卑怯(ヒキヨウ)である。「―・しや,返せ返せといふやから多かりけれども/平家 7」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
きたな・し【汚し・穢し】🔗⭐🔉
きたな・し 【汚し・穢し】 (形ク)
⇒きたない
けが・し【穢し】🔗⭐🔉
けが・し 【穢し】 (形シク)
けがらわしい。「年ふれば―・しきみぞにおちぶれて/散木奇歌集」
けが・す【汚す・穢す】🔗⭐🔉
けが・す [2][0] 【汚す・穢す】 (動サ五[四])
(1)清らかなものや美しいものをきたなくする。「聖域を―・す」「滝壺(タキツボ)を―・さじとや/平家 5」
(2)名誉や名声に傷をつける。そこなう。「家名を―・す」
(3)分に過ぎた地位につく。自分のことについてへりくだっていうことが多い。「会長の席を―・す」「神崎遊女宮木は後拾遺集を―・す/十訓 7」
(4)女性を犯す。
〔「けがれる」に対する他動詞〕
[可能] けがせる
けがら・う【穢らふ】🔗⭐🔉
けがら・う ケガラフ 【穢らふ】 (動ハ四)
〔動詞「けがる」に接尾語「ふ」の付いた語〕
(1)けがれに触れる。「かく―・ひたればとまるべきにもあらず/蜻蛉(中)」
(2)喪に服する。「故宮の御方につけつつ,さるべき殿ばら―・ひ給へり/栄花(嶺の月)」
(3)「死ぬ」の婉曲表現。「ある大徳のけさひきかけたりしままに,やがて―・ひにしかば/蜻蛉(上)」
けがらわし・い【汚らわしい・穢らわしい】🔗⭐🔉
けがらわし・い ケガラハシイ [5] 【汚らわしい・穢らわしい】 (形)[文]シクけがらは・し
そのものがけがれていて,こちらまでけがれてしまいそうな感じをいう。
(1)きたならしくて不快だ。醜悪でいとわしい。「そんな話は聞くのも―・い」
(2)(死・疫病・出産・月経などによって)不浄だ。清浄でない。「吾が身の―・しきものを滌(アラ)ひ去(ス)てむとのたまひて/日本書紀(神代上訓)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
けが・る【汚る・穢る】🔗⭐🔉
けが・る 【汚る・穢る】 (動ラ下二)
⇒けがれる
けがれ【汚れ・穢れ】🔗⭐🔉
けがれ [3][0] 【汚れ・穢れ】
(1)けがれること。特に精神的にみにくいこと。よくないこと。「この世の―に染まる」「―を知らない純真な少年」
(2)名誉をけがすこと。「家名の―」
(3)死・疫病・出産・月経などによって生じると信じられている不浄。罪・災いとともに,共同体に異常をもたらす危険な状態とみなされ,避け忌まれる。
けが・れる【汚れる・穢れる】🔗⭐🔉
けが・れる [3][0] 【汚れる・穢れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けが・る
きたない状態になる。多く,観念的・内面的なきたなさをいう。
(1)正しさ・清潔さ・清らかさを失う。神聖さがそこなわれる。「身も心も―・れてしまった」「―・れた金を受け取る」
(2)女性が貞操を失う。
(3)服喪・月経・出産などのために,不浄になる。「よべより―・れさせ給ひて/源氏(浮舟)」
〔「けがす」に対する自動詞〕
わいばく【
貊・穢貊】🔗⭐🔉
わいばく 【
貊・穢貊】
古代,中国東北部から朝鮮北東部にかけて居住していた種族。ツングース系といわれ,狩猟・牧畜を主とし農耕も行なっていた。その中から夫余(フヨ)・高句麗などが出た。
〔
貊は「かいはく」とも読む〕
貊・穢貊】
古代,中国東北部から朝鮮北東部にかけて居住していた種族。ツングース系といわれ,狩猟・牧畜を主とし農耕も行なっていた。その中から夫余(フヨ)・高句麗などが出た。
〔
貊は「かいはく」とも読む〕
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