複数辞典一括検索+

はこね【箱根】🔗🔉

はこね 【箱根】 神奈川県南西部,箱根山一帯の通称,および足柄下郡の町名。富士箱根伊豆国立公園の一部。国際的な観光地。古くからの東海道の要衝で,江戸時代には関所があった。

はこね-うつぎ【箱根空木】🔗🔉

はこね-うつぎ [4] 【箱根空木】 スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生し,庭木ともする。葉は楕円形で対生する。五,六月,枝先や葉腋(ヨウエキ)に漏斗形で先が五裂する花を多数つける。花は初め白色,次第に紅色に変わる。 箱根空木 [図]

はこね-おんせん【箱根温泉】🔗🔉

はこね-おんせん ―ヲン― 【箱根温泉】 箱根火山一帯に湧出する温泉の総称。単純泉・食塩泉・硫黄泉など多種。早川の渓谷沿いと,中央火口丘付近の温泉群から成る。

はこね-かごかきうた【箱根駕籠舁き唄】🔗🔉

はこね-かごかきうた 【箱根駕籠舁き唄】 神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駕籠かきたちが,客を楽しませるために唄った。

はこね-こめつつじ【箱根米躑躅】🔗🔉

はこね-こめつつじ [6][7] 【箱根米躑躅】 ツツジ科の半落葉低木。富士周辺の山地の岩地に自生。高さ約1メートル。よく分枝し,楕円形の葉を輪生状に互生。若枝や葉に毛がある。七月頃,枝先に筒状の白い小花を一〜三個ずつつける。

はこね-ごんげん【箱根権現】🔗🔉

はこね-ごんげん 【箱根権現】 ⇒箱根神社(ハコネジンジヤ)

はこね-ざいく【箱根細工】🔗🔉

はこね-ざいく [4] 【箱根細工】 小田原・箱根に産する木工細工。山中の広葉樹を用いた寄せ木・象眼・挽き物・組み木など。

はこね-さんしょううお【箱根山椒魚】🔗🔉

はこね-さんしょううお ―サンセウウヲ [6] 【箱根山椒魚】 サンショウウオの一種。全長約15センチメートル。体形はイモリに似る。体の背面は赤褐色で中央線に沿って一条の橙色帯が走る。腹面は紫褐色。四国・近畿から東北地方にかけての山間部の渓流に見られる。

はこね-じ【箱根路】🔗🔉

はこね-じ ―ヂ 【箱根路】 小田原から箱根峠を経て三島に至る道。里程約八里。近世以後,本道となる。足柄路に対していう。

はこね-しだ【箱根羊歯】🔗🔉

はこね-しだ [4] 【箱根羊歯】 イノモトソウ科の常緑性シダ植物。暖地の山中の岩上に生える。葉は長さ約15センチメートルで,二,三回羽状に分枝し,羽片は質がかたく倒三角形で上端が裏に折り返り胞子嚢(ノウ)群をおおう。葉柄は黒紫色で光沢がある。ハコネソウ。アジアンタム。

はこね-しちとう【箱根七湯】🔗🔉

はこね-しちとう ―タウ 【箱根七湯】 箱根温泉郷のうち,古くから開かれた湯本・塔沢・宮下・堂ヶ島・底倉・芦湯・姥子(ウバコ)の七湯。姥子の代わりに木賀を入れることがある。

はこね-じんじゃ【箱根神社】🔗🔉

はこね-じんじゃ 【箱根神社】 神奈川県足柄下郡箱根町,芦湖東岸にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲哉姫尊・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)。箱根権現。

はこね-そう【箱根草】🔗🔉

はこね-そう ―サウ [0] 【箱根草】 ハコネシダの別名。

はこね-とうげ【箱根峠】🔗🔉

はこね-とうげ ―タウゲ 【箱根峠】 神奈川県と静岡県の境,箱根外輪山の南端にある峠。国道一号線が通る。旧東海道の難所として知られた。

はこね-の-せき【箱根関】🔗🔉

はこね-の-せき 【箱根関】 江戸時代,東海道の箱根山中に設けられた関所。神奈川県足柄下郡箱根町の芦湖畔にある本関のほかに五か所の裏関所があり,小田原藩管理下にあって,厳重に通行を取り締まった。

はこね-はちり【箱根八里】🔗🔉

はこね-はちり [5] 【箱根八里】 小田原から箱根峠を越えて三島までの約八里のみちのり。

はこね-まごうた【箱根馬子唄】🔗🔉

はこね-まごうた 【箱根馬子唄】 神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駄賃付け馬子たちが唄った唄。旧南部領の博労の夜曳き唄が源流。

はこね-やま【箱根山】🔗🔉

はこね-やま 【箱根山】 神奈川県南西部にある三重式火山。主峰神山は海抜1438メートル。南西麓に火口原湖芦湖がある。カルデラ内部には温泉が多い。((歌枕))「―双子の山も秋深み明け暮れ風に木の葉散りかふ/好忠集」

はこね-ゆもと【箱根湯本】🔗🔉

はこね-ゆもと 【箱根湯本】 箱根町東部,早川と須雲(スクモ)川の合流点にある温泉地。単純泉・弱食塩泉。箱根温泉のうち,最古のもの。

はこね-ようすい【箱根用水】🔗🔉

はこね-ようすい 【箱根用水】 相模国の芦湖の水を,トンネルを掘って箱根山西麓の駿河国深良(フカラ)川・黄瀬川に導いた灌漑用水。深良村名主大庭源之丞が中心となり1666年に着工,70年竣工。深良用水。

はこねれいげんいざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】🔗🔉

はこねれいげんいざりのあだうちザリノアダウチ 【箱根霊験躄仇討】 人形浄瑠璃。時代物。司馬芝叟作。1801年初演。飯沼(躄(イザリ))勝五郎が兄の敵討ちをした実説によるという。いざりとなった勝五郎は妻初花とともに敵滝口上野(コウズケ)を討つために苦難するが,箱根権現の霊験によって足腰も立ち,本懐をとげる。いざりの仇討。

大辞林箱根で始まるの検索結果 1-21