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みの【美濃】🔗⭐🔉
みの 【美濃】
(1)旧国名の一。岐阜県の中部・南部に相当。濃州。
(2)岐阜県中南部の市。もと城下町。長良川の谷口集落から発達。美濃紙の産地。
(3)「美濃紙」の略。
みの-がき【美濃柿】🔗⭐🔉
みの-がき [2] 【美濃柿】
ハチヤガキの別名。
みの-がこい【美濃囲い】🔗⭐🔉
みの-がこい ―ガコヒ [3] 【美濃囲い】
将棋の駒組(コマグ)みの一。振り飛車と併用し,飛車の位置に王将を移し囲うもの。
みの-がみ【美濃紙】🔗⭐🔉
みの-がみ [0] 【美濃紙】
楮(コウゾ)で漉(ス)いた和紙。古く奈良時代から用いられた。美濃の武儀郡(現在の美濃市)から多く産出され,中世以降全国に普及。紙質は丈夫で厚く虫食いにも強く,文書の写し・書状の包み・障子紙などに用いる。書院紙。直紙(ジキシ)。みの。
みのがみ-ばん【美濃紙判】🔗⭐🔉
みのがみ-ばん [0] 【美濃紙判】
美濃紙の大きさ。半紙よりやや大判。美濃判。
みのかも【美濃加茂】🔗⭐🔉
みのかも 【美濃加茂】
岐阜県南部の市。近世,中山道の宿場町。木曾川の渡船場であったが,現在は日本ライン下りの乗船地。坪内逍遥の生地。
みの-ぎぬ【美濃絹】🔗⭐🔉
みの-ぎぬ [0][3] 【美濃絹】
岐阜県から産出する絹織物。
みの-じま【美濃縞】🔗⭐🔉
みの-じま [0] 【美濃縞】
岐阜県羽島付近から産出する綿または絹綿交ぜ織りの縞織物。
みの-しゅう【美濃衆】🔗⭐🔉
みの-しゅう [2] 【美濃衆】
江戸時代,美濃国(現在の岐阜県南部)で,領地は一万石以下ではあるが,大名と同じ格式で交代寄合とされていたもの。すなわち,高木修理・高木図書助・高木大内蔵の三家。五年に一度参勤した。
みののいえづと【美濃家苞】🔗⭐🔉
みののいえづと ―イヘヅト 【美濃家苞】
注釈書。五巻。本居宣長著。1791年成立。95年刊。新古今集の和歌六九六首の注釈について精細な訓詁注釈を行い,新注の先駆をなした。
みの-は【美濃派】🔗⭐🔉
みの-は 【美濃派】
⇒獅子門(シシモン)
みの-ばん【美濃判】🔗⭐🔉
みの-ばん [0] 【美濃判】
「美濃紙判」に同じ。
みのべ【美濃部】🔗⭐🔉
みのべ 【美濃部】
姓氏の一。
みのべ-たつきち【美濃部達吉】🔗⭐🔉
みのべ-たつきち 【美濃部達吉】
(1873-1948) 憲法・行政法学者。兵庫県生まれ。東大教授。天皇機関説を説き,天皇主権説派である上杉慎吉と論争。1935年(昭和10)国体明徴問題で貴族院議員を辞任に追い込まれ,著書「憲法撮要」などは発禁とされた(天皇機関説事件)。第二次大戦後,憲法問題調査会顧問。
みのべ-りょうきち【美濃部亮吉】🔗⭐🔉
みのべ-りょうきち ―リヤウキチ 【美濃部亮吉】
(1904-1984) 経済学者・政治家。東京生まれ。東大卒。達吉の長男。1967年(昭和42)から79年東京都知事を務め,初の革新都知事として福祉政策・公害対策を推進。のち参議院議員。
みのぼし-だいこん【美濃干し大根】🔗⭐🔉
みのぼし-だいこん [5] 【美濃干し大根】
守口(モリグチ)大根を干したもの。美濃・尾張の名産。みのぼし。
みの-ぼり【美濃彫】🔗⭐🔉
みの-ぼり [0] 【美濃彫】
室町期から美濃国に始まる金工の一派。赤銅・山銅を用いて主に刀装具を作る。赤銅などに金・銀を使用した美麗な作品が多い。古美濃と呼ばれる室町期の作品が尊ばれる。
みの-もの【美濃物】🔗⭐🔉
みの-もの [0] 【美濃物】
美濃国の刀匠の鍛えた刀剣類の総称。鎌倉末期から始まり,室町時代には備前長船(オサフネ)と並ぶ日本刀の二大生産地。同国の関が中心地となったため,関物ともいう。
みの-やき【美濃焼】🔗⭐🔉
みの-やき [0] 【美濃焼】
岐阜県南東部,土岐(トキ)・可児(カニ)・恵那(エナ)地方から産する陶磁器。桃山期に志野・織部・黄瀬戸などのすぐれたものが作られた。
大辞林に「美濃」で始まるの検索結果 1-19。