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みの【美濃】🔗🔉

みの美濃】 ①旧国名。今の岐阜県の南部。濃州。 ②岐阜県南部の市。長良川の上流に位置し風光明媚。和紙の産地として有名。人口2万3千。 ③美濃紙の略。 ④美濃絹の略。

みの‐がこい【美濃囲い】‥ガコヒ🔗🔉

みの‐がこい美濃囲い‥ガコヒ 将棋の駒組みの一つ。振飛車ふりびしゃ戦法で、飛車を移動させた跡に王将を移し、金将と銀将とで囲うこと。

みの‐がみ【美濃紙】🔗🔉

みの‐がみ美濃紙】 美濃国から産出する楮こうぞ製和紙の総称。紙質が強く、書物の木版印刷をはじめ、文書の写し、書状の包み、障子紙などに適する。半紙よりは大判。特に美濃書院紙・典具帖・森下紙などが有名。みの。

みの‐かも【美濃加茂】🔗🔉

みの‐かも美濃加茂】 岐阜県南部、木曾川・飛騨川合流点にある都市。もと中山道の宿駅。交通の要衝で商業が盛ん。電気機械工業も発達。日本ライン下りの起点。人口5万2千。

みの‐ぎぬ【美濃絹】🔗🔉

みの‐ぎぬ美濃絹】 美濃国から産出する絹。みの。

みの‐じま【美濃縞】🔗🔉

みの‐じま美濃縞】 岐阜県羽島郡笠松町・羽島市竹ヶ鼻付近から産出する木綿縞織物。

みの‐しゅう【美濃衆】🔗🔉

みの‐しゅう美濃衆】 江戸幕府で旗本の交代寄合の一つ。美濃の高木修理・高木図書助・高木大内蔵の3家。大名に準ずる家格で、参勤交代をした。

みののいえづと【美濃の家づと】‥イヘ‥🔗🔉

みののいえづと美濃の家づと‥イヘ‥ 新古今集の注釈書。本居宣長著。5巻。1795年(寛政7)刊。新古今集を選釈し、文法的に詳細に解説。

みの‐は【美濃派】🔗🔉

みの‐は美濃派】 俳諧の一派、獅子門ししもんの別称。

みの‐ばん【美濃判】🔗🔉

みの‐ばん美濃判】 美濃紙判の略。美濃紙の大きさで、半紙より大きい。

みの‐ふう【美濃風】🔗🔉

みの‐ふう美濃風】 獅子門ししもんの別称。

みのべ‐たつきち【美濃部達吉】🔗🔉

みのべ‐たつきち美濃部達吉】 法学者。兵庫県生れ。東大教授。憲法・行政法を専攻。天皇機関説を唱えて天皇主権説の上杉慎吉と論争。1935年国体明徴論が起こり、機関説を右翼に攻撃されて貴族院議員を辞し、「憲法撮要」「逐条憲法精義」などの著書は絶版・改訂を命ぜられた。(1873〜1948) 美濃部達吉 提供:毎日新聞社 →資料:天皇機関説議会質疑 ⇒みのべ【美濃部】

みのべ‐りょうきち【美濃部亮吉】‥リヤウ‥🔗🔉

みのべ‐りょうきち美濃部亮吉‥リヤウ‥ 経済学者・政治家。東京生れ。達吉の長男。1967〜79年、東京都知事。初の革新都知事として福祉政策・公害対策を推進。(1904〜1984) 美濃部亮吉 撮影:石井幸之助 ⇒みのべ【美濃部】

みのぼし‐だいこん【美濃干し大根】🔗🔉

みのぼし‐だいこん美濃干し大根】 ほそ長い守口大根を乾したもの。美濃・尾張の名産。みのぼし。

みの‐ぼり【美濃彫】🔗🔉

みの‐ぼり美濃彫】 彫金の一派。美濃の彫金工の間で室町時代より元禄時代まで行われ、刀装具・金物を作った。また、その作品。

みの‐ぼん【美濃本】🔗🔉

みの‐ぼん美濃本】 美濃紙二つ折りの大きさの本。美濃判本。→大本おおほん

みの‐もの【美濃物】🔗🔉

みの‐もの美濃物】 美濃の刀工が製作した刀の総称。鎌倉末期から南北朝時代に始まり、室町時代に最も栄えた。志津派・関物せきものの類。

みの‐やき【美濃焼】🔗🔉

みの‐やき美濃焼】 美濃の南東部(現、岐阜県多治見市・土岐市・可児かに市など)一帯で室町末期頃から作られる陶磁器の総称。桃山期には瀬戸黒・黄瀬戸・志野・織部の各茶陶を生み、江戸後期からは磁器も焼成。近世を通じ尾張の瀬戸焼の一種とされたが、明治以降、美濃焼と呼ぶ。多治見焼。

みの‐りゅう【美濃流】‥リウ🔗🔉

みの‐りゅう美濃流‥リウ 獅子門ししもんの別称。

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