複数辞典一括検索+

むくり-こくり【蒙古高句麗】🔗🔉

むくり-こくり 【蒙古高句麗】 〔「むくり」は蒙古(モウコ),「こくり」は高句麗(コウクリ)のこと。元寇のときに,「むくりこくりの鬼が来た」と言って恐れたことから。「もくりこくり」とも〕 (1)恐ろしいもののたとえ。子供を泣きやませるときなどに言った。「天人の玉子ではない―が玉子にてあらうず/咄本・醒睡笑」 (2)無理非道なこと。「神国に生まれて,神沙汰を停止とは,正真の―/浄瑠璃・日本武尊」

もうこ【蒙古】🔗🔉

もうこ 【蒙古】 (1)シベリアの南,中国の万里の長城以北に広がるモンゴル高原を中心とする地域。 →モンゴリア (2)古来{(1)}に住した遊牧民族。五,六世紀以降,柔然(ジユウゼン)・契丹(キツタン)などの部族が活躍。一三世紀初めチンギス-ハンが出てモンゴル帝国を建設。その孫フビライは中国を統一して元を建てた。明が興るとモンゴル高原に追われ,東のタタールと西のオイラートに分かれて抗争。清代にはその支配下に置かれた。今日ではモンゴル国と中国の内モンゴル自治区を構成する。モンゴル。 →モンゴル帝国

もうこ-うま【蒙古馬】🔗🔉

もうこ-うま [3] 【蒙古馬】 ウマの一品種。蒙古原産。肩高1.3メートル内外で小形。葦毛(アシゲ)が多い。

もうこ-ご【蒙古語】🔗🔉

もうこ-ご [0] 【蒙古語】 ⇒モンゴル語(ゴ)

もうこ-しゅうらいえことば【蒙古襲来絵詞】🔗🔉

もうこ-しゅうらいえことば ―シフライコトバ 【蒙古襲来絵詞】 鎌倉後期の絵巻物。二巻。文永・弘安の役の際,肥後の武士竹崎季長(スエナガ)が自らの戦功を絵にして記録させたものという。描写は正確で史料的価値が高い。御物。

もうこ-しょう【蒙古症】🔗🔉

もうこ-しょう ―シヤウ [3][0] 【蒙古症】 ⇒ダウン症候群(シヨウコウグン)

もうこ-じんしゅ【蒙古人種】🔗🔉

もうこ-じんしゅ [4] 【蒙古人種】 ⇒黄色人種(オウシヨクジンシユ)

もうこ-ずもう【蒙古相撲】🔗🔉

もうこ-ずもう ―ズマフ [4] 【蒙古相撲】 モンゴルで行われている相撲。ジドックという競技用の服をつけ,膝から上が地につけば負けとなる。土俵はない。パリルドホ。

もうこ-ていこく【蒙古帝国】🔗🔉

もうこ-ていこく 【蒙古帝国】 ⇒モンゴル帝国

もうこ-のうま【蒙古野馬】🔗🔉

もうこ-のうま 【蒙古野馬】 現存する唯一の野生馬。肩高1.3メートル内外。足は短く頭が大きい。中央アジアの草原に少数がすむ。発見者の名をとってプシバルスキーウマ・プルツェバルスキーウマなどと呼ばれる。

もうこ-はん【蒙古斑】🔗🔉

もうこ-はん [3] 【蒙古斑】 特に,黄色人種の乳幼児の尻などに見られる青いあざ。皮膚の深部にメラニン色素が沈着するために起こり,幼年期の終わりまでには消失する。小児斑。児斑。

もうこ-ひだ【蒙古襞】🔗🔉

もうこ-ひだ [4] 【蒙古襞】 上まぶたの鼻筋寄りが小さなひだとなって目頭の部分にかぶさっているもの。黄色人種に多い。

もうこ-もじ【蒙古文字】🔗🔉

もうこ-もじ [4] 【蒙古文字】 ⇒モンゴル文字

もうこ-らい【蒙古来】🔗🔉

もうこ-らい [3] 【蒙古来】 ⇒元寇(ゲンコウ)

もうこ【蒙古】(和英)🔗🔉

もうこ【蒙古】 Mongolia.→英和 〜の[語]Mongolian.‖蒙古人 a Mongolian[Mongol].内(外)蒙古 Inner (Outer) Mongolia.蒙古症《医》mongolism.

大辞林蒙古で始まるの検索結果 1-15