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うな-つき【項着・頸着】🔗🔉

うな-つき 【項着・頸着】 幼児の後ろ髪がのびて首のあたりにつくほどになっていること。また,その年頃。「―の童が身には/万葉 3791」

うな-ね【頸根】🔗🔉

うな-ね 【頸根】 うなじ。首ねっこ。「うとぶるものの―つきぬきて/祝詞(祈年祭)」

くび【首・頸】🔗🔉

くび [0] 【首・頸】 □一□ (1)頭と胴とをつなぐ,やや細くなっている部分。頸部。 (2){(1)}を含めて,そこから上の部分。頭部と頸部全体。「―実検」「―を垂れる」 (3)物の{(1)}とよく似た細くくびれた部分。「つぼの―」 (4)琴(キン)の転軫(テンジン)の下のくびれた部分。 (5)琵琶の胴と糸巻の間の細い部分。三味線の棹(サオ)にあたる。鹿頸(シカクビ)。 (6)〔首を斬(キ)られる意から〕 職を失うこと。解雇。馘首(カクシユ)。「今日限り―だ」 □二□ (1)(「領」「襟」と書く)衣服の首をおおう部分。えり。「狩衣の―の顔にかかれば/枕草子 145」 (2)顔。容貌。特に美しい容貌。また,そのような人。美人。「かかる所には看板の―といふものありて/洒落本・浪花色八卦」 (3)遊女や茶屋女をさしていう語。「きのわるい―だぞ,ちくしやうめ/洒落本・通気粋語伝」

くびかけ-しばい【頸掛(け)芝居】🔗🔉

くびかけ-しばい ―シバ [5] 【頸掛(け)芝居】 大道芸の一。人形を入れた箱を首からかけ,箱の上を舞台にして,人形を操って見せるもの。傀儡(クグツ)まわし。山猫まわし。箱芝居。

くび-かざり【首飾り・頸飾り】🔗🔉

くび-かざり [3] 【首飾り・頸飾り】 宝石・貴金属などをつないで輪にし,首にかけて使う装飾品。首輪。ネックレス。

くび-かせ【首枷・頸枷】🔗🔉

くび-かせ [0][4] 【首枷・頸枷】 (1)罪人の首にかけ,自由を束縛する木や鉄などで作った刑具。くびかし。 (2)行動の自由をさまたげるもの。係累。きずな。「子は三界の―」

くび-かみ【頸上・首紙】🔗🔉

くび-かみ [2] 【頸上・首紙】 袍(ホウ)・水干などの首の周りを取り囲む部分の称。上前の端に緒を付けて結び玉を作り,下前に輪奈を作って受ける。

くび-き【軛・頸木・衡】🔗🔉

くび-き [0] 【軛・頸木・衡】 (1)車の轅(ナガエ)の先端につけて,車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木。 →牛車(ギツシヤ) (2)(比喩的に)自由を束縛するもの。「国家の―から脱する」

くびき-ゆでん【頸城油田】🔗🔉

くびき-ゆでん 【頸城油田】 新潟県南部,高田平野北部にある油田・ガス田。一部は日本海の海底にのびる。

くび-すじ【首筋・頸筋】🔗🔉

くび-すじ ―スヂ [0] 【首筋・頸筋】 首の後ろ側。えりくび。くびねっこ。

くび-だけ【首丈・頸丈】🔗🔉

くび-だけ 【首丈・頸丈】 (名・形動) 〔「くびたけ」とも〕 (1)足元から頸までの丈(タケ)。また,物事に深くはまりこんださま。「借銭の淵に―つかりて/仮名草子・浮世物語」 (2)「くびったけ」に同じ。「かわゆらしさ,― ―/ひとりね」

くび-たま【首玉・頸玉】🔗🔉

くび-たま [0] 【首玉・頸玉】 (1)「くびったま」に同じ。 (2)上代の首飾りの玉。「―を偸(ヌス)み取て/日本書紀(安閑訓)」 (3)犬・猫などの首につける輪。首輪。[日葡]

くびっ-かせ【頸っ枷】🔗🔉

くびっ-かせ [0][5] 【頸っ枷】 「くびかせ」の転。「子は三界の―」

くび-づな【首綱・頸綱】🔗🔉

くび-づな [0] 【首綱・頸綱】 犬・猫の首につける綱。また,囚人などの首にかける綱。くびなわ。「いとをかしげなる猫のあかき―にしろき札つきて/枕草子 89」

くび-なわ【首縄・頸縄】🔗🔉

くび-なわ ―ナハ [0] 【首縄・頸縄】 「首綱(クビヅナ)」に同じ。

くび-ね【首根・頸根】🔗🔉

くび-ね [0] 【首根・頸根】 首の根もと。首ねっこ。

くび-ほそ・し【頸細し】🔗🔉

くび-ほそ・し 【頸細し】 (形ク) 弱々しい。たよりない。心細い。「たのもしげなく,―・し/源氏(帚木)」

くび-ぼね【頸骨】🔗🔉

くび-ぼね [0] 【頸骨】 首の骨。けいこつ。

くび-まき【首巻(き)・頸巻(き)】🔗🔉

くび-まき [0][4] 【首巻(き)・頸巻(き)】 襟(エリ)巻き。マフラー。[季]冬。

くび-わ【首輪・頸環】🔗🔉

くび-わ [0] 【首輪・頸環】 (1)犬や猫の首につける輪。 (2)「首飾り」に同じ。

けい-きん【頸筋】🔗🔉

けい-きん [0][1] 【頸筋】 頸部にある諸筋の総称。広頸筋・胸鎖乳突筋・前頸筋・後頸筋・背筋からなる。

けいけんわん-しょうこうぐん【頸肩腕症候群】🔗🔉

けいけんわん-しょうこうぐん ―シヤウコウグン [9] 【頸肩腕症候群】 首筋から肩・腕にかけて痛みやしびれを起こす症状。頸腕症候群。

けい-こつ【頸骨】🔗🔉

けい-こつ [1] 【頸骨】 首の骨。

けい-じょうみゃく【頸静脈】🔗🔉

けい-じょうみゃく ―ジヤウミヤク [3] 【頸静脈】 頭部・頸部の血液を集めて心臓に送る頸部の太い静脈。左右の内頸静脈が主なもので,頭蓋底から下行して鎖骨下静脈と合流する。

けい-しょく【頸飾】🔗🔉

けい-しょく [0] 【頸飾】 くびかざり。 →大勲位

けい-せん【頸腺】🔗🔉

けい-せん [1] 【頸腺】 頸部にあるリンパ腺。「―結核」

けい-つい【頸椎】🔗🔉

けい-つい [1] 【頸椎】 脊椎動物の脊柱の最上部。頸部(ケイブ)の脊椎。七個の椎骨からなる。

けい-どうみゃく【頸動脈】🔗🔉

けい-どうみゃく [3] 【頸動脈】 大動脈の分岐で,頭頸部に血液を送る左右の太い動脈。甲状軟骨の高さで,眼球や頭蓋内の深い部分を灌流する内頸動脈と,顔面・前頸部・硬膜などの浅い部分に分布する外頸動脈がある。総頸動脈。

けい-ぶ【頸部】🔗🔉

けい-ぶ [1] 【頸部】 頭部と胸部との中間にある身体の部分。首の部分。

けいぶ-せきついしょう【頸部脊椎症】🔗🔉

けいぶ-せきついしょう ―シヤウ [1]-[0][1]-[3] 【頸部脊椎症】 頸椎の変形のため脊髄や神経根が圧迫され,くび・肩・腕の痛みやしびれ,運動時の痛みなどの症状があらわれる状態。脊髄の圧迫による上・下肢の麻痺や,膀胱(ボウコウ)・直腸などに障害があらわれる場合もある。

けいぶ-リンパせつ-けっかく【頸部―節結核】🔗🔉

けいぶ-リンパせつ-けっかく [1]-[6] 【頸部―節結核】 ⇒瘰癧(ルイレキ)

けい-れん【頸聯】🔗🔉

けい-れん [0] 【頸聯】 漢詩で,律詩の第五・六句のこと。後聯。 →起聯 →頷聯(ガンレン) →尾聯

けいわん-しょうこうぐん【頸腕症候群】🔗🔉

けいわん-しょうこうぐん ―シヤウコウグン [7] 【頸腕症候群】 「頸肩腕症候群(ケイケンワンシヨウコウグン)」に同じ。

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