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広辞苑の検索結果 (38)
うな‐つき【項突・頸着】🔗⭐🔉
うな‐つき【項突・頸着】
童わらわの髪が、その末でうなじをつくほどの長さであること。万葉集16「―のわらはが身には」
くび【首・頸】🔗⭐🔉
くび【首・頸】
①脊椎動物の頭と胴とをつなぐ部分。頸部。万葉集4「わが恋は千引の石を七ばかり―にかけむも神の諸伏もろふし」
②衣服の、くびに当たる部分。
③物の、くびの形をした部分。「手―」「徳利の―」
㋐琴きんの狭くくびれている2部分のうち、本の方の部分。末の方は腰という。
㋑琵琶の胴の上部の細くなった部分。鹿頸ししくび。俗に棹さおという。
㋒薩摩琵琶の撥ばちのくびれている所。
④身体のくびより上の部分。かしら。あたま。こうべ。「―をはねる」
⑤解雇すること。馘首かくしゅ。「会社を―になった」
⑥顔。容貌。
⇒首が繋がる
⇒首が飛ぶ
⇒首が回らない
⇒首になる
⇒首に縄を付ける
⇒首の皮一枚
⇒首の座へ直る
⇒首振り三年
⇒首を洗って待つ
⇒首を傾げる
⇒首を切る
⇒首をすくめる
⇒首を挿げ替える
⇒首を縦に振る
⇒首を突っ込む
⇒首を長くする
⇒首を捻る
⇒首を横に振る
くび‐うま【首馬・頸馬】🔗⭐🔉
くび‐うま【首馬・頸馬】
①鞍くらの前輪まえわに乗ること。
②肩車かたぐるま。首子乗り。
くび‐おおい【頸被い】‥オホヒ🔗⭐🔉
くび‐おおい【頸被い】‥オホヒ
牛馬の頸をおおう布。〈倭名類聚鈔11〉
くびかけ‐しばい【頸掛芝居】‥ヰ🔗⭐🔉
くびかけ‐しばい【頸掛芝居】‥ヰ
人形を入れた箱を頸にかけ、その上で人形を操り、大道で見せたもの。くぐつまわし。山猫まわし。箱芝居。→傀儡師かいらいし(図)
くび‐かざり【首飾り・頸飾り】🔗⭐🔉
くび‐かざり【首飾り・頸飾り】
首にかける装飾品。宝石・貴金属類などをつないで輪にしたもの。ネックレス。「真珠の―」
くび‐かし【首枷・頸枷】🔗⭐🔉
くび‐かし【首枷・頸枷】
(→)「くびかせ」1に同じ。孝徳紀「枷くびかしを着はけ反縛しりえでにしばれり」
くび‐かせ【首枷・頸枷】🔗⭐🔉
くび‐かせ【首枷・頸枷】
①罪人の首にはめ、自由に動けないようにする鉄または木製の刑具。太平記2「―・手枷を入れられ」
②自由を束縛するもの。係累。きずな。謡曲、天鼓「親子は三界の―と」
くび‐かみ【頸上・首紙】🔗⭐🔉
くび‐かみ【頸上・首紙】
胡服系の袍ほう・襖あお類の盤領まるえりの部分名。先端に結び玉を作った紐を一方の襟先に縫い込み、他方の襟につけた受け羂わなにかける。→盤領あげくび→闕腋けってきの袍(図)
くび‐き【軛・頸木・衡】🔗⭐🔉
くび‐き【軛・頸木・衡】
①車の轅ながえの端につけて、牛馬の後頸にかける横木。→牛車ぎっしゃ(図)。
②(比喩的に)自由を束縛するもの。「圧制の―」
⇒軛を争う
くびき‐ゆでん【頸城油田】🔗⭐🔉
くびき‐ゆでん【頸城油田】
新潟県南西部、高田平野北部にある油田・天然ガス田。1959年頃より本格的に開発されたが、近年は産出量が減少。一部は海底油田。
くび‐たけ【頸丈・首丈】🔗⭐🔉
くび‐たけ【頸丈・首丈】
(クビダケとも)
①足もとから頸までの高さ。転じて、物事が多く積もることのたとえ。浮世物語「借銭の淵に―つかりて」
②(頸丈になるまで、深くはまり溺れる意から)深く物事に思い入るさま。深く色香に迷うさま。くびったけ。浄瑠璃、冥途飛脚「こりや粋すいめ、己が―なづんでゐる」
くび‐たま【頸玉・首玉】🔗⭐🔉
くび‐たま【頸玉・首玉】
①上代、玉を連ねて頸につけた飾り。安閑紀「瓔珞くびたまを偸ぬすみ取りて」
②猫・犬などの頸にかける環。好色一代女4「―の入し白猫」
③くび。くびすじ。くびったま。浄瑠璃、吉野都女楠「くはへる所を又六どつこいと―押へ」
④船具の名。マストリング。
くびっ‐かせ【首っ枷・頸っ枷】🔗⭐🔉
くびっ‐かせ【首っ枷・頸っ枷】
(クビカセの促音化)
⇒くびかせ。「子は三界の―」
くびっ‐たけ【首っ丈・頸っ丈】🔗⭐🔉
くびっ‐たけ【首っ丈・頸っ丈】
(クビタケの促音化)異性に強くひかれているさま。夢中であること。尾崎紅葉、八重だすき「ふるさとうさんに―、ほれては居るが、ちぎりの結ばれぬ其の訳は」。「あの子に―だ」
くびっ‐たま【首っ玉・頸っ玉】🔗⭐🔉
くびっ‐たま【首っ玉・頸っ玉】
(クビタマの促音化)くびすじ。くび。「―にかじりつく」
くび‐づな【頸綱・首綱】🔗⭐🔉
くび‐づな【頸綱・首綱】
犬・猫などの頸にかけてひく綱。また、罪人の頸につける綱。頸縄。浄瑠璃、義経千本桜「―のかからぬ内、四の五の言はずに出した出した」
くび‐ねっこ【首根っこ・頸根っこ】🔗⭐🔉
くび‐ねっこ【首根っこ・頸根っこ】
くびの根もと。くびすじ。
⇒首根っこを押さえる
○首根っこを押さえるくびねっこをおさえる
①動けないように相手の首を押さえ付ける。
②相手の弱みや急所をとらえて、有無をいわせないようにする。
⇒くび‐ねっこ【首根っこ・頸根っこ】
○首の皮一枚くびのかわいちまい
斬られた首が、皮膚の一枚だけでつながっていること。まだかすかなのぞみが残っていることのたとえ。
⇒くび【首・頸】
○首の座へ直るくびのざへなおる
打首の場所に座ってその刑に処せられようとする。
⇒くび【首・頸】
くび‐ほそ・し【頸細し】🔗⭐🔉
くび‐ほそ・し【頸細し】
〔形ク〕
頸が細くて弱々しい。心細い。源氏物語帚木「頼もしげなく―・しとて」
くび‐ぼね【頸骨】🔗⭐🔉
くび‐ぼね【頸骨】
頸の骨。けいこつ。
くび‐まき【首巻・頸巻】🔗⭐🔉
くび‐まき【首巻・頸巻】
(→)「えりまき」に同じ。〈[季]冬〉
⇒くびまき‐がため【首巻き固め】
くび‐まわり【首回り・頸廻り】‥マハリ🔗⭐🔉
くび‐まわり【首回り・頸廻り】‥マハリ
首の回り。また、その寸法。
くび‐わ【首輪・頸輪】🔗⭐🔉
くび‐わ【首輪・頸輪】
①猫または犬の首にはめる輪。
②首飾り。
○首を洗って待つくびをあらってまつ
首を切られる覚悟で相手の出方を待つ。「首を洗って待っておけ」
⇒くび【首・頸】
○首を傾げるくびをかしげる
不思議・疑わしいなどの思いで首をかたむける。不審に思う。
⇒くび【首・頸】
○首を切るくびをきる
①斬罪に処する。
②免官・免職・解雇・除名などに処する。
⇒くび【首・頸】
○首をすくめるくびをすくめる
首を一瞬縮める。恐れ入ったり困ったりしたことを表す、おどけたしぐさ。
⇒くび【首・頸】
○首を挿げ替えるくびをすげかえる
ある役職についている人をやめさせて、別の人をそこに据える。
⇒くび【首・頸】
○首を縦に振るくびをたてにふる
相手に同意・賛成の意を表す。うなずく。
⇒くび【首・頸】
○首を突っ込むくびをつっこむ
仲間に加わる。その事に関係する。頭を突っ込む。「実業界に―」
⇒くび【首・頸】
○首を長くするくびをながくする
物事が早く実現することを待ちこがれることのたとえ。首を延ばす。「首を長くして待つ」
⇒くび【首・頸】
○首を捻るくびをひねる
どうすればよいかと考え込む。納得できず考える。
⇒くび【首・頸】
○首を横に振るくびをよこにふる
相手に不賛成・不満の意を表す。首を振る。
⇒くび【首・頸】
けい‐きん【頸筋】🔗⭐🔉
けい‐きん【頸筋】
頸部にある諸筋肉の総称。
けいけんわん‐しょうこうぐん【頸肩腕症候群】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
けいけんわん‐しょうこうぐん【頸肩腕症候群】‥シヤウ‥
(→)頸腕症候群に同じ。
けい‐こつ【頸骨】🔗⭐🔉
けい‐こつ【頸骨】
くびの骨。
けい‐じょうみゃく【頸静脈】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
けい‐じょうみゃく【頸静脈】‥ジヤウ‥
頸部にある静脈。頭部・頸部の血液を心臓に送る脈管。内頸静脈と外頸静脈とがある。前者は頭蓋腔内のS状静脈洞に始まり、頸部を下降して鎖骨下静脈と合流し上大静脈に注ぐ。後者は下顎角の後ろで始まり鎖骨下静脈に入る。
けい‐しょく【頸飾】🔗⭐🔉
けい‐しょく【頸飾】
①くびかざり。
②大勲位菊花章を喉のどの下に佩おびる時に用いるもの。→菊花章頸飾
けい‐どうみゃく【頸動脈】🔗⭐🔉
けい‐どうみゃく【頸動脈】
頸部を通り頭部に血液を送る、大動脈の分脈。総頸動脈として右は腕頭動脈、左は大動脈弓から起こり、第4頸椎の高さで内頸動脈と外頸動脈に分かれる。前者は上行して脳に血液を送り、後者は頸部・顔面に分布する。→内臓(図)
けい‐ぶ【頸部】🔗⭐🔉
けい‐ぶ【頸部】
高等脊椎動物の頭部と体幹部とを接続する部分。
けいわん‐しょうこうぐん【頸腕症候群】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
けいわん‐しょうこうぐん【頸腕症候群】‥シヤウ‥
首から肩・腕さらに手指にかけて痛み、しびれを訴える症状。進行すると手指の運動障害、筋萎縮をおこす。頸椎の椎間板障害や変形性脊椎症が主因と考えられている。頸肩腕症候群。
[漢]頸🔗⭐🔉
頸 字形
〔頁部7画/16画/8084・7074〕
〔音〕ケイ(漢)
〔訓〕くび
[意味]
のどくび。くび。「頸部・頸椎けいつい・頸骨・頸動脈・刎頸ふんけい」
▷[頚]は異体字。
〔頁部7画/16画/8084・7074〕
〔音〕ケイ(漢)
〔訓〕くび
[意味]
のどくび。くび。「頸部・頸椎けいつい・頸骨・頸動脈・刎頸ふんけい」
▷[頚]は異体字。
大辞林の検索結果 (33)
うな-つき【項着・頸着】🔗⭐🔉
うな-つき 【項着・頸着】
幼児の後ろ髪がのびて首のあたりにつくほどになっていること。また,その年頃。「―の童が身には/万葉 3791」
うな-ね【頸根】🔗⭐🔉
うな-ね 【頸根】
うなじ。首ねっこ。「うとぶるものの―つきぬきて/祝詞(祈年祭)」
くび【首・頸】🔗⭐🔉
くび [0] 【首・頸】
□一□
(1)頭と胴とをつなぐ,やや細くなっている部分。頸部。
(2){(1)}を含めて,そこから上の部分。頭部と頸部全体。「―実検」「―を垂れる」
(3)物の{(1)}とよく似た細くくびれた部分。「つぼの―」
(4)琴(キン)の転軫(テンジン)の下のくびれた部分。
(5)琵琶の胴と糸巻の間の細い部分。三味線の棹(サオ)にあたる。鹿頸(シカクビ)。
(6)〔首を斬(キ)られる意から〕
職を失うこと。解雇。馘首(カクシユ)。「今日限り―だ」
□二□
(1)(「領」「襟」と書く)衣服の首をおおう部分。えり。「狩衣の―の顔にかかれば/枕草子 145」
(2)顔。容貌。特に美しい容貌。また,そのような人。美人。「かかる所には看板の―といふものありて/洒落本・浪花色八卦」
(3)遊女や茶屋女をさしていう語。「きのわるい―だぞ,ちくしやうめ/洒落本・通気粋語伝」
くびかけ-しばい【頸掛(け)芝居】🔗⭐🔉
くびかけ-しばい ―シバ
[5] 【頸掛(け)芝居】
大道芸の一。人形を入れた箱を首からかけ,箱の上を舞台にして,人形を操って見せるもの。傀儡(クグツ)まわし。山猫まわし。箱芝居。
[5] 【頸掛(け)芝居】
大道芸の一。人形を入れた箱を首からかけ,箱の上を舞台にして,人形を操って見せるもの。傀儡(クグツ)まわし。山猫まわし。箱芝居。
くび-かざり【首飾り・頸飾り】🔗⭐🔉
くび-かざり [3] 【首飾り・頸飾り】
宝石・貴金属などをつないで輪にし,首にかけて使う装飾品。首輪。ネックレス。
くび-かせ【首枷・頸枷】🔗⭐🔉
くび-かせ [0][4] 【首枷・頸枷】
(1)罪人の首にかけ,自由を束縛する木や鉄などで作った刑具。くびかし。
(2)行動の自由をさまたげるもの。係累。きずな。「子は三界の―」
くび-かみ【頸上・首紙】🔗⭐🔉
くび-かみ [2] 【頸上・首紙】
袍(ホウ)・水干などの首の周りを取り囲む部分の称。上前の端に緒を付けて結び玉を作り,下前に輪奈を作って受ける。
くび-き【軛・頸木・衡】🔗⭐🔉
くび-き [0] 【軛・頸木・衡】
(1)車の轅(ナガエ)の先端につけて,車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木。
→牛車(ギツシヤ)
(2)(比喩的に)自由を束縛するもの。「国家の―から脱する」
くびき-ゆでん【頸城油田】🔗⭐🔉
くびき-ゆでん 【頸城油田】
新潟県南部,高田平野北部にある油田・ガス田。一部は日本海の海底にのびる。
くび-すじ【首筋・頸筋】🔗⭐🔉
くび-すじ ―スヂ [0] 【首筋・頸筋】
首の後ろ側。えりくび。くびねっこ。
くび-だけ【首丈・頸丈】🔗⭐🔉
くび-だけ 【首丈・頸丈】 (名・形動)
〔「くびたけ」とも〕
(1)足元から頸までの丈(タケ)。また,物事に深くはまりこんださま。「借銭の淵に―つかりて/仮名草子・浮世物語」
(2)「くびったけ」に同じ。「かわゆらしさ,― ―/ひとりね」
くび-たま【首玉・頸玉】🔗⭐🔉
くび-たま [0] 【首玉・頸玉】
(1)「くびったま」に同じ。
(2)上代の首飾りの玉。「―を偸(ヌス)み取て/日本書紀(安閑訓)」
(3)犬・猫などの首につける輪。首輪。[日葡]
くびっ-かせ【頸っ枷】🔗⭐🔉
くびっ-かせ [0][5] 【頸っ枷】
「くびかせ」の転。「子は三界の―」
くび-づな【首綱・頸綱】🔗⭐🔉
くび-づな [0] 【首綱・頸綱】
犬・猫の首につける綱。また,囚人などの首にかける綱。くびなわ。「いとをかしげなる猫のあかき―にしろき札つきて/枕草子 89」
くび-なわ【首縄・頸縄】🔗⭐🔉
くび-なわ ―ナハ [0] 【首縄・頸縄】
「首綱(クビヅナ)」に同じ。
くび-ね【首根・頸根】🔗⭐🔉
くび-ね [0] 【首根・頸根】
首の根もと。首ねっこ。
くび-ほそ・し【頸細し】🔗⭐🔉
くび-ほそ・し 【頸細し】 (形ク)
弱々しい。たよりない。心細い。「たのもしげなく,―・し/源氏(帚木)」
くび-ぼね【頸骨】🔗⭐🔉
くび-ぼね [0] 【頸骨】
首の骨。けいこつ。
くび-まき【首巻(き)・頸巻(き)】🔗⭐🔉
くび-まき [0][4] 【首巻(き)・頸巻(き)】
襟(エリ)巻き。マフラー。[季]冬。
くび-わ【首輪・頸環】🔗⭐🔉
くび-わ [0] 【首輪・頸環】
(1)犬や猫の首につける輪。
(2)「首飾り」に同じ。
けい-きん【頸筋】🔗⭐🔉
けい-きん [0][1] 【頸筋】
頸部にある諸筋の総称。広頸筋・胸鎖乳突筋・前頸筋・後頸筋・背筋からなる。
けいけんわん-しょうこうぐん【頸肩腕症候群】🔗⭐🔉
けいけんわん-しょうこうぐん ―シヤウコウグン [9] 【頸肩腕症候群】
首筋から肩・腕にかけて痛みやしびれを起こす症状。頸腕症候群。
けい-こつ【頸骨】🔗⭐🔉
けい-こつ [1] 【頸骨】
首の骨。
けい-じょうみゃく【頸静脈】🔗⭐🔉
けい-じょうみゃく ―ジヤウミヤク [3] 【頸静脈】
頭部・頸部の血液を集めて心臓に送る頸部の太い静脈。左右の内頸静脈が主なもので,頭蓋底から下行して鎖骨下静脈と合流する。
けい-しょく【頸飾】🔗⭐🔉
けい-しょく [0] 【頸飾】
くびかざり。
→大勲位
けい-せん【頸腺】🔗⭐🔉
けい-せん [1] 【頸腺】
頸部にあるリンパ腺。「―結核」
けい-つい【頸椎】🔗⭐🔉
けい-つい [1] 【頸椎】
脊椎動物の脊柱の最上部。頸部(ケイブ)の脊椎。七個の椎骨からなる。
けい-どうみゃく【頸動脈】🔗⭐🔉
けい-どうみゃく [3] 【頸動脈】
大動脈の分岐で,頭頸部に血液を送る左右の太い動脈。甲状軟骨の高さで,眼球や頭蓋内の深い部分を灌流する内頸動脈と,顔面・前頸部・硬膜などの浅い部分に分布する外頸動脈がある。総頸動脈。
けい-ぶ【頸部】🔗⭐🔉
けい-ぶ [1] 【頸部】
頭部と胸部との中間にある身体の部分。首の部分。
けいぶ-せきついしょう【頸部脊椎症】🔗⭐🔉
けいぶ-せきついしょう ―シヤウ [1]-[0][1]-[3] 【頸部脊椎症】
頸椎の変形のため脊髄や神経根が圧迫され,くび・肩・腕の痛みやしびれ,運動時の痛みなどの症状があらわれる状態。脊髄の圧迫による上・下肢の麻痺や,膀胱(ボウコウ)・直腸などに障害があらわれる場合もある。
けいぶ-リンパせつ-けっかく【頸部―節結核】🔗⭐🔉
けいぶ-リンパせつ-けっかく [1]-[6] 【頸部―節結核】
⇒瘰癧(ルイレキ)
けいわん-しょうこうぐん【頸腕症候群】🔗⭐🔉
けいわん-しょうこうぐん ―シヤウコウグン [7] 【頸腕症候群】
「頸肩腕症候群(ケイケンワンシヨウコウグン)」に同じ。
広辞苑+大辞林に「頸」で始まるの検索結果。