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ない‐で🔗⭐🔉
ない‐で
〔連語〕
打消しの意を含んで下に続く意を表す。「仕事もし―ぶらぶらしている」「逆上(のぼせ)―至極よいお薬でございます」〈滑・浮世風呂・二〉
(「ないでください」「ないでほしい」などの形で)打消しの希望、婉曲な禁止を表す。「この中へは、入ら―ください」「勝手に使わ―ほしい」
(「ないでいい」などの形で)ある動作をしないことを許可・認容する意を表す。「君は忙しいから出かけ―いい」→なくて◆「ないで」については、打消しの助動詞「ない」に、助詞「で」、あるいは断定の助動詞「だ」の連用形「で」が付いて成ったとする説などがあり、いまだ定説をみない。また、「ないで」全体を接続助詞などとする扱いもある。
は、「お母さん、もうどこにも行かないで」のように文末に用いられることもある。




大辞泉 ページ 11093 での【ないで】単語。