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い【位】ヰ🔗🔉

い【位】 〔接尾〕助数詞。物事の順位・等級・位階などを表す。「第三―」「従五―」死者の霊を数えるのに用いる。「百―の英霊」計算の位取(くらいど)りを表す。「百―の数」「小数点以下三―」[名]くらい。位階。「一品以下。初位(そゐ)以上を―と曰ふ」〈令義解・官位〉

くら‐い【位】‐ゐ🔗🔉

くら‐い【位】‐ゐ 《「座(くら)」に「居る」意から》定められた序列の中での位置。地位。皇帝・国王などの地位。皇位。王位。帝位。「―に即(つ)く」 「―を譲る」官職などにおける身分の段階。等級。「三位(さんみ)の―」→位階地位・身分の上下関係。階級。出来のよしあし、品格などからみた、優劣の段階。物事の等級。連歌・俳諧・能楽などで、作品や所作の品位。十進法での数の段階。また、その位置の名。「十の位」「百の位」などという。表は位の名の一例であるが、恒河沙から無量大数までを八桁とびにする説もある。将棋で、敵陣を制圧する位置。特に、盤面の中央をいう。芸道などで、実力の程度。到達した境地。芸位。「我が―のほどを能々(よくよく)心得ぬれば」〈花伝・七〉

くらい【位】くらゐ🔗🔉

くらい【位】くらゐ [副助]《名詞「くらい(位)」から。中世以降の語。「ぐらい」とも》名詞、および活用語の連体形に付く。おおよその分量・程度を表す。ほど。ばかり。「一〇歳―の男の子」「その―で十分だ」おおよその基準となる事柄を表す。「声も出ない―びっくりした」「犬―人間に忠実な動物はいない」「目に見えない―小さい」(多く「くらいなら」の形で)事実・状態を示して、程度を軽いもの、または重いものとして強く主張する意を表す。「簡単に否決される―なら、提案しなければよかった」

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[音]イ [訓]くらい [部首]人 [総画数]7 [コード]区点    1644      JIS   304C      S‐JIS 88CA [分類]常用漢字 [難読語] →い‐あお【位襖】いん‐に【因位】おん‐い【蔭位】さん‐に【散位】さん‐み【三位】し‐い【尸位】そ‐い【初位】そん‐い【巽位】へん‐い【版位】へん‐に【版位】ほん‐い【品位】よし‐ごい【葦五位・葭五位】

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