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おお【△凡】おほ🔗🔉

おお【凡】おほ [形動ナリ]《「おぼ」とも》事物の形状や人の心情などが、はっきりしないさま。ぼんやりしているさま。いいかげん。「佐保山を―に見しかど今見れば山なつかしも風吹くなゆめ」〈万・一三三三〉事物の状態などが、他と比べて特に際立っていないさま。普通。「吹く風も―には吹かず立つ波も和(のど)には立たぬ」〈万・三三三九〉

おおし【△凡】おほし🔗🔉

おおし【凡】おほし [副]おおよそ。総じて。「―垣下(かいもと)あるじ、甚だ非常(ひざう)に侍りたうぶ」〈源・少女〉

おお‐よそ【大△凡・△凡】おほ‐🔗🔉

おお‐よそ【大凡・凡】おほ‐ [名・形動]だいたいのところ。あらまし。「計画の―を説明する」ひととおりであること。普通。「ひととせはいたく―にこそおもしろしと見え給ひしか」〈宇津保・楼上上〉[副]細部にこだわらず概略を判断するさま。だいたい。大ざっぱに。およそ。「―一〇年ぐらい前」「事情は―見当がつく」話を切り出すときの言葉。全体的にみて。一般に。いったい。そもそも。「―国家としての独立を望まない者はいまい」→大体(だいたい)[用法]

おぼ【△凡】🔗🔉

おぼ【凡】 [形動ナリ]おお(凡)

ぼん【凡】🔗🔉

ぼん【凡】 [名・形動]ごく普通であること。ありふれていること。また、そのさま。平凡。「―ならざる才能」

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[音]ハン    ボン [訓]およ‐そ    すべ‐て [部首]几 [総画数]3 [コード]区点    4362      JIS   4B5E      S‐JIS 967D [分類]常用漢字 [難読語] →おおしこうち‐の‐みつね【凡河内躬恒】おお‐よそ【大凡・凡】ぼん‐たい【凡退】

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