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さま【様・△方】🔗⭐🔉
さま【様・△方】
[名]
物事や人のありさま。ようす。状態。「雲のたなびく―が美しい」「物慣れた―に振る舞う」
姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる
方法。手段。「物言ふ―も知らず」〈源・常夏〉
理由。事情。いきさつ。「なほおぼしとまるべき―にぞ聞え給ふめる」〈源・賢木〉
おもむき。趣向。体裁。「臨時のもてあそび物の…時につけつつ―を変へて」〈源・帚木〉
〔接尾〕
人を表す語(名詞・代名詞)または人名・役職名・団体名などに付いて、尊敬の意を表す。「お嬢―」「お殿―」「あなた―」「田中―」「社長―」「商店会御一行―」
名詞や形容動詞の語幹に「お」「ご(御)」を冠したものに付いて、「…なこと」の意を丁寧に言い表す。ときに「お」「ご」を冠しないこともある。「お疲れ―」「お世話―」「お気の毒―」「ご苦労―」「はばかり―」
(後世は「ざま」の形になる)
名詞に付いて、その方向、その方面という意を表す。「雨が横―に降る」
動詞の連用形に付いて、ちょうど…するとき、…する折などの意を表す。「すれちがい―ひったくる」
動詞の連用形に付いて、そういう動作のしかたである意を表す。「二階から下へのけ―に落ちる」
[代]《「きみさま」の略という。近世、多く遊里語として用いた》
二人称の人代名詞。あなた。「これこれ大事の物ながら、―になに惜しかるべし」〈浮・一代男・一〉
三人称の人代名詞。慕っている第三者をさす。あのかた。「賤(しづ)が思ひを夢ほど―に知らせたや」〈滑・膝栗毛・四〉
[下接語]有り様・如何(いか)様・上(うえ)様・お生憎(あいにく)様・お家様・王様・お蔭(かげ)様・お気の毒様・奥様・お子様・お嬢様・おしら様・お世話様・お粗末様・お互い様・お天道(てんと)様・お日様・お部屋様・お待ち遠様・思う様・俺(おれ)様・上(かみ)様・神様・貴様・午前様・ご馳走(ちそう)様・今日(こんにち)様・逆(さか)様・先(さき)様・様様・直(じき)様・十二様・上(じよう)様・直(す)ぐ様・先(せん)様・殿様・取り様・何様・のの様・憚(はばか)り様・人様・皆様・皆皆様・宮様・若様(ざま)仰向(あおむ)け様・悪(あ)し様・言い様・生き様・後ろ様・俯(うつむ)き様・永(えい)様・心様・様様・為(し)様・死に様・縦様・次様・続け様・外(と)様・寝様・仰(の)け様・美(び)様・平(ひら)様・無(ぶ)様・横様
[名]
物事や人のありさま。ようす。状態。「雲のたなびく―が美しい」「物慣れた―に振る舞う」
姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる
方法。手段。「物言ふ―も知らず」〈源・常夏〉
理由。事情。いきさつ。「なほおぼしとまるべき―にぞ聞え給ふめる」〈源・賢木〉
おもむき。趣向。体裁。「臨時のもてあそび物の…時につけつつ―を変へて」〈源・帚木〉
〔接尾〕
人を表す語(名詞・代名詞)または人名・役職名・団体名などに付いて、尊敬の意を表す。「お嬢―」「お殿―」「あなた―」「田中―」「社長―」「商店会御一行―」
名詞や形容動詞の語幹に「お」「ご(御)」を冠したものに付いて、「…なこと」の意を丁寧に言い表す。ときに「お」「ご」を冠しないこともある。「お疲れ―」「お世話―」「お気の毒―」「ご苦労―」「はばかり―」
(後世は「ざま」の形になる)
名詞に付いて、その方向、その方面という意を表す。「雨が横―に降る」
動詞の連用形に付いて、ちょうど…するとき、…する折などの意を表す。「すれちがい―ひったくる」
動詞の連用形に付いて、そういう動作のしかたである意を表す。「二階から下へのけ―に落ちる」
[代]《「きみさま」の略という。近世、多く遊里語として用いた》
二人称の人代名詞。あなた。「これこれ大事の物ながら、―になに惜しかるべし」〈浮・一代男・一〉
三人称の人代名詞。慕っている第三者をさす。あのかた。「賤(しづ)が思ひを夢ほど―に知らせたや」〈滑・膝栗毛・四〉
[下接語]有り様・如何(いか)様・上(うえ)様・お生憎(あいにく)様・お家様・王様・お蔭(かげ)様・お気の毒様・奥様・お子様・お嬢様・おしら様・お世話様・お粗末様・お互い様・お天道(てんと)様・お日様・お部屋様・お待ち遠様・思う様・俺(おれ)様・上(かみ)様・神様・貴様・午前様・ご馳走(ちそう)様・今日(こんにち)様・逆(さか)様・先(さき)様・様様・直(じき)様・十二様・上(じよう)様・直(す)ぐ様・先(せん)様・殿様・取り様・何様・のの様・憚(はばか)り様・人様・皆様・皆皆様・宮様・若様(ざま)仰向(あおむ)け様・悪(あ)し様・言い様・生き様・後ろ様・俯(うつむ)き様・永(えい)様・心様・様様・為(し)様・死に様・縦様・次様・続け様・外(と)様・寝様・仰(の)け様・美(び)様・平(ひら)様・無(ぶ)様・横様
ためし【△例・△様】🔗⭐🔉
ためし【△例・△様】
前にすでにあったこと。先例。前例。「けんかで勝った―がない」
手本になるようなこと。模範。規範。「かの御教へこそ、長き―にはありけれ」〈源・梅枝〉
前にすでにあったこと。先例。前例。「けんかで勝った―がない」
手本になるようなこと。模範。規範。「かの御教へこそ、長き―にはありけれ」〈源・梅枝〉
よう【様】ヤウ🔗⭐🔉
よう【様】ヤウ
姿・形。ありさま。ようす。「日ごろありつる―、くづしかたらひて、とばかりあるに」〈かげろふ・上〉
方法。やり方。「その山見るに、さらに登るべき―なし」〈竹取〉
理由。事情。わけ。「参るまじくは、その―を申せ」〈平家・一〉
(「思う」「言う」などに付いて)会話や思考の内容。または、その下に引用して続けた会話や思考の内容。「車にて児(ちご)の祖(おや)に言ふ―『父こそ』と呼べば」〈今昔・二四・一五〉
名詞の下に付いて複合語をつくる。
ある物に類似していることを表す。…ふう。…のよう。「刃物―の凶器」「皮革―の素材」
様式、方式などの意を表す。「上代―」「唐(から)―」
動詞の連用形の下に付いて複合語をつくる。
ありさま、ようすなどの意を表す。「喜び―」「可愛がり―」
…する方法、…するやり方などの意を表す。「ほかのし―もある」「しかり―が悪い」
姿・形。ありさま。ようす。「日ごろありつる―、くづしかたらひて、とばかりあるに」〈かげろふ・上〉
方法。やり方。「その山見るに、さらに登るべき―なし」〈竹取〉
理由。事情。わけ。「参るまじくは、その―を申せ」〈平家・一〉
(「思う」「言う」などに付いて)会話や思考の内容。または、その下に引用して続けた会話や思考の内容。「車にて児(ちご)の祖(おや)に言ふ―『父こそ』と呼べば」〈今昔・二四・一五〉
名詞の下に付いて複合語をつくる。
ある物に類似していることを表す。…ふう。…のよう。「刃物―の凶器」「皮革―の素材」
様式、方式などの意を表す。「上代―」「唐(から)―」
動詞の連用形の下に付いて複合語をつくる。
ありさま、ようすなどの意を表す。「喜び―」「可愛がり―」
…する方法、…するやり方などの意を表す。「ほかのし―もある」「しかり―が悪い」
様🔗⭐🔉
様
[音]ヨウ
[訓]さま
[部首]木
[総画数]14
[コード]区点 4545
JIS 4D4D
S‐JIS 976C
[分類]常用漢字
[難読語]
→あんば‐さま【阿波様】
→おえ‐さま【御家様】
→おく‐ざま【奥様】
→おたあ‐さま【御母様】
→おたた‐さま【御母様】
→おとり‐さま【御酉様】
→おの‐さま【己様】
→お‐ひい‐さま【御姫様】
→おもう‐さま【御父様】
→かえ‐さま【返様・反様】
→かか‐さま【母様】
→ごて‐さん【御亭様】
→こと‐ざま【異様】
→こな‐さま【此方様】
→こな‐さん【此方様】
→さ‐よう【然様・左様】
→しい‐なり【椎様・椎形・椎像】
→たた‐さま【縦様・縦方】
→てき‐さん【敵様】
→と‐ざま【外様・外方】
→とっ‐さま【父様】
→とと‐さま【父様】
→ひい‐さま【姫様】
→ぼん‐さま【坊様】
→やま‐さん【山様】
→よ‐さま【善様・好様】
[音]ヨウ
[訓]さま
[部首]木
[総画数]14
[コード]区点 4545
JIS 4D4D
S‐JIS 976C
[分類]常用漢字
[難読語]
→あんば‐さま【阿波様】
→おえ‐さま【御家様】
→おく‐ざま【奥様】
→おたあ‐さま【御母様】
→おたた‐さま【御母様】
→おとり‐さま【御酉様】
→おの‐さま【己様】
→お‐ひい‐さま【御姫様】
→おもう‐さま【御父様】
→かえ‐さま【返様・反様】
→かか‐さま【母様】
→ごて‐さん【御亭様】
→こと‐ざま【異様】
→こな‐さま【此方様】
→こな‐さん【此方様】
→さ‐よう【然様・左様】
→しい‐なり【椎様・椎形・椎像】
→たた‐さま【縦様・縦方】
→てき‐さん【敵様】
→と‐ざま【外様・外方】
→とっ‐さま【父様】
→とと‐さま【父様】
→ひい‐さま【姫様】
→ぼん‐さま【坊様】
→やま‐さん【山様】
→よ‐さま【善様・好様】
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