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とっちゃん‐ぼうや【父ちゃん坊や】‐バウや🔗🔉

とっちゃん‐ぼうや【父ちゃん坊や】‐バウや 大人でありながら、容貌やしぐさに子供っぽい一面のある人。

どっちょう‐ごえ【怒張声】ドツチヤウごゑ🔗🔉

どっちょう‐ごえ【怒張声】ドツチヤウごゑ 怒りどなる声。「伝八が―にびっくりし」〈浄・浪花鑑〉

どっ‐ちらけ🔗🔉

どっ‐ちらけ 《「しらけ」を強調した語》ひどく興ざめなことをいう俗語。

とっちりとん🔗🔉

とっちりとん 江戸時代、文化・文政年間(一八〇四〜一八三〇)に流行した俗曲。三味線の前弾きの終わりに「とっちりとん」と弾くところからの名。とっちりとん節。

とっちり‐もん【とっちり者】🔗🔉

とっちり‐もん【とっちり者】 酒に酔った人。酔っぱらい。とっちりもの。「―で工左衛門が来たはな」〈滑・浮世風呂・三〉

とっ‐つかま・える【取っ捕まえる・取っ×掴まえる】‐つかまへる🔗🔉

とっ‐つかま・える【取っ捕まえる・取っ×掴まえる】‐つかまへる [動ア下一]「つかまえる」を強めていう語。「こそ泥を―・える」

とっ‐つかま・る【取っ捕まる・取っ×掴まる】🔗🔉

とっ‐つかま・る【取っ捕まる・取っ×掴まる】 [動ラ五(四)]「つかまる」を強めていう語。「犯人が―・る」

とっ‐つき【取っ付き】🔗🔉

とっ‐つき【取っ付き】 最初。手初め。「習い事は―が肝心だ」いくつかあるうちのいちばん手前。「角を曲がった―の家」初めて会ったときの印象。第一印象。「―はよくないが、根はいい人だ」

とっ‐つ・く【取っ付く】🔗🔉

とっ‐つ・く【取っ付く】 [動カ五(四)]《「とりつく」の音変化》しっかりとつかまる。とりすがる。「岩場に―・く」物事を始める。「新しい事業に―・く」人と接しはじめる。「―・きにくい人」悪い病気やつきものがつく。「貧乏神に―・かれる」

とっ‐つけ【取付】🔗🔉

とっ‐つけ【取付】 (くら)の後輪(しずわ)の四方手(しおで)につけるひも。餉付(かれいつけ)刀剣の柄口(つかぐち)の金具。

とっ‐て【取っ手・把手】🔗🔉

とっ‐て【取っ手・把手】 手でつかんだりするために家具・器物などに取り付けたつまみ。「ドアの―」

とって🔗🔉

とって 《助詞「とて」の促音添加。近世語》[格助]句または文を受けて、引用を表す。…と言って。…と思って。「年玉にいい―、おらが所ぢゃあ、いかいこと買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉[接助]活用語の終止形、動詞の命令形、禁止の助詞「な」に付く。仮定の逆接条件を表す。たとえ…しても。…ても。「相手がいい―わりい―、どこに仕打ちがあるものか」〈滑・八笑人・三〉上の確定した事柄を仮定のこととして表す。…からといっても。「いかに江戸がひろい―」〈滑・続々膝栗毛・二〉

大辞泉 ページ 10878