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どんぞこ【どん底】🔗🔉

どんぞこ【どん底】 《原題、(ロシア)Na dne》ゴーリキーの戯曲。四幕。一九〇二年初演。木賃宿を舞台に、社会の底辺に生きる人々の姿を描いたもの。

とん‐だ🔗🔉

とん‐だ [連体]話し手の判断の範囲を越えていることをさしていう。意外な。思いのほかの。「―長居を致しました」とりかえしのつかない。こまった。「―失敗をしでかした」道理にはずれた。よくない。「―心得違いというものだ」[副]たいへん。非常に。「―可愛らしい、温(おとな)しそうな娘(こ)だったよ」〈柳浪・骨ぬすみ〉

とんだ茶釜(ちやがま)🔗🔉

とんだ茶釜(ちやがま) とんだよいもの。とんだ美人。江戸、谷中笠森の茶屋女お仙の美しさに対して言い出された流行語。

とんだ所へ北村大膳(だいぜん)🔗🔉

とんだ所へ北村大膳(だいぜん) 「とんだ所へ来た」の「きた」に「北村」の「きた」を掛けて続けた言葉遊び。歌舞伎「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の河内山宗俊(こうちやまそうしゆん)のせりふの一節で、松江侯の屋敷に宮家の使僧と偽って乗り込んできた河内山が、家臣の北村大膳に正体を見破られて言う。

とんだ目に太田道灌(どうかん)🔗🔉

とんだ目に太田道灌(どうかん) 「とんだ目に遭うた」の「おうた」に「太田」を掛けて続けた言葉遊び。

とんだ霊宝(れいほう)🔗🔉

とんだ霊宝(れいほう) 江戸両国で興行された見世物の一。三尊仏・不動明王・鬼などを乾魚や乾大根で細工し見世物としたもの。転じて、とんだこと、の意にいう。「ぬしは―だね」〈洒・広街一寸間遊〉

ドンタク🔗🔉

ドンタク(オランダ)zondagから》日曜日。「一六の―に五人一座で」〈魯文・安愚楽鍋〉休日。休業。「ヤ。いかんいかん。時計は―じゃ」〈逍遥・当世書生気質〉「博多どんたく」のこと。《季 春》「―は囃(はや)しながらにあるくなり/鶏二」

とんだばやし【富田林】🔗🔉

とんだばやし【富田林】 大阪府南東部の市。もと真宗興正寺別院の寺内町として発達。すだれなどを特産。PL教団本部がある。人口一一・八万。

どん‐たろう【鈍太郎】‐タラウ🔗🔉

どん‐たろう【鈍太郎】‐タラウ 才知のにぶい人。

どんだろう【鈍太郎】ドンダラウ🔗🔉

どんだろう【鈍太郎】ドンダラウ 《「どんたろう」とも》狂言。三年ぶりに帰京した鈍太郎が、妻と妾を訪ねるが入れてもらえないので当てつけに剃髪(ていはつ)すると、女たちが止めに来て発心をやめさせる。

大辞泉 ページ 11058