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とん‐ち【×頓知・××智】🔗🔉

とん‐ち【×頓知・××智】 その場に応じて即座に出る知恵。機知。「―を働かす」

とん‐ちき【×頓痴気】🔗🔉

とん‐ちき【×頓痴気】 《「ちき」は接尾語。「頓痴気」は当て字》とんま。まぬけ。人をからかい、ののしっていう語。「またへまをしたな、この―め」

とん‐ちゃく【×頓着】🔗🔉

とん‐ちゃく【×頓着】 とんじゃく(頓着)

どん‐ちゃん🔗🔉

どん‐ちゃん [名](かね)・太鼓・三味線などの鳴り物入りで騒ぐこと。戦乱などの騒ぎ。「軍がはじまるという噂じゃが…―は真平真平」〈逍遥・桐一葉〉[副]鉦や太鼓を打ち鳴らす音を表す語。また、鳴り物入りで歌ったり踊ったりして遊び騒ぐ音や、そのさまを表す語。「――遠くから囃している」〈漱石・三四郎〉

どんちゃん‐さわぎ【どんちゃん騒ぎ】🔗🔉

どんちゃん‐さわぎ【どんちゃん騒ぎ】 [名]スル太鼓・三味線などの鳴り物入りでにぎやかに遊ぶこと。また、そのような騒ぎ。「優勝を祝って―する」

どん‐ちょう【×緞帳】‐チヤウ🔗🔉

どん‐ちょう【×緞帳】‐チヤウ 厚地の織物でつくった模様入りの布。帳(とばり)などに用いる。劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵や刺繍(ししゆう)などを施した幕で、上下に開閉する。緞帳幕。「緞帳芝居」「緞帳役者」の略。

どんちょう【曇徴】🔗🔉

どんちょう【曇徴】 七世紀の高句麗(こうくり)の僧。推古天皇一八年(六一〇)渡来。五経に通じ、彩色(絵画)、紙墨の製法、水力を利用した臼の製法を伝えたという。生没年未詳。

どんちょう‐しばい【×緞帳芝居】ドンチヤウしばゐ🔗🔉

どんちょう‐しばい【×緞帳芝居】ドンチヤウしばゐ 江戸時代から明治中ごろまで、条件付きで認可された格式の低い小劇場。また、そこで演じられた芝居。引き幕の使用を許されず、垂れ幕を用いたのでいう。小芝居(こしばい)

どんちょう‐やくしゃ【×緞帳役者】ドンチヤウ‐🔗🔉

どんちょう‐やくしゃ【×緞帳役者】ドンチヤウ‐ 緞帳芝居に出演する役者。下級の役者。

とん‐ちん‐かん【×頓珍漢】🔗🔉

とん‐ちん‐かん【×頓珍漢】 [名・形動]《鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから》物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。「―な受け答え」間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。「―な奴」「この―め」

大辞泉 ページ 11059