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うら‐ぶ・れる🔗🔉

うら‐ぶ・れる [動ラ下一]うらぶ・る[ラ下二]落ちぶれて惨めなありさまになる。不幸な目にあったりして、みすぼらしくなる。「―・れた生活」心がしおれて、わびしく思う。悲しみに沈む。「君に恋ひ―・れ居れば敷の野の秋萩しのぎさ雄鹿鳴くも」〈万・二一四三〉

うら‐べ【×部】🔗🔉

うら‐べ【×部】 律令制で、神祇官(じんぎかん)に仕えた職員。卜占(ぼくせん)による吉凶の判断をつかさどった。

うらべ【卜部】🔗🔉

うらべ【卜部】 姓氏の一。古来、卜占(ぼくせん)・祭祀(さいし)を職とした氏族。

うらべ‐かねかた【卜部懐賢】🔗🔉

うらべ‐かねかた【卜部懐賢】 鎌倉中期の神道家・古典学者。名は兼方とも。著「釈日本紀」など。生没年未詳。

うらべ‐かねとも【卜部兼倶】🔗🔉

うらべ‐かねとも【卜部兼倶】一四三五〜一五一一]室町中期の神道家。別姓、吉田。京都吉田神社の神官。唯一神道を創始。足利義政の知遇を受け、神祇伯(じんぎはく)白川家と対抗して神職界に勢力を伸ばし、全国の神社を支配するほど勢威をふるった。著「唯一神道名法要集」「神道大意」など。

うらべ‐かねよし【卜部兼好】🔗🔉

うらべ‐かねよし【卜部兼好】 けんこう(兼好)

うらべ‐しんとう【×部神道】‐シンタウ🔗🔉

うらべ‐しんとう【×部神道】‐シンタウ 吉田神道

うらべ‐の‐かみ【×部の神】🔗🔉

うらべ‐の‐かみ【×部の神】 卜庭(うらにわ)の神

うらべ‐の‐すえたけ【卜部季武】‐すゑたけ🔗🔉

うらべ‐の‐すえたけ【卜部季武】‐すゑたけ九五〇〜一〇二二]平安中期の武士。通称、六郎。源頼光の四天王の一人。大江山の酒呑童子(しゆてんどうじ)征伐で有名。

うら‐ぼん【裏盆】🔗🔉

うら‐ぼん【裏盆】 盂蘭盆(うらぼん)の終わり。ふつう、七月二〇日。また、そのころ。

うらぼん【××蘭盆】🔗🔉

うらぼん【××蘭盆】 七月一五日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは一三日から一六日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しようりようだな)を作って供物をそなえ、僧による棚経(たなぎよう)をあげ、墓参りなどをし、送り火をたいて、霊を送る。現在は、地方により陰暦で行う所と、一月遅れの八月一五日前後に行う所とがある。精霊会(しようりようえ)。盆。お盆。盂蘭盆会(うらぼんえ)。魂祭(たままつ)り。うらんぼん。《季 秋》◆一般に、梵ullambana(逆さづりの意、倒懸(とうけん)と訳す)の音写とされるが、異説がある。

大辞泉 ページ 1532