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さよ‐なら🔗🔉

さよ‐なら 《「さようなら」の音変化》[名]スル 別れること。「独身生活に―する」(多く複合語の形で用いて)野球で、後攻のチームが最終回に勝ち越しの得点をあげ、スリーアウトを待たずに試合を終わりにすること。「延長一二回、―で決着がつく」「―勝ち」「―ヒット」それで物事を終わりにすること。それが最後であること。「―公演」「―セール」[感]別れのあいさつに用いる語。「―、ごきげんよう」[接]それなら。「―百両の内二十両引きまはしてお渡し申しますさかい」〈滑・膝栗毛・八〉

さよ‐の‐なかやま【小夜の中山・佐夜の中山】🔗🔉

さよ‐の‐なかやま【小夜の中山・佐夜の中山】 静岡県掛川市の日坂(につさか)から金谷町菊川までの坂道。旧東海道の難所。夜泣き石伝説で知られる。さやのなかやま。《歌枕》「岩がねのとこに嵐をかたしきてひとりや寝なむ―」〈新古今・羇旅〉

さ‐よばい【さ婚ひ】‐よばひ🔗🔉

さ‐よばい【さ婚ひ】‐よばひ 妻を求めること。求婚。よばい。「こもりくの泊瀬(はつせ)の国に―に我が来(きた)れば」〈万・三三一〇〉

さよ‐ふ・く【小夜更く】🔗🔉

さよ‐ふ・く【小夜更く】 [動カ下二]夜がしだいに更けていく。「我が背子を大和へ遣(や)ると―・けて暁(あかとき)露にわが立ち濡れし」〈万・一〇五〉

さよふけ‐がた【小夜更け方】🔗🔉

さよふけ‐がた【小夜更け方】 夜の更けるころ。「かやり火の―の下こがれ苦しや我身人知れずのみ」〈新古今・恋一〉

さよ‐まくら【小夜×枕】🔗🔉

さよ‐まくら【小夜×枕】 夜、寝るときに用いる枕。「松が根のをじまが磯の―いたくな濡れそあまの袖かは」〈新古今・羇旅〉

さ‐よみ【貲布】🔗🔉

さ‐よみ【貲布】 シナノキの皮を細く紡いで織った布。古くは調として上納された。後世は、粗く織った麻布をさしていう。さいみ。さゆみ。《季 夏》

さ‐より【細魚・針魚・×🔗🔉

さ‐より【細魚・針魚・× ダツ目サヨリ科の海水魚。全長約四〇センチ。体は細長く、下あごが突き出し、先が赤い。背部は青緑色、腹側は銀白色。沿岸の表層にすみ、汽水域にも入る。刺身、吸い物種とされる。《季 春》

さら【皿・盤】🔗🔉

さら【皿・盤】 [名]食物を盛る、浅くて平たい容器。陶製・ガラス製・金属製などがある。供応の膳(ぜん)などで、に盛って出す料理。に似た形のもの。「ひざの―」「はかりの―」「灰―」漢字の脚(あし)の一。「盆」「益」「盛」「監」などの「皿」の部分の称。〔接尾〕助数詞。皿に盛った食物や料理などの数を数えるのに用いる。「カレーライス二―」「炒(いた)め物三―」 [下接語]頭の皿・膝(ひざ)の皿 (ざら)油皿・石皿・受け皿・絵皿・大皿・角(かく)皿・菊皿・木皿・口取り皿・小皿・蒸発皿・中(ちゆう)皿・壺(つぼ)皿・手塩皿・時計皿・取り皿・灰皿・秤(はかり)皿・膝(ひざ)皿・火皿・平(ひら)皿・銘銘皿・薬味皿

大辞泉 ページ 6232