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と‐も‐あれ🔗🔉

と‐も‐あれ [副]いずれにせよ。とにかく。とまれ。「―今年も無事に終わった」(「…はともあれ」の形で)上の事柄は別にして、一応の判断を述べるときに用いる。さておき。ともかく。とにかく。「成績は―、よく努力した」

ともあれ‐かくもあれ🔗🔉

ともあれ‐かくもあれ 〔連語〕どうあろうと。いずれにせよ。「―夜の明けはてぬさきに御舟に奉れ」〈源・明石〉

とも‐いと【共糸】🔗🔉

とも‐いと【共糸】 同じ色の糸。共色の糸。

とも‐いろ【共色】🔗🔉

とも‐いろ【共色】 同じ色。同色。「―の裏地」

とも‐うら【共裏】🔗🔉

とも‐うら【共裏】 衣服の裏に、表地と同じ布地を用いること。また、その布。

ともえ‐そう【×巴草】ともヱサウ🔗🔉

ともえ‐そう【×巴草】ともヱサウ オトギリソウ科の多年草。山地に生え、高さ六〇〜九〇センチ。葉は細長く、対生する。夏から秋、黄色い五枚の花びらが巴状に並ぶ花を開き、一日で閉じる。

とも‐えり【共襟】🔗🔉

とも‐えり【共襟】 和服で、長着の襟の上にさらに共切れで襟を掛けること。また、その襟。掛け襟。洋服で、身頃(みごろ)と同じ布地でできた襟。

とも‐おし【×艫押し】🔗🔉

とも‐おし【×艫押し】 和船の船尾の櫓(ろ)を押す役。重要な役として船頭が扱い、櫓を押さないときは舵(かじ)をとる。

とも‐かく🔗🔉

とも‐かく [副]とにかく。ともかくも。「うまくいくかどうか、―やってみよう」(「…はともかく」の形で)…は別として。…はさておき。「交通の便は―、閑静でいい」◆「兎も角」とも当てて書く。

とも‐かくも🔗🔉

とも‐かくも [副]とにかく。ともかく。「―無事でよかった」「家具は―、家は早く決めたい」どのようにでも。なんとでも。「仰せごとに従ひてなむ、異ざまの事は―思ひ定むべき」〈源・行幸〉

とも‐こ【友子】🔗🔉

とも‐こ【友子】 ともだち。友人。「―友達への面(つら)づくだ」〈滑・浮世風呂・四〉

とも‐こうも‐かうも🔗🔉

とも‐こうも‐かうも [副]「ともかくも」の音変化。「おのづから程へて、さるべきにおはしまさば、―侍りなむを」〈源・若紫〉

とも‐さき【供先】🔗🔉

とも‐さき【供先】 武家の供まわりの先鋒。「松平侯の―に粗忽で突き当って」〈漱石・野分〉供をして行った先方。

ともし・い【△乏しい・×羨しい】🔗🔉

ともし・い【乏しい・×羨しい】 [形]とも・し[シク]とぼしい」に同じ。「旅費が―・いから」〈宙外・独行〉とぼしい」に同じ。「―・い生活を送る」心がひき込まれるようである。珍しくておもしろい。「―・しき君は明日さへもがも」〈万・三五二三〉うらやましい。自分もそうなりたい。「身の盛り人―・しきろかも」〈記・下・歌謡〉

ともし・む【△乏しむ・×羨しむ】🔗🔉

ともし・む【乏しむ・×羨しむ】 [動マ下二]もの足りなく思わせる。うらやましがらせる。「恋しくは日(け)長きものを今だにも―・むべしや逢ふべき夜だに」〈万・二〇一七〉

とも‐すると🔗🔉

とも‐すると [副]どうかすると。場合によっては。ややもすると。ともすれば。「―初心を忘れそうになる」

とも‐なく🔗🔉

とも‐なく 〔連語〕動作・状態のはっきりしないさまを表す。「どこから―聞こえてくる」

とも‐ぬの【共布】🔗🔉

とも‐ぬの【共布】ともぎれ」に同じ。

とも‐の‐お【△伴の緒・△伴の△男】‐を🔗🔉

とも‐の‐お【伴の緒・伴の男】‐を 大化前代、世襲的な職業で朝廷に奉仕した一団の人々。

とも‐の‐みやつこ【△伴△造・△伴△部】🔗🔉

とも‐の‐みやつこ【造・部】 (伴造)大化前代、職能をもって朝廷に仕えた伴(とも)を統率・管理した者。のちに部(べ)の制度が成立すると部の管理者と考えられるようになる。(伴部)伴部(ともべ)

とも‐の‐よしお【伴善男】‐よしを🔗🔉

とも‐の‐よしお【伴善男】‐よしを八〇九〜八六八]平安初期の廷臣。大納言となって権勢を振るったが、貞観八年(八六六)応天門炎上の犯人とされて伊豆に流された。絵巻物「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」の主人公として有名。伴大納言善男。→応天門の変

ともひら‐しんのう【具平親王】‐シンワウ🔗🔉

ともひら‐しんのう【具平親王】‐シンワウ九六四〜一〇〇九]平安中期の文人・歌人。村上天皇の第七皇子。中務(なかつかさ)卿。六条宮・千種(ちぐさ)殿・後(のちの)中書王とよばれる。文才豊かで、和歌・漢詩文に長じ、音楽・陰陽(おんよう)・医術などにも通じた。著「弘決外典抄(ぐけつげてんしよう)」など。

とも‐まち【供待ち】🔗🔉

とも‐まち【供待ち】 [名]スル訪問した先で主人を待つこと。また、その人。「自働車が一二台に…―している間を」〈荷風・腕くらべ〉家の門口辺りにある、来客の供人や運転手を待たせておく所。

とも‐まわり【供回り】‐まはり🔗🔉

とも‐まわり【供回り】‐まはり 供の人々。従者の一群。供勢(ともぜい)。「揃ひも揃うた―」〈浄・国性爺〉

ともらい【△弔い】ともらひ🔗🔉

ともらい【弔い】ともらひ 「とむらい」の音変化。「法蔵寺様へでも願って―を致したいと存じます」〈円朝・真景累ケ淵〉

ともら・う【△弔ふ】ともらふ🔗🔉

ともら・う【弔ふ】ともらふ [動ハ四]「とむらう」の音変化。「しみじみと―・ひ」〈浮・一代男・二〉

とも‐ろ【×艫×櫓・×艫×艪】🔗🔉

とも‐ろ【××櫓・××艪】 和船のもっとも船尾に近いところにある櫓(ろ)

と‐もん【都門】🔗🔉

と‐もん【都門】 都の入り口。また、都のなか。都。都会。「身は―の塵まみれにもなろうものを」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

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