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きた‐おもて【北面】🔗🔉

きた‐おもて【北面】 北に向いている方。北向き。また、その場所。「宮より―、大きなる山のほとり」〈宇津保・吹上上〉宮中や寝殿造りの家などで、北向きの部屋。また、客間に対して内輪の部屋。「南の院の―にさしのぞきたれば」〈枕・二七八〉院の御所を警固する武士の詰め所。また、そこに詰める武士。北面(ほくめん)の武士。ほくめん。「西面、―の者ども」〈宇治拾遺・一二〉

ほく‐めん【北面】🔗🔉

ほく‐めん【北面】 [名]スル北に面すること。北向き。「湖に―する山」《昔の中国で、君主は南に、臣下は北に面して座ったところから》臣下または弟子の座。また、臣下として主君につかえること。北面の武士の詰め所。「北面の武士」の略。

ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】🔗🔉

ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】 院の御所の北面に詰め、院中の警備にあたった武士。白河上皇の時に設置され、院直属の武力として重きをなした。北面の侍。

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