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きた‐おもて【北面】🔗🔉

きた‐おもて北面】 ①北に向いた方。北むき。きたうけ。 ②北むきの部屋。客間などに対して台所など奥むきの部屋。枕草子196「里などにて、―よりいだしてはいかがはせん」 ③北面ほくめんの武士。宇治拾遺物語12「西おもて・―の者どもめんめんにこれを見あらはして」

ほく‐めん【北面】🔗🔉

ほく‐めん北面】 ①北方に面すること。北向き。きたおもて。 ②(古く中国で、君主は南に面して座し、それに伺候する臣下は北に面したことから)臣下または弟子の座位。また、臣下として君主に仕えること。 ③北面の武士の伺候する所。 ④(→)「北面の武士」の略。愚管抄2「此の御時院中に上下の―を置かれて」 ⇒ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】

ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】🔗🔉

ほくめん‐の‐ぶし北面の武士】 院の御所の北面きたおもてにあって、院中を警護した武士。官位により四位・五位の者を上北面、六位の者を下北面または北面の下臈げろうという。白河法皇の時に始まる。北面の侍。北面。きたおもて。 ⇒ほく‐めん【北面】

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