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なん‐しゅう【南宗】🔗🔉

なん‐しゅう【南宗】 中国禅宗の一派。唐の慧能(えのう)が開き、主として中国江南地方に行われた。日本の禅宗はこの系統。南禅。「南宗画」の略。

なんしゅう‐が【南宗画】‐グワ🔗🔉

なんしゅう‐が【南宗画】‐グワ 中国絵画の系統の一。唐の王維に始まり、董源(とうげん)・巨然(きよねん)・米(べいふつ)、元末四大家(黄公望・呉鎮・倪(げいさん)・王蒙(おうもう))などを経て、明の沈周(しんしゆう)はじめ呉派に至る文人画家の山水画様式。明末の董其昌(とうきしよう)の提唱による。水墨による柔らかい描線と自然な感興が特色。文人画。→南画(なんが)

なんしゅう‐じ【南宗寺】🔗🔉

なんしゅう‐じ【南宗寺】 大阪府堺市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は竜興山。開創は弘治二年(一五五六)、開山は大林宗套(だいりんそうとう)、開基は三好長慶。兵火にあって焼失したが、沢庵宗彭(たくあんそうほう)が中興。境内に武野紹鴎(たけのじようおう)・千利休の供養塔がある。

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