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きゅう‐じ【宮仕】🔗🔉

きゅう‐じ【宮仕】 宮中や貴人に仕えること。「―暇なくて日数を送り、家に帰らず候」〈曾我・五〉

みや‐じ【宮仕】🔗🔉

みや‐じ【宮仕】 掃除などの雑役に従事した下級の社僧。「御裁許なくして、神人―射殺され」〈平家・一〉

みや‐づか・う【宮仕ふ】‐づかふ🔗🔉

みや‐づか・う【宮仕ふ】‐づかふ [動ハ四]宮仕えをする。「歌よみ連歌して―・ひ給ひしに」〈平家・八〉奉公させて召し使う。「清水冠者に―・はせん」〈盛衰記・二八〉[動ハ下二]宮殿の造営に奉仕する。「田跡川(たどかは)の滝を清みか古(いにしへ)ゆ―・へけむ多芸(たぎ)の野の上に」〈万・一〇三五〉宮仕えをする。「下太友正といふ随身、幼くより―・へけり」〈著聞集・一六〉

みや‐づかえ【宮仕え】‐づかへ🔗🔉

みや‐づかえ【宮仕え】‐づかへ [名]スル宮中に仕えること。宮廷に出仕すること。官庁・会社などに勤めること。「―するのも楽じゃない」「すまじきものは―」貴人に仕えること。「―する人々の出で集まりて、おのが君々の御ことめできこえ」〈枕・三〇三〉目上の人の身のまわりの世話をすること。給仕をすること。「誰かある、罷(まか)り出でて御僧に―申し候へ」〈謡・朝長〉

みやづかえ‐どころ【宮仕へ所】みやづかへ‐🔗🔉

みやづかえ‐どころ【宮仕へ所】みやづかへ‐ 宮仕えをする所。宮中などの奉公先。「家にても―にても、会はでありなむと思ふ人の来たるに」〈枕・二八〉

みやづかえ‐びと【宮仕へ人】みやづかへ‐🔗🔉

みやづかえ‐びと【宮仕へ人】みやづかへ‐ 宮仕えをする人。特に、宮仕えをする女房。「―のもとに来などする男の、そこにて物食ふこそいとわろけれ」〈枕・一九六〉

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