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広辞苑の検索結果 (6)

みや‐じ【宮仕】🔗🔉

みや‐じ宮仕】 下級の社僧で掃除など雑役に従事した者。

みや‐づかい【宮仕】‥ヅカヒ🔗🔉

みや‐づかい宮仕‥ヅカヒ (→)「みやづかえ」に同じ。宇治拾遺物語1「この年ごろも―よくして」

みや‐づか・う【宮仕ふ】‥ヅカフ🔗🔉

みや‐づか・う宮仕ふ‥ヅカフ [一]〔自下二・四〕 ①宮殿を造ることに奉仕する。万葉集6「古ゆ―・へけむ多芸たぎの野の上に」 ②宮仕えをする。古今著聞集16「をさなくより―・へけり」。平家物語8「建礼門院のいまだ中宮にてましましける時、その御方に―・ひ給ひしを」 [二]〔他四〕 宮仕えをさせて召し使う。奉公させて召し使う。古今著聞集16「―・ふにかひがひしくまめにて」

みや‐づかえ【宮仕え】‥ヅカヘ🔗🔉

みや‐づかえ宮仕え‥ヅカヘ ①宮中に仕えること。伊勢物語「―しける女の方に」 ②貴人の家に仕えること。主家に仕えること。仕官。奉公。転じて、会社や役所に勤めること。古今著聞集16「―つかうまつらむとて参りて候ふなり」。「すまじきものは―」 ⇒みやづかえ‐どころ【宮仕え所】 ⇒みやづかえ‐びと【宮仕え人】

みやづかえ‐どころ【宮仕え所】‥ヅカヘ‥🔗🔉

みやづかえ‐どころ宮仕え所‥ヅカヘ‥ 宮仕えをする先。 ⇒みや‐づかえ【宮仕え】

みやづかえ‐びと【宮仕え人】‥ヅカヘ‥🔗🔉

みやづかえ‐びと宮仕え人‥ヅカヘ‥ 宮仕えをする人。特に、宮仕えをする女房。枕草子196「―のもとに来などする男の、そこにて物食ふこそいとわろけれ」 ⇒みや‐づかえ【宮仕え】

大辞林の検索結果 (6)

みや-づかい【宮仕ひ】🔗🔉

みや-づかい ―ヅカヒ 【宮仕ひ】 (名)スル 「みやづかえ(宮仕)」に同じ。「此年比も―よくして候ひつるが/宇治拾遺 1」

みや-づか・う【宮仕ふ】🔗🔉

みや-づか・う ―ヅカフ 【宮仕ふ】 ■一■ (動ハ四) (1)奉公する。お仕えする。宮廷に仕える。「祝詞の師といふは神にことさら睦まじく―・ふものなり/とはずがたり 4」 (2)(他動詞として用い)召し使う。奉公させて使う。「さて―・ふに,かひがひしくまめにて/著聞 16」 ■二■ (動ハ下二) (1)宮殿の造営に奉仕する。「田跡川の滝を清みか古ゆ―・へけむ多芸(タギ)の野の上に/万葉 1035」 (2)奉公する。お仕えする。「一条の二位の入道能保のもとに,下太友正といふ随身,おさなくより―・へけり/著聞 16」

みや-づかえ【宮仕え】🔗🔉

みや-づかえ ―ヅカヘ [3] 【宮仕え】 (名)スル (1)宮中に仕えること。貴人に仕えること。みやづかい。「―に出る」「―に出でたちて,思ひかけぬさいはひ取り出づるためしども/源氏(帚木)」 (2)勤めを持つこと。人に仕えること。みやづかい。「すまじきものは―」 (3)奉仕すること。仕えること。「舅御の臥悩の抱きかかへ,―は嫁の役/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」

みやづかえ-どころ【宮仕へ所】🔗🔉

みやづかえ-どころ ―ヅカヘ― 【宮仕へ所】 宮仕えをする所。「家にても―にても/枕草子 28」

みやづかえ-びと【宮仕へ人】🔗🔉

みやづかえ-びと ―ヅカヘ― 【宮仕へ人】 宮仕えをする人。宮中に奉公する人。「兄弟(ハラカラ)など―にて来通ふ/源氏(夕顔)」

みやづかえ【宮仕えする】(和英)🔗🔉

みやづかえ【宮仕えする】 serve in the court;→英和 be in a person's employ.

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