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かん‐ざん【寒山】🔗🔉

かん‐ざん【寒山】 草木が枯れ、寒々とした冬の山。

かんざん【寒山】🔗🔉

かんざん【寒山】 中国、唐代の僧。拾得(じつとく)とともに天台山国清寺を訪れ、豊干(ぶかん)に師事。三者を三隠と称した。文殊菩薩(もんじゆぼさつ)の化身とされる。禅画の「寒山拾得図」や「四睡図」に描かれる。詩集「寒山詩」三巻。生没年未詳。

かんざん‐じ【寒山寺】🔗🔉

かんざん‐じ【寒山寺】 中国江蘇省蘇州市の郊外にある寺。寒山が草庵を結んだのが起源と伝えられる。盛唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」によって有名になった。

かんざん‐じっとく【寒山拾得】🔗🔉

かんざん‐じっとく【寒山拾得】 寒山と拾得の二人の僧。寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持つ図は、禅画の画題。舞踊劇。長唄。坪内逍遥(つぼうちしようよう)作詞、四世吉住小三郎・三世杵屋六四郎(きねやろくしろう)作曲、藤間勘右衛門振り付け。明治四四年(一九一一)初演。雪舟の「寒山拾得図」の枯淡、洒脱(しやだつ)な感じを表現。

かんざん‐ちく【寒山竹】🔗🔉

かんざん‐ちく【寒山竹】 イネ科の植物。高さ約三メートル。枝も葉も上向きにつき、葉は細長く、先がとがる。「寒山拾得」の絵のほうきに似るのでこの名がある。中国の原産。

かんざんらくぼく【寒山落木】🔗🔉

かんざんらくぼく【寒山落木】 正岡子規の句集。五巻。子規の死後、大正一三〜一五年(一九二四〜二六)刊。明治一八〜二九年(一八八五〜九六)の作品一万二七〇〇句を分類して稿本としたもの。

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