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かんざん【寒山】🔗⭐🔉
かんざん【寒山】
唐代の僧。天台山の近くに拾得じっとくとともに住み、奇行が多く、豊干ぶかんに師事したと伝える。その詩は「寒山詩」中に収載。文殊の化身と称せられ、画題にされる。生没年未詳。→拾得。
⇒かんざん‐じっとく【寒山拾得】
かんざん‐じ【寒山寺】🔗⭐🔉
かんざん‐じ【寒山寺】
中国江蘇省蘇州市楓橋鎮にある寺。寒山が草庵を結んだ地に、希遷が元和(806〜820)年間に創建したという。唐の張継の「楓橋夜泊」の詩で有名。
かんざん‐じっとく【寒山拾得】🔗⭐🔉
かんざん‐じっとく【寒山拾得】
①(画題)寒山・拾得の飄逸な姿を組み合わせた中国・日本画の題材の一つ。鎌倉末期以後、漢画系諸派や狩野派の画家に好まれた。寒山は経巻を披ひらき、拾得は箒を持つ図様が多い。
②日本舞踊。長唄。坪内逍遥作詞。4世吉住小三郎・3世杵屋六四郎(稀音家浄観)作曲。寒山・拾得が絵から抜け出して踊る趣向。1911年(明治44)初演。
⇒かんざん【寒山】
かんざん‐ちく【寒山竹】🔗⭐🔉
かんざん‐ちく【寒山竹】
ササ(メダケ属)の一種。高さ7メートル、径5センチメートル。枝多く、上向き。葉は細長く鋭尖、強直。観賞用。
カンザンチク
撮影:関戸 勇

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