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ね‐ぶつ【△念仏】🔗🔉

ね‐ぶつ【念仏】 「ねんぶつ」の撥音の無表記。「僧ども―のひまに物語するを聞けば」〈かげろふ・上〉

ねん‐ぶつ【念仏】🔗🔉

ねん‐ぶつ【念仏】 [名]スル仏の姿や徳を心中に思い浮かべること。また、仏の名を口に唱えること。観仏と称名。浄土教では、阿弥陀仏を思い浮かべ、また、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と口に唱えること。特に後者をいう。

ねんぶつ‐おうじょう【念仏往生】‐ワウジヤウ🔗🔉

ねんぶつ‐おうじょう【念仏往生】‐ワウジヤウ 仏語。一心に阿弥陀仏を念じ、または名号(みようごう)を唱えて、極楽に往生すること。→諸行往生

ねんぶつ‐おどり【念仏踊(り)】‐をどり🔗🔉

ねんぶつ‐おどり【念仏踊(り)】‐をどり 太鼓・鉦(かね)などを打ち鳴らし、節をつけて念仏や和讚(わさん)を唱えながら踊ること。また、その踊り。空也上人が始め、鎌倉時代に一遍上人によって広められたものという。のち芸能化して、近世初期には女歌舞伎にも取り入れられた。空也念仏。踊り念仏。

ねんぶつ‐こう【念仏講】🔗🔉

ねんぶつ‐こう【念仏講】 仏教で、念仏を修行する信者の集まり。念仏を行う講中。のち、頼母子講(たのもしこう)と同様なものに変わった。輪姦(りんかん)すること。「無住のあき寺、お娘を正坐に取りまいて、―をはじめるつもり」〈人・梅児誉美・初〉

ねんぶつ‐ざんまい【念仏三×昧】🔗🔉

ねんぶつ‐ざんまい【念仏三×昧】 心をもっぱらにして仏を念じること。また、一心に念仏を口に唱えること。

ねんぶつ‐じ【念仏寺】🔗🔉

ねんぶつ‐じ【念仏寺】 京都市右京区にある浄土宗の寺。山号は華西山。空海開創の五智山如来寺を法然が中興し、現寺号に改めたと伝える。八月二四日の地蔵盆の千灯供養は有名。化野(あだしの)の念仏寺。

ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】🔗🔉

ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】 近世以前用いられた竹尺の一。曲尺(かねじやく)より四厘長い。近江(おうみ)国の伊吹山から発掘された念仏塔婆に刻まれた尺度に拠るところからの称といわれる。

ねんぶつ‐しゅう【念仏宗】🔗🔉

ねんぶつ‐しゅう【念仏宗】 念仏によって極楽浄土に往生することを求める宗派。浄土宗・浄土真宗・時宗(じしゆう)など。

ねんぶつ‐せん【念仏銭】🔗🔉

ねんぶつ‐せん【念仏銭】 絵銭(えせん)の一。南無阿弥陀仏の六字の名号を鋳出したもの。

ねんぶつ‐だい【念仏×鯛】‐だひ🔗🔉

ねんぶつ‐だい【念仏×鯛】‐だひ テンジクダイ科の海水魚。全長一二センチ。体は長楕円形で側扁し、桃色で、上あごから背のほうと目を通るものと二本の黒いすじが走る。雄は卵を口に入れて守る習性がある。本州中部以南に分布。

ねんぶつ‐どう【念仏堂】‐ダウ🔗🔉

ねんぶつ‐どう【念仏堂】‐ダウ 寺院内に設けた、念仏修行のための堂。

ねんぶつ‐もん【念仏門】🔗🔉

ねんぶつ‐もん【念仏門】 念仏によって浄土に往生することを願う法門。浄土教をいう。

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