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いだ・く【抱く・△懐く】🔗🔉

いだ・く【抱く・懐く】 [動カ五(四)]腕でかかえ持つ。だく。「ひしと―・く」「母親の胸に―・かれる」かかえるように包み込む。「村々を―・く山塊」「大自然の懐に―・かれる」ある考えや感情をもつ。「疑問を―・く」「青年よ大志を―・け」しっかり守る。擁護する。「任那(みまな)を―・き守ること、おこたることなきなり」〈欽明紀〉 [可能]いだける→抱(かか)える[用法]

うだ・く【△抱く・△懐く】🔗🔉

うだ・く【抱く・懐く】 [動カ四]腕にかかえる。いだく。だく。「身をたをやかになして、鞠を―・き侍るべし」〈撰集抄・八〉

だ・く【抱く】🔗🔉

だ・く【抱く】 [動カ五(四)]《「いだく」の音変化》腕を回して、しっかりとかかえるように持つ。「子供を―・く」「肩を―・く」卵をかえすために、鳥が卵の上にしゃがむ。「親鳥が卵を―・く」男性が女性と共寝をする。同衾(どうきん)する。「男に―・かれる」人をまきぞえにする。人を罪に陥れる。「手前(てめえ)も俺も是までだ、手前が―・くか俺が―・くか」〈伎・小袖曾我〉→抱(かか)える[用法] [可能]だける

む‐だ・く【△抱く】🔗🔉

む‐だ・く【抱く】 [動カ四]《「身(む)(た)く」の意か。「綰く」は手を使ってある動作をする意》だく。いだく。「上野(かみつけの)安蘇(あそ)のま麻群(そむら)かき―・き寝(ぬ)れど飽かぬをあどか我(あ)がせむ」〈万・三四〇四〉

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