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おう‐とう【桜桃】アウタウ🔗🔉

おう‐とう【桜桃】アウタウ バラ科サクラ属の落葉小高木。晩春、葉より先に白い花をつけ、六月ごろ、球形で紅色の果実がなる。中国の原産で、日本へは明治初期に渡来。みざくら。しなみざくら。食用になる桜ん坊。また、その果実をつける種または品種の総称。セイヨウミザクラなど。《季 実=夏 花=春》「―のこの美しきもの梅雨の夜に/澄雄」ユスラウメの別名。

おうとう‐き【桜桃忌】アウタウ‐🔗🔉

おうとう‐き【桜桃忌】アウタウ‐ 昭和二三年六月、三九歳で愛人と入水自殺した小説家、太宰治の忌日。遺体が発見された六月一九日に、埋葬されている東京三鷹市の禅林寺で、毎年、法要が行われる。作品「桜桃」による命名。《季 夏》

さくらん‐ぼう【桜ん坊・桜=桃】‐バウ🔗🔉

さくらん‐ぼう【桜ん坊・桜桃】‐バウ 桜の果実の総称。特にセイヨウミザクラの実をいい、六月ごろ紅色・黄色に熟したものを食用とするほか、缶詰・ジャムなどにする。おうとう。さくらんぼ。《季 夏》

ゆすら‐うめ【梅=桃・英=桃・桜=桃】🔗🔉

ゆすら‐うめ【梅桃・英桃・桜桃】 バラ科の落葉低木。高さ約三メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。四月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の五弁花が開く。実は丸く、六月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、庭などに植える。《季 実=夏 花=春》「くちすすぐ古き井筒の―/久女」

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