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もの‐み【物見】🔗🔉

もの‐み【物見】 [名]物事を見ること。見物すること。「―に出かける」戦陣で、敵情を探ったり見張りをしたりすること。また、その人。「―を遣る」「物見台」「物見櫓(やぐら)」の略。外を見るために設けた窓や穴。牛車(ぎつしや)の左右の立て板に設けた窓。壁や編み笠などに設けた穴。見る価値のあるもの。すぐれたみもの。「これ程の―を一期(いちご)に一度の大事ぞ」〈義経記・六〉[形動ナリ]みごとなさま。りっぱなさま。「松茸の―なるを一折」〈咄・醒睡笑・七〉

ものみ‐ぐさ【物見草】🔗🔉

ものみ‐ぐさ【物見草】 マツの別名。

ものみ‐ぐるま【物見車】🔗🔉

ものみ‐ぐるま【物見車】 祭礼などの行事を見物するときに乗る牛車(ぎつしや)。「かねてより、―、心づかひしけり」〈源・葵〉

ものみ‐だい【物見台】🔗🔉

ものみ‐だい【物見台】 遠くを見渡すために設けた高い台。

ものみ‐だか・い【物見高い】🔗🔉

ものみ‐だか・い【物見高い】 [形]ものみだか・し[ク]何でも珍しがって見たがるさま。好奇心が強い。「―・い群集に取り巻かれる」

ものみ‐だけ・し【物見△猛し】🔗🔉

ものみ‐だけ・し【物見猛し】 [形ク]「物見高い」に同じ。「女の―・くて」〈浮・一代女・六〉

ものみ‐ぶね【物見船】🔗🔉

ものみ‐ぶね【物見船】 見物のために乗る船。

ものみ‐まど【物見窓】🔗🔉

ものみ‐まど【物見窓】 城・家・乗り物などで、外を見るために設けた窓。能舞台で、鏡の間の幕口に向かって右側の壁にある連子窓。舞台のようすを見るためのもの。嵐窓(あらしまど)。奉行窓。

ものみ‐やぐら【物見×櫓】🔗🔉

ものみ‐やぐら【物見×櫓】 遠くを見渡すために設けた櫓。

ものみ‐ゆさん【物見遊山】🔗🔉

ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。

もの・みる【物見る】🔗🔉

もの・みる【物見る】 [動マ上一]見物する。「宮の御達、蔵人もみな―・みむとてまかでぬ」〈落窪・三〉

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