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かんがえ【考え】かんがへ🔗🔉

かんがえ【考え】かんがへ 考えること。また、考えて得た結論・判断・予測・決意など。「―をまとめる」「―を示す」「甘い―」「そういうことならこちらにも―がある」 [類語]思考・思案・思索・考察・考慮・思慮・念慮・念頭・想念・想(そう)・構想・案・意向・意図・意思・意・意見・見解・所見・所懐・所思・所存・存念・存意・料簡(りようけん)・思惑(おもわく)・魂胆・腹(はら)・腹づもり(尊敬)貴慮・尊慮・賢慮・御意(ぎよい)・貴意・尊意・思(おぼ)し召し(謙譲)愚考・愚案

かんがえ‐あわ・す【考え合(わ)す】かんがへあはす🔗🔉

かんがえ‐あわ・す【考え合(わ)す】かんがへあはす [動サ五(四)]「考え合わせる」に同じ。「あれこれ―・してみればわかる」[動サ下二]「かんがえあわせる」の文語形。

かんがえ‐あわ・せる【考え合(わ)せる】かんがへあはせる🔗🔉

かんがえ‐あわ・せる【考え合(わ)せる】かんがへあはせる [動サ下一]かんがへあは・す[サ下二]他の物事と比べたり結びつけたりして検討する。「双方の事情を―・せて結論を出そう」

かんがえ‐おち【考え落ち】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐おち【考え落ち】かんがへ‐ 落語の落ちの一。よく考えないとその意味やおかしみがわからない落ち。

かんがえ‐かた【考え方】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐かた【考え方】かんがへ‐ 考える方法。思考の筋道。「自分なりの―で解く」考える方向。思考の傾向。「君とは―が違う」

かんがえ‐ごと【考え事】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐ごと【考え事】かんがへ‐ 頭の中で思いめぐらすこと。また、その内容。「―をする」気がかりなこと。心配事。「―があって眠れない」

かんがえ‐こ・む【考え込む】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐こ・む【考え込む】かんがへ‐ [動マ五(四)]一つのことに集中して、深く考える。また、深刻に考える。「どうしたらいいのか―・んでしまった」

かんがえ‐だ・す【考え出す】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐だ・す【考え出す】かんがへ‐ [動サ五(四)]考えて、新しい案・方法などをつくり出す。「画期的な戦術を―・す」考えはじめる。「そんなことまで―・したらきりがない」

かんがえ‐ちがい【考え違い】かんがへちがひ🔗🔉

かんがえ‐ちがい【考え違い】かんがへちがひ 誤った考え方をすること。また、その考え。思い違い。「どうも―をしていたようだ」

かんがえ‐つ・く【考え付く】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐つ・く【考え付く】かんがへ‐ [動カ五(四)]考えが浮かぶ。思いつく。「うまいことを―・いた」

かんがえ‐なお・す【考え直す】かんがへなほす🔗🔉

かんがえ‐なお・す【考え直す】かんがへなほす [動サ五(四)]同じことをもう一度考えてみる。「始めから―・してみよう」今までの考え方を変える。「今からでも遅くないから、―・せ」

かんがえ‐ぶか・い【考え深い】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐ぶか・い【考え深い】かんがへ‐ [形]深く考えをめぐらすさま。思慮深い。「―・い目つき」

かんがえ‐もの【考え物】かんがへ‐🔗🔉

かんがえ‐もの【考え物】かんがへ‐ 十分に考えるべき事柄。また、考え直す必要があること。「彼に頼むのは―だ」相手が考え込むような問いをこしらえ、その答えを当てさせる遊び。判じ物。

かんが・える【考える・△勘える】かんがへる🔗🔉

かんが・える【考える・勘える】かんがへる [動ア下一]かんが・ふ[ハ下二]知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。判断する。結論を導き出す。「こうするのが正しいと―・える」「解決の方法を―・える」「よく―・えてから返事をする」予測する。予想する。想像する。「―・えたとおりに事が運ぶ」「―・えられないことが起こる」意図する。決意する。「留学しようと―・える」「結婚を―・える」関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。「周囲の状況を―・えて行動する」「くよくよ―・えてもしかたがない」工夫する。工夫してつくり出す。「新しいデザインを―・える」問いただして事実を明らかにする。取り調べて罰する。「―・へられつる事ども、ありつる有様、願をおこしてその力にてゆるされつる事など」〈宇治拾遺・八〉占う。占いの結果を判断・解釈する。「いまだかやうの事なし。いかがあるべきと―・へ申せ」〈平家・一一〉 [用法]かんがえる・おもう――ともに精神的な活動を表す語であるが、「考える」は知的に分析することであり、「思う」は情的、感覚的な心の働きや瞬間的な判断などを示すのに用いる。「クイズの答えを考える」とはいうが「思う」とはいわない。◇大音響を耳にしてすぐ口にするのは「雷が落ちたかと思った」であり、「考えた」ではない。◇「彼女のことを思う」は、思慕したり、心配したりすることを表すが、「彼女のことを考える」と言えば、より分析的理性的にその状況について思いめぐらすことを表す。「将来は医師になろうと考えている」といえば具体的な手だてまで含めて計画していることであり、「思う」では漠然と希望しているだけという感じがする。

考える葦(あし)🔗🔉

考える葦(あし) パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言い表したもの。

かんがえるひと【考える人】かんがへるひと🔗🔉

かんがえるひと【考える人】かんがへるひと(フランス)Le Penseur》ロダンの代表的ブロンズ彫刻。沈思する男性座像。群像彫刻「地獄の門」に用いるために造られた。

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