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りんざい【臨済】🔗⭐🔉
りんざい【臨済】
[?〜八六七]中国、唐代の禅僧。名は義玄(ぎげん)。臨済宗の開祖。曹州南華(山東省)の人。黄檗希運(おうばくきうん)に師事し、三年の坐禅によって得道。みずから臨済と名のる。言行を弟子が集録して「臨済録」を編纂した。勅諡(ちよくし)号、慧照禅師。
臨済の喝(かつ)徳山(とくざん)の棒🔗⭐🔉
臨済の喝(かつ)徳山(とくざん)の棒
《「伝灯録」から》臨済禅師はよく大喝を与え、徳山和尚はよく痛棒を加えたことから、禅宗の修行のきびしさのたとえ。
りんざい‐ぎげん【臨済義玄】🔗⭐🔉
りんざい‐ぎげん【臨済義玄】
臨済
臨済
りんざい‐じ【臨済寺】🔗⭐🔉
りんざい‐じ【臨済寺】
静岡市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大竜山。今川義元建立の善得院を天文五年(一五三六)改称、太原崇孚が大休宗休を招いて開山とした。徳川家康が幼時人質として居住し、のち、家康が再興。庭園は太原作と伝えられる。
りんざい‐しゅう【臨済宗】🔗⭐🔉
りんざい‐しゅう【臨済宗】
禅宗の一派。唐の臨済義玄を開祖とし、のち黄竜派と楊岐派が立ち隆盛に導いた。日本には栄西が黄竜派の法を受けて建久二年(一一九一)に帰国、初めて伝えた。参禅問答による自己究明を宗風とする。現在は、天竜寺派・相国寺(しようこくじ)派・建仁寺派・南禅寺派・妙心寺派・建長寺派・東福寺派・大徳寺派・円覚寺派・永源寺派・方広寺派・国泰寺派・仏通寺派・向岳寺派の一四寺派、および相国寺派から分かれた興聖寺派がある。
りんざい‐ぜん【臨済禅】🔗⭐🔉
りんざい‐ぜん【臨済禅】
臨済宗で行う禅。臨済の宗風を伝えた禅。
りんざいろく【臨済録】🔗⭐🔉
りんざいろく【臨済録】
中国、唐代の法語集。一巻。臨済義玄の法語を慧然が編集。一一二〇年、宗覚重刊。臨済宗で最も重要な語録。鎮州臨済慧照禅師語録。
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