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あれ【荒れ】🔗🔉

あれ【荒れ】 あれること。荒廃。「壁の―が目だつ」風雨が激しく、天候が穏やかでないこと。また、物事が激しく変動すること。「―模様」皮膚があらくなること。「手の―」

あれ‐うま【荒れ馬・△暴れ馬】🔗🔉

あれ‐うま【荒れ馬・暴れ馬】 あばれ馬。悍馬(かんば)

あれ‐くる・う【荒れ狂う】‐くるふ🔗🔉

あれ‐くる・う【荒れ狂う】‐くるふ [動ワ五(ハ四)]狂ったようにひどく暴れる。「―・った裸馬にうちまたがる」風や波などが、ひどく荒れさわぐ。「台風が各地で―・う」

あれ‐しょう【荒れ性】‐シヤウ🔗🔉

あれ‐しょう【荒れ性】‐シヤウ 脂肪の分泌が少なくて皮膚がかさかさになる性質。脂性(あぶらしよう)

あれ‐た【荒れ田】🔗🔉

あれ‐た【荒れ田】 耕作しないで放置してある田。あらた。「ささめ刈る―の沢に立つ民も身のためにこそ袖は濡るらめ」〈千載・恋五〉

あれ‐だ・つ【荒れ立つ】🔗🔉

あれ‐だ・つ【荒れ立つ】 [動タ五(四)]《「あれたつ」とも》荒々しくなる。荒くなる。「波が―・つ」

あれ‐ち【荒れ地】🔗🔉

あれ‐ち【荒れ地】 以前は田畑・宅地であったところで、今は荒れたままになっている土地。未開拓の土地。また、耕作に適さない土地。

あれ‐どめ【荒れ止め】🔗🔉

あれ‐どめ【荒れ止め】 皮膚の荒れるのを防ぐこと。また、そのために塗る化粧品・薬品類。

あれねずみ【荒れ鼠】🔗🔉

あれねずみ【荒れ鼠】 地歌。作物(さくもの)。作者未詳。宝暦年間(一七五一〜一七六四)に成立。鼠の大将が家来に指図していると、猫が登場して大騒ぎになるという筋。

あれ‐の【荒れ野】🔗🔉

あれ‐の【荒れ野】 荒れ果てた野。こうや。あらの。

あれ‐ば【荒れ場】🔗🔉

あれ‐ば【荒れ場】 荒れ果てている土地。年貢を取り立てられない荒れ地。歌舞伎で、主人公が大立ち回りを演じる場面。修羅場(しゆらば)

あれ‐はだ【荒れ肌・荒れ△膚】🔗🔉

あれ‐はだ【荒れ肌・荒れ膚】 脂肪分が少ないためにかさかさしている皮膚。

あれ‐は・てる【荒れ果てる】🔗🔉

あれ‐は・てる【荒れ果てる】 [動タ下一]あれは・つ[タ下二]すっかり荒れてしまう。荒廃する。「―・てた故郷の家」「―・てた生活」

あれ‐ほうだい【荒れ放題】‐ハウダイ🔗🔉

あれ‐ほうだい【荒れ放題】‐ハウダイ [名・形動]荒れるままにしてあること。また、そのさま。「―な(の)庭」「―な(の)家庭」

あれ‐もよう【荒れ模様】‐モヤウ🔗🔉

あれ‐もよう【荒れ模様】‐モヤウ 天候の状態が悪くなりそうな気配。「山は―だ」「―の空」人の機嫌や会場の雰囲気などが悪そうな、また、悪くなってきそうなようす。「課長は朝から―だ」

あれ‐や【荒れ屋】🔗🔉

あれ‐や【荒れ屋】 すっかりいたんだ家。あばらや。「無人の―」

あ・れる【荒れる】🔗🔉

あ・れる【荒れる】 [動ラ下一]あ・る[ラ下二]風・波・天候などが穏やかでなくなる。「海が―・れる」態度・行動などが穏やかでなくなる。乱暴になる。「酒を飲んで―・れる」建物・土地などが手入れされずに荒廃する。「庭が―・れる」生活や心などがすさんで潤いがなくなる。「生活が―・れる」脂気が少なくなって皮膚がかさかさになる。「手が―・れる」物事の進行状態がふつうではなくなる。もめる。また、勝負などが予想外の結果になる。「会議が―・れる」「―・れた試合」相場が激しく変動する。座が白ける。興味がそがれる。「御遊もはや―・れにけり」〈平家・五〉

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