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あれ【荒れ】🔗🔉

あれ荒れ】 ①荒れること。また、あばれること。 ㋐はげしい風雨・波浪。 ㋑皮膚のきめのあらくなること。はだあれ。 ②歌舞伎で、神仏や武人が荒れ狂った演技をすること。→荒事あらごと→荒場あれば

あれ‐うま【荒れ馬・暴馬】🔗🔉

あれ‐うま荒れ馬・暴馬】 あれくるう馬。あばれ馬。悍馬。

あれ‐くる・う【荒れ狂う】‥クルフ🔗🔉

あれ‐くる・う荒れ狂う‥クルフ 〔自五〕 ①あらあらしく暴れまわる。 ②風や波などが激しく荒れる。

あれ‐しょう【荒れ性】‥シヤウ🔗🔉

あれ‐しょう荒れ性‥シヤウ 皮膚脂肪の欠乏から、皮膚がかさかさに荒れる性質。

あれ‐た【荒れ田】🔗🔉

あれ‐た荒れ田】 荒れている田。耕作しないである田。

あれ‐だ・つ【荒れ立つ】🔗🔉

あれ‐だ・つ荒れ立つ】 〔自五〕 あらあらしくなる。

あれ‐ち【荒れ地】🔗🔉

あれ‐ち荒れ地】 ①耕作していない、または耕作に適しない土地。 ②天災にあい、耕作不能になった田畑。 ⇒あれち‐のぎく【荒地野菊】 ⇒あれち‐ひき【荒地引】

あれ‐どめ【荒れ止め】🔗🔉

あれ‐どめ荒れ止め】 皮膚のあれを止めること。また、そのためのクリームなどの化粧料。

あれ‐の【荒れ野】🔗🔉

あれ‐の荒れ野】 荒れた野。あらの。

あれ‐ば【荒れ場】🔗🔉

あれ‐ば荒れ場】 ①荒れている土地。 ②歌舞伎で、鬼神や武人が荒れ狂う荒あれの場面。 ⇒あれば‐ひき【荒場引】

あれ‐はだ【荒れ肌】🔗🔉

あれ‐はだ荒れ肌】 脂肪分が少なくて、かさかさに荒れている肌。

あれ‐は・てる【荒れ果てる】🔗🔉

あれ‐は・てる荒れ果てる】 〔自下一〕[文]あれは・つ(下二) 全く荒れる。すっかり荒れる。「―・てた土地」

あれ‐まくら【荒れ枕】🔗🔉

あれ‐まくら荒れ枕】 荒れた宿にとまること。夫木和歌抄32「菅原や伏見の里の―」

あれ‐もよう【荒れ模様】‥ヤウ🔗🔉

あれ‐もよう荒れ模様‥ヤウ ①天気が荒れそうな様子。転じて、悪天候。 ②人の機嫌や場の雰囲気が悪く、一波瀾ありそうな様子。「―の会議」

あ・れる【荒れる】🔗🔉

あ・れる荒れる】 〔自下一〕[文]あ・る(下二) (アラ(荒)の動詞形) ①波風などが激しくなる。天候が穏やかでなくなる。万葉集7「風吹けば海こそ―・るれ」。「山が―・れる」 ②乱暴なふるまいをする。あばれる。宇津保物語藤原君「―・るる兵いくさけだものも、この主にはしづまりぬ」。「飲んで―・れる」 ③荒廃する。さびれる。万葉集1「―・れたる京みやこ見れば悲しも」。「―・れた土地」 ④気持や生活などがすさむ。土佐日記「家に預けたりつる人の心も―・れたるなりけり」。「子供がこの頃―・れて困る」「芸が―・れる」 ⑤催し・会議などが無秩序な状態になる。平家物語5「御遊もはや―・れにけり」。「―・れる大阪場所」 ⑥肌のあぶらけがぬけてかさかさになる。「冬は手が―・れる」

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